TVアニメ『僕のヒーローアカデミア』シリーズの最終章となる『僕のヒーローアカデミア FINAL SEASON』は2025年11月22日、ラストバトル回となる第8話(No.167)「緑谷出久:ライジング」が放送された。この回には、2021年公開の劇場版『僕のヒーローアカデミア THE MOVIE ワールド ヒーローズ ミッション』から俳優の吉沢亮演じるロディ・ソウルも登場。
このたび、そのアフレコ直後に敢行された吉沢のインタビューが到着した。

『ヒロアカ』こと『僕のヒーローアカデミア』は、「週刊少年ジャンプ」で10年にわたって連載され、2024年8月に完結を迎えた、堀越耕平によるヒーローアクションマンガだ。“個性”と呼ばれる超常能力を持つ人々の存在が当たり前の世界を舞台に、主人公のデクこと緑谷出久が社会を守り、“個性”を悪用する犯罪者“敵<ヴィラン>”に立ち向かう“ヒーロー”になるべく、ヒーロー育成の名門・雄英高校で仲間たちと共に成長する物語が展開する。コミックスはシリーズ世界累計発行部数が1億部を突破する。

2016年4月の第1期から数え約9年、通算8期目となる『僕のヒーローアカデミア FINAL SEASON』は10月より放送中。TVアニメシリーズの最終章として、原作コミックス40巻から始まる物語を描いてきた。そのラストバトル回となった第8話(No.167)「緑谷出久:ライジング」では、デクが雄英高校1年A組のクラスメイト、ヒーローたち、世界中の人々に背中を押され、魔王オール・フォー・ワンを打ち破った。

最後の力を振り絞り戦ったデク、そして彼を支えるクラスメイトをはじめとするヒーローたちの頑張る姿は、劇中の人々さながらに実際にリアルタイムでその戦いをテレビで見守ったファン・視聴者に興奮・感動の嵐を巻き起こした。
SNSには「鳥肌がたった」「涙なしには観られない」「涙腺崩壊」「ヒロアカ最高!」など熱いコメントがあふれ、X(旧Twitter)のトレンドワードランキングでは放送開始直後から「#頑張れ緑谷出久」が1位を独占した。さらに、「ヒロアカ」「最高のヒーロー」「You Say Run」「デクくん」「あと3話」などヒロアカ関連ワードが軒並みランクインするなど大反響を呼んだ。

そんな大反響回「緑谷出久:ライジング」では、オール・フォー・ワンと戦うデクを世界中の人々が応援する中で映し出された、「頑張れ」の声を投げかける一人の少年も注目を集めた。それは、2021年公開の劇場版『僕のヒーローアカデミア THE MOVIE ワールド ヒーローズ ミッション』に登場したオリジナルキャラクター、ロディ・ソウルだ。


俳優の吉沢亮が演じたロディは、劇場版本編で描かれたデクとの絆で一気に人気キャラクターとなった。そんな彼が、このほどTVアニメシリーズにも登場を果たしたことについて、演じた吉沢がアフレコ直後にインタビューに応じた。ロディとしての4年ぶりの『ヒロアカ』出演の感慨にはじまり、アフレコの感想や『ヒロアカ』の魅力などが語られているので、ぜひ目を通してみよう。

また、残すところ3話となり、11月29日の放送回からエピローグへと突入していく本作をさらに盛り上げるべく、「ラスト3エピソード特別企画」が実施されることも明らかになった。12月13日、最終話(No.170)の放送当日には、「『僕のヒーローアカデミアFINAL SEASON』ULTRA SCREENNG ―最終回放送当日リアルタイム全11話一挙上映」が全国12の映画館で開催される。

これは、当日のテレビ放送に合わせた最終話のリアルタイム上映を含む全11話の上映を行ったうえで、東京・TOHOシネマズ六本木ヒルズに山下大輝(緑谷出久役)、三宅健太(オールマイト役)、岡本信彦(爆豪勝己役)、佐倉綾音(麗日お茶子役)、石川界人(飯田天哉役)、井上麻里奈(八百万百役)、畠中祐(上鳴電気役)、内山昂輝(死柄木弔役)ら8名のキャストが登壇してスペシャルトークステージを展開するもの。その模様は、ほか11の映画館にもライブビューリングされる、最終回放送当日にふさわしいウルトラなイベントになる。

