小説『君と花火と約束と』のアニメ映画化が決定した。公開日は2026年7月17日で、主人公は佐藤勝利(timelesz)、ヒロインは原菜乃華が演じる。


『君と花火と約束と』は「ガガガ文庫」より刊行された真戸香の小説である。日本三大花火大会のひとつで、例年数十万人が訪れる「長岡まつり大花火大会」を舞台に、一枚の謎の絵がつなぐ時を超えた儚くも切ないラブストーリーが描かれている。

主人公・夏目誠(なつめまこと)を演じるのは、アイドルグループ・timeleszのメンバーの佐藤勝利。舞台「ブロードウェイ・バウンド」やドラマ「アポロの歌」、映画『教場 Reunion』など、幅広いジャンルで活躍しており、本作がアニメ映画初主演となる。

ヒロイン・葉山煌(はやまあき)は原菜乃華が担当。『すずめの戸締まり』で岩戸鈴芽役を務めたほか、連続テレビ小説「あんぱん」やドラマ「ちはやふるーめぐりー」など、話題作への出演経験を持つ。

誠は人と関わるのが苦手で自信が持てない男子高校生、煌は才色兼備で学級委員長も務める人気者だが、謎の絵をきっかけに運命に翻弄されていく役柄だ。

佐藤は「僕はずっとアニメーションの仕事がしたいと願っていました。しばらく想い続けることとなりましたが、今回このようなお話をいただき、本当に嬉しかったです」、原は「観てくださる皆様の心にその想いがまっすぐ届くよう、これからの収録に向けて、丁寧に、そして誠実に作品と向き合っていきます」とコメントを発表した。

超ティザービジュアルでは、夜空に煌めく花火越しの誠と煌が印象的に表現された。花火を見上げ何かを訴えるように目一杯に手を伸ばす誠と、そんな誠に手を引かれながらも切ない表情を浮かべる煌の心の揺らぎが切り取られている。

超特報では、佐藤と原によるキャラクターボイスを公開。
映像内では81年の時を超えて誠と煌を繋げる一枚の花火の絵や、物語の始まりを予感させるシーンがあり、今後の展開への期待が高まる内容となった。

メインスタッフは、監督を鈴木慧、脚本を森こうへい、キャラクターデザインを渡辺裕二が担当。企画制作はシンエイ動画、アニメーション制作はSynergySP/アンサー・スタジオが行う。

<以下、コメント全文掲載>
【夏目誠役:佐藤勝利(timelesz)】
僕はずっとアニメーションの仕事がしたいと願っていました。しばらく想い続けることとなりましたが、今回このようなお話をいただき、本当に嬉しかったです。
また声優初挑戦の僕を温かく迎えてくださり、制作チームの皆様には感謝の気持ちで一杯です。その想いに応えられるように、素直に「まこつ」の声を吹き込められたらと思います。
そして、いつか長岡花火を観に行きたいです。
戦争は絶対に繰り返してはならないです。
本当の平和が続くことを僕も心から願っています。

【葉山煌役:原菜乃華】
脚本を読んで、長岡の花火に込められた祈りや、これまで背負ってきた人々の想いの深さを強く感じました。
青春のきらめきや、運命的なふたりの出会いに胸が高鳴る物語であると同時に、「二度と戦争を繰り返さない」という先人たちの強い願いを、次の世代へと繋いでいく、橋渡しのような役割を担う作品だと思います。

観てくださる皆様の心にその想いがまっすぐ届くよう、これからの収録に向けて、丁寧に、そして誠実に作品と向き合っていきます。

【原作:真戸香】
出版社も未定のまま書き始めた作品をアニメーション映画にしていただく日が来るなんて、感謝の想いでいっぱいです。長岡花火は特別な花火大会です。見ているとなぜか涙がこぼれてしまいます。祈りと願いがこめられた長岡花火について知るうちに、“今”を懸命に生きる1人の少年と2人の少女の物語が浮かびました。少年少女が日々をひたむきに生きる中で魅せるきらめきは、花火のように美しくとても尊いものです。凡庸で目立たない15歳のひとりの少年がひた走った先で、過去と今だけでなく未来まで紡がれていくさまに、映画館で何かを感じてくださったらこれ以上の喜びはありません。執筆の途中、偶然目にしたTV番組に佐藤勝利さんが出演されていました。表情や仕草に一方的に「まこつ」と重なる部分を感じていたので、まさか演じてくださるなんて夢のようです。原菜乃華さんの声に「煌」を感じてしまうのも原作者の勝手な思い込みだけではないでしょう。鈴木監督を信じ、完成を心から楽しみにしております。

