『第76回NHK紅白歌合戦』は、1925年に日本で初めての放送がラジオから始まってから100年を数える、放送100年を締めくくる節目の紅白となる。「これからの100年も素敵な音楽が私たちをつないでくれますように」との願いを込めた、「つなぐ、つながる、大みそか。」をテーマに掲げて放送される。
そんな本番組における紅組・白組の勝敗は、テレビ視聴者の「視聴者審査員」とNHKホールで観覧する「会場審査員」、および番組に出演する7人の「ゲスト審査員」による投票で決定する。「視聴者審査員」、「会場審査員」、「ゲスト審査員」それぞれで投票数が多かったほうに1ポイントが入る形式で、2つ以上のポイントを獲得した組が「優勝」となる。その輝かしい「ゲスト審査員」の一人として野沢が出演することが明らかになった。
野沢は1936年生まれ、東京都出身。3歳のときに子役として映画デビューを果たし、国産アニメの最初期から声優として活躍してきた。『ゲゲゲの鬼太郎』、『いなかっぺ大将』、『ど根性ガエル』、『銀河鉄道 999』をはじめ数多くの作品に出演し、放送100年の歴史を支えてきたことで知られる。
また、2025年で40周年を迎えた『ドラゴンボール』シリーズでは、孫悟空・孫悟飯・孫悟天役を演じてきた。さらに現在大ヒット上映中の『ズートピア2』にも出演するなど、まさに国民的声優と言っても過言ではない。明るく誰にでも平等に接する太陽なような笑顔で大きな存在感を放つ野沢が、このたび、日本の大みそかの夜を彩る。
SNSでは、野沢のこれまでの活躍がつなげた出演に、「『第76回NHK紅白歌合戦』野沢雅子さん が、ゲスト審査員に!おめでとうございます」「見るよね!」「これは嬉しい! 大晦日が楽しみです!!」と祝福する声や歓喜する声が上がる。
その一方で、「かめはめ波で今年を締めてください」「今年も紅白は観ない!って思ってるけど、審査員席の野沢雅子さんを拝見したい気持ちになるじゃねーか」「今年の紅白はワクワクすっぞ」「ドラゴンボールネタはあるかな…」と、野沢がどのようなコメントや爪痕を残すか、期待するようなメッセージが寄せられていた。
野沢が出演する年末恒例の音楽番組『第76回NHK紅白歌合戦』は、2025年12月31日19時20分よりNHK総合ほかにて放送される。
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