さらに、『ヒロアカ』の歴代テーマソングをファンが一緒に楽しむ2大企画も行われる。まず、11月30日20時より通算3回目となるヒロアカテーマソングの「リスニングパーティー」が開かれる。これは、各音楽配信プラットフォームの「ヒロアカテーマソングのプレイリスト」を駆使したオンラインイベントだ。当日20時にプレイリストを一斉に同時再生することで、TVアニメ第1期からFINAL SEASONまでの各OP&EDテーマ、そして劇場版の各主題歌や挿入歌、計30アーティストによる全34曲をファンが同時に楽しめる。その他、このオンラインイベントの詳細は後日発表となる。

そして、12月7日20時には「ヒロアカOP&EDムービーフェス」が開催される。YouTube「TOHO animationチャンネル」にて、TVアニメ第1期からFINAL SEASONまでの歴代OP&ED映像のノンクレジット版が一挙配信される予定だ。ヒロアカOP&ED映像の歴史を一緒に楽しめる企画となる。視聴URLは後日伝えられるので、こちらも続報を楽しみに待とう。

TVアニメ『僕のヒーローアカデミア FINAL SEASON』は、毎週土曜17時30分より読売テレビ・日本テレビ系全国29局ネットで放送中。残すところラスト3話、いよいよフィナーレが近づいてきた本作と、そんな本作をより一層楽しめる「ラスト3エピソード特別企画」に注目だ。

<以下、コメント全文掲載>

ロディ・ソウル役 吉沢亮

―ロディとしてヒロアカに4年ぶりに、それもTVシリーズに登場することを知ったときのお気持ちを聞かせてください。
とにかく嬉しい気持ちが強かったです。劇場版(2021年公開『僕のヒーローアカデミア THE MOVIE ワールド ヒーローズ ミッション』)が公開されてから、ロディ・ソウルというキャラクターの人気がすごく高いというお話を聞かせてもらっていたましたし、劇場版だけではなくTVアニメにも出演することができて、ヒロアカファンとしてこんなに嬉しいことはないなと思っていました。

―今回のアフレコはいかがでしたか?
ロディを演じるのは4年ぶりだったので、映画を見て復習しつつアフレコに臨みました。原作の表情として、“熱量”という感じではないかな…というのが自分の中にありました。モニターを見ているロディは、「デクがやばい!がんばれ!」という感じではなく、「デクならやれる」という大きな信頼を彼に寄せている表情だなと感じていました。
心配はしているけど、大きな信頼を寄せて「デクなら大丈夫」と信じているんだろうなと。
そのうえで、現場では、感情のバリエーションとしていろいろなパターンで収録させていただき、改めて難しさも感じました。三間音響監督からは、感情に寄せて、内面の表現としてどう演じていくかということを演出していただきました。難しさはありつつも、でも分かりやすく教えていただいたので手ごたえを感じています。

―まさにクライマックスでの登場でしたが、プレッシャーなどはありましたか?
クライマックスのバトルの一番盛り上がっている場面なので、責任重大でした。ロディの声を演じる上で、邪魔にならなければよいなと思いました。ヒロアカの世界に、どれだけ僕自身の声がなじめるかが大事だと思い、精一杯演じさせていただきました。

―吉沢さんにとって、ヒロアカの一番の魅力をどこに感じてらっしゃいますか?
いっぱいありすぎて、語りだしたら止まらないと思うんですけど(笑)、ユーモアの突っ込み方が秀逸すぎるなと感じています。笑いのテンション感がすごく好きで、シリアスを邪魔しないユーモアは見ていて安心感にもつながっていると思います。
あとはやっぱり、“縁”ですね。
デクやヒーローたちがヒーロー活動をする中で出会う人々に、思いがけず大きな影響を与えていて。そこの繋がりがまた後々戻ってきたりだとか。
彼ら自身も気が付かないうちに、ひたむきに生きていたからこそ、いろんな人に影響を与えていて、そんなシーンを見るとものすごく泣けるし、キャラクター同士の繋がりに感動させられます。人と人とのつながりが、この作品の一番の魅力でもあり、テーマなんじゃないかと思います。

