そのため先週放送の第1話では「3年奇面組」をギュギュッと詰めた放送に。たった1話で卒業式まで描き、視聴者をカオスの渦に巻き込んでいました。唐突に降って来た「卒業式彗星」によって新学期の4月からいきなり3月の卒業式までワープしたその構成に、視聴者も「1話からむちゃくちゃすぎる(笑)」「すべての常識がどうでもよくなった!」と困惑する一方、令和らしからぬ破天荒な作風を全身で浴びて楽しんでいるようでした。
そのような構成だったため、1月16日(金)に放送された第2話は『ハイスクール!奇面組』の実質的な第1話に。前半エピソード「新学期・必殺自己紹介」では新たに加わったレギュラーメンバーの紹介を、後半エピソード「ルールなき戦い 級友共闘編」ではボウリングを通じて交流したり、第1話で登場した中学生時代からのキャラクター「似蛭田妖(にひるだ よう)」とボウリング対決をしたりするなど大騒ぎの30分を視聴者にお届けしていました。
そこで本稿ではネタ要素満載だった本編を振り返りつつ、SNSに投稿された感想の中から“昭和らしい懐かしエピソード”を紹介したいと思います。
※以下の本文にて、本テーマの特性上、作品未視聴の方にとっては“ネタバレ”に触れる記述を含みます。読み進める際はご注意下さい。
◆あの時代はテレビを“録音”してた!
「ハイスクール!奇面組」は「3年奇面組」から数えると、1980年から1987年まで約7年間「週刊少年ジャンプ」で連載されたマンガ作品です。当時は固定電話だけでスマートフォンはもちろん、個人所有の携帯電話など未来世界そのものの存在でした。
第2話前半エピソード「新学期・必殺自己紹介」では新学期に遅刻しないよう、一堂零が目覚まし時計で起こされる場面からスタートするのですが、さっそく冒頭から時代を感じさせる「アレンジ」が入ります。旧アニメ版ではヘッドホンをするかのように両耳に目覚まし時計を押し当てていた一堂零でしたが、なんと令和アニメ版の『ハイスクール!奇面組』ではスマートフォンを耳に固定する描写に!
この描写に視聴者も「零さんがスマホを持ってることに隔世の感がある……」「スマホのアラームで起きるなんて、昭和では考えられない要素」と現代風の解釈に目を丸くしている様子。
そんな第2話の注目ポイントといえば、やはり新たにクラスメイトになった名物生徒や名物教師です。
中学時代の担任「伊狩増代(いかりますよ)」は、高校進学を機に奇面組のクラスから別のクラスへ。その代わり伊狩先生の大学時代の後輩という女性教師「若人蘭(わかとらん)」が新たな担任として登場します。若人先生は清楚なお嬢様で誰にでも優しいのですが、お人好しすぎて周囲を振り回すこともあります。
そのほかクラスメイトとして、ほぼツッコミ役の「真実一郎(しんじついちろう)」、クールな剣道男児「二階胴面一(にかいどうめんいち)」、プライドの高いお嬢さま「織田魔利(おだまり)」、好奇心旺盛な「物月珠美(ものづきしゅみ)」。一堂零の父親「一堂啄石(いちどうたくせき)」、零の妹「一堂霧(いちどうきり)」、故人として零の母「一堂直利(いちどうなおり)」なども登場しました。
「奇面組」といえばそのネーミングセンスも特徴的で、たとえば「二階胴面一(にかいどうめんいち)」は「2回胴、面1」という剣道がモチーフに。「物月珠美(ものづきしゅみ)」は「物好き、趣味」ですし、一堂家に関しては、「一同、起立!」「一同、礼!」「一同、直れ!」「一同、着席!」の流れを表現しています。
この点に関し「名前がみんなおもろいな」「おかしな名前ばっかり(笑)」と感心する一方で、「物月珠美さん可愛いな」「織田魔利さん、もう好き(笑)」と早くもファンが付き始めていました。
また1980年代を懐かしがる声の中には「オープニングとエンディングをカセットに録音していた」という当時の“あるある”も。なにしろ1980年代は、リビングに設置したテレビで何を見るか、家族で静かなチャンネル争奪戦が繰り広げられていたような時代です。
またビデオデッキの普及が進む中、ビデオデッキがないご家庭では、カセットテープに音声だけを録音する小さな文化もありました。読者の中にも録音の邪魔にならないよう「お母さん、ちょっと黙ってて!」と言って、せっかくの食卓を冷えたムードにしてしまった人もいたのではないでしょうか。
