本作の中心人物である「奇面組」メンバーを演じるのは、関智一(一堂 零役)、武内駿輔(冷越 豪役)、松岡禎丞(出瀬 潔役)、小林千晃(大間 仁役)、戸谷菊之介(物星 大役)の5人。5人はインタビューのなかで、「令和だからこそ『ハイスクール!奇面組』がアニメ化される意義があると感じた」「2026年版ならではの面白さがある」と言葉にする。今回は、それぞれが本作にかける想いをインタビューでお聞きしたほか、5人の学生時代のハチャメチャなエピソードについても語ってもらった。
[取材・文=M.TOKU 撮影=Ayumi Fujita]
■ハチャメチャな『ハイスクール!奇面組』は“令和”でどうなる?
――『ハイスクール!奇面組』が2026年にアニメ化することが発表されてから、SNSでは驚きと喜びの声が挙がっていました。皆さんはアニメ化について知ったとき、どのように感じましたか?
関:まずはビックリしましたね。この時代に『ハイスクール!奇面組』がハマるのかなというところも少し思いつつ、個人的に好きな作品だったので「もう一回見れるんだ」といううれしさがありました。オーディションでは、事務所から好きな役を受けていいと言われたんです。最初は競争率低そうなキャラクターを狙おうかなとも思ったのですが、『奇面組』といえば、零くんでしょと思って。そしたら、マネージャーから「いやいや、関さんの年代で一堂 零はもう受けないですよ」と言われました(笑)。
――なんと!
関:そりゃ僕だって無理なのはわかっているけど、それでも記念受験的に受けてみたかったんです。だから、受かったときは「ほら、まだいけるじゃん、ほれ見たことか!」と余計に思いましたね(笑)。
武内:出演が発表されたときに、色々な世代の方から「『奇面組』やるんですね!」という連絡をいただいたんです。原作リアルタイム世代の先輩からは「見ていたんだよ」という熱い声もいただきましたし、別の現場では若い女性ディレクターさんが『奇面組』のTシャツを着て挨拶をしてくれて。その方の話を聞くと、舞台とかメディアミックス展開で作品に触れていらっしゃるということだったんです。そういうコミュニケーションのなかで、あらためて本作がたくさんの方に愛されていると知り、色々な世代に楽しんでいただけるようなコンテンツにしたいなという気持ちがより一層強くなりました。
松岡:僕はオーディションで零と潔と仁を受けたんです。そのなかで、いちばん手ごたえがなかったのが、潔だったんですよ。
関:意外と、そういう役のほうが受かること多いよね。
松岡:「やり切った!」と思ったときほど受からないですよね。でも、合格の連絡を受けて、作品に参加できると聞いたときは、すごくプレッシャーもかかりました。2026年版の『奇面組』ではありますが、もちろん以前の『奇面組』のアニメをなかったことには絶対にできないですし、原作・アニメファンの方々もきっと見てくれるはずなんです。そういう期待値があるなかで、100人中100人が満足できるというのはなかなか無理な話だとは思いますが、それでも100人に近づけていくことはできるはず。そういう気持ちで、いいプレッシャーがかかるなか演じていこうと思いました。
小林:第1話の収録で、プロデューサーさんが現代社会のネガティブな部分、言いたくても言えない世の中の雰囲気を笑いで吹き飛ばしていこう、といったニュアンスのお話をされたのが印象に残っています。その言葉を受けて、本作は人気だから2026年版を放送するというだけでなく、令和の今だからこそやる意味があるんだと感じました。その託された想いを受けて、アフレコにも臨んでいます。
――なるほど。
戸谷:オーディションのときに初めてアニメと原作を見たのですが、ギャグや言葉の選び方がぶっ飛んでいて驚きました。正直、「令和を生きている人たちに、これは果たして受け入れられるのかな」とも思ったんです。ただ、プロデューサーさんの「ネガティブなことをポジティブな力に変えていく」というニュアンスの言葉を聞いたときに、むしろ今やったほうがいい作品だなと感じたんです。あの言葉で不安に思っていたことが、逆にプラスに感じられるようにもなって、すごく安心しました。本作は、ぶっ飛んでいるのが逆にいい作品です!
武内:今って、正解の形を求められることが多いような気がするんです。でも、そうではなくて、人それぞれでいいんだよ、むしろ違うことがほかの人にはない武器だよということが、本作から伝わってきて。『奇面組』の5人はそれぞれで好きなことをやっているけれど、謎の結束力を発揮するときもあるんです。そういう姿を見ていると、「皆でいなきゃいけないということもないんだな」とも思わせてくれて。
■アフレコは大暴れ!?ユニークな雰囲気に注目
――アフレコの様子についてもお聞かせください。関さんは零役として、皆を引っ張っていこう!みたいな気持ちはありましたか?