―最後に、ヒロアカファンのみなさまへメッセージをお願いします。
まさか自分がFINAL SEASONに参加させていただけるとは思っていなかったですし、ロディの登場するお話は、漫画を読んでいても、どうやって表現するんだろう?と思うくらいとんでもないアクションシーンばかりなので、アニメで見たら感動して泣いちゃうんじゃないかと思います。(※インタビューは本編放送前)
ヒロアカは本当に僕にとっても特別な作品となっているので、ぜひ多くの方にみていただけたら嬉しいです。
―ありがとうございました!

【最終回放送当日一挙上映イベント情報】
【『僕のヒーローアカデミア FINAL SEASON』ULTRA SCREENING ―最終回放送当日リアルタイム全11話一挙上映―】
<日にち>2025年12月13日(土)
<会場>TOHOシネマズ六本木ヒルズ(キャスト登壇)、TOHOシネマズ池袋、TOHOシネマズ新宿、横浜ブルク13、TOHOシネマズ梅田、TOHOシネマズなんば、ミッドランドスクエアシネマ、TOHOシネマズ二条、TOHOシネマズすすきの、TOHOシネマズ仙台、広島バルト11、TOHOシネマズららぽーと福岡(以上キャスト登壇パートライブビューイング有り)
<登壇>山下大輝、三宅健太、岡本信彦、佐倉綾音、石川界人、井上麻里奈、畠中祐、内山昂輝
<タイムテーブル>
(1)12:20~13:50:第160~163話上映/上映後休憩(20分)
(2)14:10~15:40:第164~167話上映/上映後休憩(20分)
(3)16:00~16:45:第168・169話上映/上映後休憩(15分)
(4)17:00~17:30:キャスト登壇パート
(5)17:30~17:58:最終第170話上映
(6)18:00~19:00:キャスト登壇パート
<鑑賞料金>TOHOシネマズ六本木(舞台挨拶会場)6,000円+手数料、他劇場 5,000円+手数料
<チケット販売>
TOHOシネマズ六本木ヒルズ会場:チケットぴあプレリザーブ11月22日(土)19:00~12月2日か23:59受付
他11会場:12月6日(土)午前0時発売
※イベントの内容・登壇者は予告なく変更になる場合があります。
※TOHOシネマズ六本木には中継カメラならびにマスコミ取材が入る予定です。それらのカメラに映り込む可能性がありますので、予めご了承ください。

【『僕のヒーローアカデミア』TVアニメ情報】
僕のヒーローアカデミア FINAL SEASON
毎週土曜夕方5:30放送中!
読売テレビ・日本テレビ系全国29局ネット※一部地域を除く
【スタッフ】
原作:堀越耕平(集英社 ジャンプコミックス刊)
総監督:長崎健司 監督:中山奈緒美 シリーズ構成:黒田洋介(スタジオオルフェ)
キャラクターデザイン:馬越嘉彦・小田嶋瞳 美術監督:池田繁美・丸山由紀子(アトリエムサ)
色彩設計:菊地和子(Wish) 撮影監督:澤 貴史 3DCG監督:安東容太 編集:坂本久美子
音響監督:三間雅文 音楽:林ゆうき
オープニングテーマ:「THE REVO」ポルノグラフィティ
エンディングテーマ:「I」BUMP OF CHICKEN
プロダクション・スーパーバイズ:ボンズ アニメーション制作:ボンズフィルム
【声の出演】
緑谷出久:山下大輝
オールマイト:三宅健太 爆豪勝己:岡本信彦
死柄木弔:内山昂輝 オール・フォー・ワン:大塚明夫神谷浩史
and more Heroes & Villains...
(C)堀越耕平/集英社・僕のヒーローアカデミア製作委員会
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