米アカデミー賞(R)長編アニメーション賞にノミネートされた注目作『アメリと雨の物語』(英題:Little Amélie or the Character of Rain)が2026年3月20日(金・祝)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国劇場にて公開決定。あわせて本編映像が公開され、『この世界の片隅に』で監督を務めた片渕須直からのコメントも到着した。


『アメリと雨の物語』は、神戸生まれの作家アメリー・ノートンによるベストセラー自伝的小説「チューブな形而上学」が原作。1960年代の日本で生まれたベルギー人の女の子・アメリの目覚めと成長を、豊かな色彩や独創的な視点とともに描く物語だ。

幼少期の記憶を呼び起こすようなイマジネーション溢れる世界観と、誰もが経験する新たな出会いや喪失についての胸を打つ普遍的なストーリーが同時に描かれる本作は、2025年カンヌ国際映画祭での上映を皮切りに、アヌシー国際アニメーション映画祭観客賞を受賞。さらに、2026年の第83回ゴールデングローブ賞アニメーション映画賞、アニメ界のアカデミー賞と名高い第53回アニー賞にて長編作品部門で作品賞含む7部門でのノミネートに続いて、第98回アカデミー賞(R)長編アニメーション賞ノミネートに輝くなど、世界の映画祭を席巻中の注目作だ。

このたび、初めて歩き出したアメリの喜びあふれる本編映像が公開された。2歳半まで「植物」と呼ばれた無反応状態だったアメリは、ベルギーからやって来た祖母クロードがもたらしたホワイトチョコレートによって人生が一変。「喜びが私の体に命を吹き込んだ。すべてチョコの効果だ」 と語るアメリは、“失われた時間”を取り戻すかのように目覚ましい成長を遂げる。

祖母クロードの助けを借りて初めて歩き出した彼女が今夢中なのは「走る」こと。母ダニエル、父パトリックや兄姉たち、家政婦のニシオさんに見守られながら家中を元気に駆け回る姿が、幼いアメリの視点から切り取られている。そんな無敵の子ども時代に突入した彼女をこれからどんな世界が待ち受けているのか……。
今後のアメリの成長に本編への期待が高まる映像となっている。


また、2月14日(土)のバレンタインデーを記念し、ベルギー王室御用達チョコレートブランド「WITTAMER(ヴィタメール)」との施策が決定。2月13日より、抽選で計10名に「ショコラ・ド・ヴィタメール(6個入)」が当たるプレゼントキャンペーンがスタートした。アメリの人生を変えた、ベルギーチョコレートの魅力を堪能できるチャンスとなっている。(応募期間:2026年2月13日(金)~2月23日(月・祝)まで)

そして、本作をいち早く鑑賞した『この世界の片隅に』のアニメーション映画監督、片渕須直より絶賛コメントも到着。『この世界の片隅に』は、マイリス・ヴァラード監督とリアン=チョー・ハン監督が本作を制作するにあたって、多大な影響を受けた作品として挙げており、両監督ともに片渕監督を深く尊敬しているとのこと。東京国際映画祭での来日時に片渕監督のスタジオを訪問したマイリス監督は「片渕監督とお会いできて胸がいっぱいでした。応援のコメントに心から感謝します」とメッセージを寄せた。

以下、コメント全文
片渕須直(アニメーション映画監督)
日本家屋の急角度な階段、ちゃぶ台、障子の落書き。
見覚えのある花々、トカゲや虫たち。
ザ・ピーナッツのメロディ。
玄関の模様ガラス越しの見え方は、子どもの目でしか味わえない。
子どもが死と喪失を身近に感じるのは、自分自身のまっさらな「生」を生き始めたばかりだからだ。

この映画の作り手たちは友人で、同志だと思っている。
子どもにしか持てない瞳を思い出させてくれて、ありがとう。

■『アメリと雨の物語』(英題:Little Amélie or the Character of Rain)作品情報
【ストーリー】
1960年代日本・神戸で生まれたベルギー人の小さな女の子アメリ。彼女の成長を描く物語。外交官の家庭に生まれ、2歳半までは無反応状態だったアメリ。その後、子ども時代に突入した彼女は自らを「神」だと信じ、魔法のような世界を生きている。家政婦のニシオさんや家族との日々の生活は、彼女にとって冒険であり、新たな発見の連続。少しずつ変化していく。しかし、3歳の誕生日に人生を変える出来事が起こり、彼女の世界は大きく変わっていく…。誰もが子供時代に夢見た世界を描く感動のアニメーション作品。

監督:マイリス・ヴァラード、リアン=チョー・ハン
原作:「チューブな形而上学」(アメリー・ノートン著)
音楽:福原まり
声の出演(日本語吹替版):永尾柚乃、花澤香菜早見沙織森川智之
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