関:いやいや、そんな気持ちはまったくなくて。むしろ僕は人見知りなのですが、小林くんや武内くんはオープンマインドで接してくれるし、戸谷くんは物腰柔らかいですし、松岡くんも身を切って家の切ないエピソードなどの話題を振ってくれて。逆に僕が皆さんに居心地よくさせてもらったなと感じました。差し入れも豪華で話題に事欠かない、アットホームな現場で、自然と楽しくアフレコにも入っていけました。
戸谷:最初のアフレコで「チャレンジングなことをやってもいいですよ」と言われたんです。それもあってか、皆さんがかなり暴れていらっしゃって(笑)。
小林:暴れている(笑)。
戸谷:アドリブ芝居などが面白過ぎて、ずっと笑っていましたし、これは僕も戦う気持ちでアフレコに臨まなきゃと、あらためて気合が入りました。
関:とくに松岡くんがね、「これはもう使われないだろう」というようなアドリブも果敢に入れていて(笑)。
武内:セリフにモザイクかけなきゃいけないくらいのアドリブをされていたんです(笑)。
関:オンエアでどうなっているのか、我々も楽しみです。
――そういうチャレンジは、本作だからこそやった?
松岡:いや、僕はどの現場でもそんな感じです(笑)。ただ、これはたぶん人間の心理みたいなところにも関わってくるお話なのですが、笑かそうと思ってやると、かえってしらけるんですよね。だから僕は、「いける!」と思った瞬間しかやらないです。逆に、例えば「ここでなんかアドリブやって」と言われると、悩んじゃうんですよ。
小林:「ここ、アドリブで埋めてください」と言われると難しいですよね。
松岡:そう。だから、「この流れだったらいける」って思うところにしかアドリブを入れないようにしています。
武内:僕はそういう松岡さんや関さんの出方を見て、色々なチャレンジをしていました。一度やってみて、「これは飛び出ていたな」とか「これは物語の趣旨に合わないノイズだったな」というところを省いていったので、話数を重ねるごとにどんどん洗練されていったような気がします。実際、収録を重ねるなかで、自然体なユニークさやファニーな雰囲気がアフレコ全体でまとまっていったなと、僕はすごく感じていました。
小林:現場自体の雰囲気でいうと、本当に学校みたいでした。
関:速水奨さんは以前の『奇面組』にも出演されていたんです。あと第一話では緒方賢一さんが当時と同じ校長先生役で出演されるんですよ。すごいですよね。以前のアニメを見ていた方々は、そういったところも楽しんでいただけるのかなと思っています。
■「奇面組」に劣らない!ハチャメチャエピソードを持つ者は…
――ハチャメチャな展開が多い本作。皆さんの学生時代のハチャメチャなエピソードがあれば、ぜひ教えてください。
関:言えないことも多いなぁ(笑)。言えることだと何だろう。あっ、大したハチャメチャじゃないけど、ハンバーグ屋でハンバーグとライス、あとカレーライスも追加で頼んで、終わってからラーメン屋でラーメンとチャーハンと餃子を食べたことならあります。
小林:大食いのハチャメチャなエピソード!
関:そう(笑)。でもデビューしたあとに、ラーメン5杯・チャーハン5杯を食べたこともあるよ。
戸谷:すごい、進化している……。
小林:今は何杯食べられますか?
関:今はもうダメ。半チャーハン・半ラーメンが精一杯。
小林:普通、何ならちょっと小食くらいの量なんですね(笑)。
戸谷:中学生のとき、プロレス技が学校で流行っていたんです。それで、僕が技をかけたいとなったときには、体が大きな友達が受け止め役をやってくれていたんですよ。もちろん、合意のうえで。それを毎日のようにやっていたら先生に「戸谷、お前いじめているんじゃないか」と勘違いをされました。
武内:「いや、合意のうえなんです!」って言うと余計に怪しくなるやつだ。友達が「本当にそうです!」って言ってくれても、「そんなことないだろ」って言われかねないやつ。
戸谷:そうなんです……。ちゃんと合意のうえでやっていましたからね(笑)!