【キャラクター原案:あかもく】
キャラクター原案は映画・小説の両方に影響する重要な役割です。
そのため、原作・脚本を何度も読み原作担当の真戸香さんの抱く各登場人物のイメージやパーソナリティ、そして長岡花火に対する解釈に向き合うことに一番時間をかけた覚えがあります。

私の絵をどう活かせば真戸香さんの解釈を上手くビジュアル化できるかを主眼に置きつつ、アニメ映画前提の企画ということで動かしやすさと本当に必要な要素を突き詰め、表情・髪型・体型・衣服デザイン等トータルで見て各人物らしさを感じられる造形に仕上げています。

映画は各スタジオの皆様を信じ完成を楽しみにしつつ、キャラ原案制作後にイラスト制作を行った小説版では映画とはまた異なる「まこつ」「煌」を感じる魅力的なシーンがあります。もし気が向いたらお手に取っていただけますと幸いです。

【企画プロデュース:梅澤道彦】
昨年の2025年は戦後80年の節目、忘れ去られつつある先の大戦を風化させない為に何か企画を考えようと思ったのは2017年の事でした。偶然見に行った長岡の花火、その花火には空襲で多くの人達が亡くなり、焼け野原になった長岡の復興と亡くなった人たちへの慰霊の願いが込められていると知ったのはその時です。これを映画にしたいと思い、原作の真戸香さんに本を書いてみないかと相談したところ、快く引き受けていただきました。それからコロナ禍を挟んで、長くの年月が掛かりましたが、こうして発表できる事になり、とても嬉しく感じております。主人公と同年代の方々に言いたい事も自由に言えない不自由な時代と現代の自由さを比べて頂き、誠と煌のように前向きに未来に向かって生きて行こうと考えていただけるキッカケになってもらえれば有難いです。最後に出演を快く引き受けてくださった、佐藤勝利さん、原菜乃華さん、監督、スタッフ、企画に賛同して頂いた全ての人達に感謝いたします。

『君と花火と約束と』
2026年7月17日(金)公開

佐藤勝利(timelesz) 原菜乃華
原作:真戸香「君と花火と約束と」(小学館「ガガガ文庫」刊)
監督:鈴木慧 脚本:森こうへい キャラクターデザイン:渡辺裕二 キャラクター原案:あかもく
企画プロデュース:梅澤道彦 脚本原案:細谷まどか/michi
企画制作:シンエイ動画 アニメーション制作:SynergySP/アンサー・スタジオ
配給:松竹/シンエイ動画 宣伝協力:ショウゲート 後援:新潟県/長岡市/新潟県観光協会

【ストーリー】
「本当に出会ったね、私たちー」
高校入学直後のある日、初めて出会った同級生の煌に声をかけられた夏目誠。
煌は幼少の頃から曽祖母より、一枚の花火の絵と共に「いつか夏目誠と出会う」と聞かされていたという。

誠には覚えのないその絵の秘密を探る誠と煌。そこにはかつて交わされた大切な”ある約束”が込められていたのだったー

【イントロダクション】
本作の舞台となるのは、日本三大花火大会のひとつで例年数十万人の人々が煌びやかな花火を観に訪れる、新潟「長岡まつり大花火大会」。新潟から遠く離れた東京に暮らす高校生の誠と煌を結びつけたのは、打ち上げ花火が描かれた一枚の絵。謎の絵と運命に翻弄されていく誠と煌は、限られた時間の中ある選択を迫られてゆく――。
真戸香による小説「君と花火と約束と」(小学館「ガガガ文庫」刊)のアニメーション映画化。主人公・夏目誠役として主演を務めるのはtimelesz のメンバーで、本作がアニメーション映画初主演となる佐藤勝利。昨年は主演作の舞台「ブロードウェイ・バウンド」のほか、ドラマ「アポロの歌」(MBS・TBS)にW主演、今年は映画『教場 Reunion』に出演するなど、幅広いジャンルで目覚ましい活躍を見せている。
また主人公が恋する煌の声を演じるのは新海誠監督作『すずめの戸締まり』でヒロイン・岩戸鈴芽役を務めたほか、連続テレビ小説「あんぱん」ではヒロインの妹役、ドラマ「ちはやふるーめぐりー」では瑞沢高校かるた部のメンバー月浦凪役を演じるなど、話題作への出演が絶えない原菜乃華。
長岡の夜空に煌めく花火の下、81 年の時を越えて交わされた約束とはー。一枚の花火の絵がつなぐ、時を越えた儚くも切ないラブストーリー。
(C)映画「君と花火と約束と」製作委員会
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