そのほかXにポストされた感想の中には、「奇面組ってこんなぶっ飛んだアニメだっけ?」「このスピード感に慣れたら、たぶん他のアニメが凄くスローに感じる」「ツッコミが視聴者任せになってるアニメ(笑)」と、相変わらずのテンポの良さ、型破りな展開を楽しむ声が多く見られました。
とくに銃でボウリングの玉をスナイプする場面では「一瞬、シティーハンター的なものが入ったな」「シティーハンター(笑)」と思わぬパロディに声を上げたり、「二人羽織ボウリングとか初めて見たわ」と『奇面組』ならではの奇想天外なアイデアに手を叩いて喜んでいる様子がうかがえました。
第2話も気づいたら「あっ!」という間に終わっていた『ハイスクール!奇面組』。まだまだ名物キャラクターが控えていますし、はたしてあの原作版の最終回がどう描かれるのか、それとも別の結末にたどり着くのか? 楽しみは尽きません。
第2話のネット配信は各配信サイトにて順次公開。第3話の最速放送は1月23日です。
<放送情報>
TVアニメ『ハイスクール!奇面組』
【CAST】
一堂零(いちどうれい):関 智一、冷越豪(れいえつごう):武内駿輔、出瀬潔(しゅっせきよし):松岡禎丞、大間仁(だいまじん):小林千晃、物星大(ものほしだい):戸谷菊之介、河川唯(かわゆい):白石晴香、宇留千絵(うるちえ):長谷川育美、似蛭田妖(にひるだよう):岡本信彦、雲童塊(うんどうかい):小林裕介、天野邪子(あまのじゃこ):M・A・O、切出翔(きれいでしょう):佐久間大介、春曲鈍(はるまげどん):鳥海浩輔、伊狩増代(いかりますよ):日笠陽子、若人蘭(わかとらん):堀江由衣、石砂拓真(せっさたくま):小西克幸、色音好(いろおとこう):速水 奨、事代作吾(じだいさくご):杉田智和、真実一郎(しんじついちろう):今井文也、二階胴面一(にかいどうめんいち):榎木淳弥、織田魔利(おだまり):愛美、物月珠美(ものづきしゅみ):石川由依、一堂啄石(いちどうたくせき):上田燿司、一堂霧(いちどうきり):中村カンナ、一堂(いちどう)ラッシー:岡田雄樹
【STAFF】
原作:新沢基栄『ハイスクール!奇面組』(集英社文庫<コミック版>刊) 監督:関 和亮 アニメーションディレクター:西川鷹司 シリーズ構成:村越 繁 キャラクターデザイン:阿部由佳 色彩設計:キム・ミンソク 美術監督:AUSAN 撮影監督:堀川和人 編集:大野 悟・堀川和人 音響監督:神保直史 音楽:岩崎 琢(崎は「たつさき」) 劇中歌プロデュース:Night Tempo アニメーションプロデューサー:石原直樹 企画・プロデュース:スロウカーブ アニメーション制作:アニメーションスタジオ・セブン
オープニング・テーマ:BREIMEN「ファンキースパイス feat. TOMOO」
エンディング・テーマ:離婚伝説「ステキッ!!」
劇中歌:河川 唯(CV. 白石晴香)&宇留千絵(CV. 長谷川育美)「うしろゆびさされ組」
【ONAIR】
≪本放送≫
・全国フジテレビ系 毎週金曜23:30~
・AT-X 毎週日曜21:30~
※放送時間は変更になる場合がございます。
≪見放題配信≫
2026年1月10日より毎週土曜12:00~
ABEMA/Amazon Prime Video/dアニメストア/dアニメストア ニコニコ支店/dアニメストアAmazon支店/DMM TV/FOD/Hulu/J:COM STREAM/Milplus/TELASA/TELASA(Pontaパス)/Lemino/ひかりTV専門チャンネル・ビデオプラン/ひかりTV ビデオざんまいプラン/ひかりTV for docomo/SPOOX/アニメタイムズ(Amazonチャンネル)/NETFLIX/U-NEXT/アニメ放題/バンダイチャンネル
≪最新話期間限定 無料配信≫
ABEMA/TVer/FOD/Lemino/ひかりTV専門チャンネル・ビデオプラン/ビデオざんまいプラン/ひかりTV for docomo/SPOOX/ニコニコ動画
≪レンタル配信≫
Amazon Prime Video/J:COM STREAM/milplus/TELASA/ニコニコ動画/バンダイチャンネル/Google TV/YouTube/HAPPY!動画/ビデオマーケット/music.jp/FOD/ムービーフルPlus
※配信開始時間は予告なく変更になる場合がございます。
(C)新沢基栄/集英社・奇面組
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