小林:僕、めちゃくちゃ飽き性なんですよ。中学1年生のときにバスケ部に入ったのですが辞めて、中学2年生のときに次はボクシング部に入って辞めて、そのあと陸上部に入部して。で、陸上部での活動が認められて、推薦をいただけたんです。それで高校に入学したのですが、高校1年生のときに飽き性が発動してしまって……。陸上部からフェードアウトしてしまいました。そのあとからはずっと芝居をやっています(笑)。
武内:周りは「えっ、あいつなんか芝居やってない? えええ!?」って思ったでしょうね(笑)。
小林:なっていたかもしれないですね(笑)。
関:でも、それがあったから今役者をやっているわけでしょ。よかったよね。
武内:僕は中学3年生のときに養成所に入ったんです。その養成所の入学式で全身スーツにサングラス、髪型はオールバックで参加しました。「かましたろう!」と思って(笑)。
小林:今と変わんないじゃん。
武内:確かに、そうかもしれない(笑)。当時は死ぬほどどよめいたらしいです。「めっちゃヤバい奴が入ってきた。一番若いのにヤバい奴」って言われていたらしいです(笑)。
――貴重なお話ありがとうございました! 最後に、それぞれが思う本作の推しポイントを語っていただければと思います。
戸谷:推しポイントはギャグですね。もともとの原作の面白さに、監督やスタッフの皆さんのギャグセンス、キャストの表現力が加わって、新しい面白さが生まれています。きっと皆さんにも受け入れてもらえると思うので、ぜひ見てほしいです。
小林:1985年に放送されていたアニメを見ていた方々も楽しめるし、今の子どもたちも楽しめる。本当に老若男女問わず、親子三世代が見られる内容になっています。この令和の時代だからこそ刺さるような描写もありますので、ギャグアニメの域・枠を超えた作品になると思っています。
松岡:真面目に考えて見ていただいてもいいですし、何も考えずに見ていただいてもいい作品です。原作に触れたことがない方でも「なんかよくわからないけれど、面白い」ときっと感じていただけるはず。もう本当に楽しい世界が待っているので、85年のアニメや原作を知っている方も、それでない方も、ぜひとも先入観を持たずに第1話を見ていただければと思います。
武内:皆と違う推しポイントで言うと、「奇面組」の二頭身がすごくかわいいんです。二頭身キーホルダーとか出ないかなと勝手に妄想しています(笑)。カラーリングも、今回のアニメならではのポップさやファンシーさがあると思うので、ぜひ身の回りに「奇面組」の5人を置いて欲しいですね。アニメを見たら愛らしいと思えるシーンがたくさんある5人なので、そのあたりもぜひ楽しみにしていてください。
関:当時見ていた僕からしたら、この時代にもう一度『奇面組』が見られるというのがうれしいです。果たしてどういう仕上がりになっているのか。オンエアを待っている皆さんと同じ気持ちで、1月9日の放送日を楽しみにしています!
<作品概要>
■TVアニメ『ハイスクール!奇面組』
【放送・配信情報】
≪放送情報≫※放送時間は変更になる場合がございます。
全国フジテレビ系"ノイタミナ"にて2026年1月9日より毎週金曜23時30分から放送開始!
●全国フジテレビ系 26年1月9日より毎週金曜23:30~
●AT-X 26年1月11日より毎週日曜21:30~
(リピート放送 毎週水曜29:00~/毎週日曜6:30~)
≪配信情報≫※配信開始時間は予告なく変更になる場合がございます。
2026年1月10日より各種配信サービスにて毎週土曜12:00~順次配信開始
【見放題配信】
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dアニメストアAmazon支店/DMM TV/FOD/Hulu/J:COM STREAM/Milplus/TELASA
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【最新話期間限定 無料配信】
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【レンタル配信】
Amazon Prime Video/J:COM STREAM/milplus/TELASA/ニコニコ動画/バンダイチャンネル
Google TV/YouTube/HAPPY!動画/ビデオマーケット/music.jp/FOD/ムービーフルPlus
【キャスト】
一堂(いちどう) 零(れい) :関 智一
冷越(れいえつ) 豪(ごう) :武内駿輔
出瀬(しゅっせ) 潔(きよし) :松岡禎丞
大間(だいま) 仁(じん) :小林千晃
物星(ものほし) 大(だい) :戸谷菊之介
河川(かわ) 唯(ゆい) :白石晴香
宇留千絵(うるちえ) :長谷川育美
似蛭田(にひるだ) 妖(よう) :岡本信彦
雲童(うんどう) 塊(かい) :小林裕介
天野邪子(あまのじゃこ) :M・A・O
切出(きれいで) 翔(しょう) :佐久間大介
春曲(はるまげ) 鈍(どん) :鳥海浩輔
伊狩増代(いかりますよ) :日笠陽子
若人(わかと) 蘭(らん) :堀江由衣
石砂拓真(せっさたくま) :小西克幸
色音(いろおと) 好(こう) :速水 奨
事代作吾(じだいさくご) :杉田智和
真実一郎(しんじついちろう) :今井文也
二階胴面一(にかいどうめんいち) :榎木淳弥
織田魔利(おだまり) :愛美
物月珠美(ものづきしゅみ) :石川由依
一堂啄石(いちどうたくせき) :上田燿司
一堂(いちどう) 霧(きり) :中村カンナ
一堂(いちどう)ラッシー:岡田雄樹
【スタッフ】
原作:新沢基栄『ハイスクール!奇面組』(集英社文庫<コミック版>刊)
監督:関 和亮
アニメーションディレクター:西川鷹司
シリーズ構成:村越 繁
キャラクターデザイン:阿部由佳
色彩設計:キム・ミンソク
美術監督:AUSAN
撮影監督:堀川和人
編集:大野悟・堀川和人
音響監督:神保直史
音楽:岩崎 琢
劇中歌プロデュース:Night Tempo
アニメーションプロデューサー:石原直樹
企画・プロデュース:スロウカーブ
アニメーション制作:アニメーションスタジオ・セブン
(C)新沢基栄/集英社・奇面組
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