映画『国宝』の国内興行収入が、2026年2月15日までの公開255日間で200億円を突破したことが明らかになった。これで、歴代の興行収入ランキングでは『ハウルの動く城』(196億円)を超え『ハリー・ポッターと賢者の石』(203億円)に次ぐ第10位につけた。


『国宝』は、『フラガール』の李相日監督、『キングダム』や『東京リベンジャーズ』の吉沢亮の主演による映画として2025年6月6日に公開された。小説家の吉田修一自身が3年間歌舞伎の黒衣を纏い、楽屋に入った経験を血肉にし書き上げた渾身作を原作とする作品だ。任侠の一門に生まれながらも、歌舞伎役者の家に引き取られ、芸の道に人生を捧げた主人公・喜久雄の50年を描いた壮大な一代記である。

『サマー・ウォーズ』やドラマ『最愛』など、アニメ・実写に限らず複雑に絡みあう人間関係や心のひだの部分にも光を当てる表現で様々な脚本賞の受賞歴を持つ、脚本家の奥寺佐渡子が脚本を手掛けたことでも話題を呼ぶ。興行収入においては、『踊る大捜査線 THE MOVIE 2 レインボーブリッジを封鎖せよ!』(2003年)を抜いて邦画実写作品の歴代最高興収を22年ぶりに更新したことで注目を集め、その後も順調に客足を伸ばしていた。

そんな本作がこのたび、2月15日までの公開255日間で観客動員数が1415万人、興行収入が200億円を突破したことが明らかになった。この200億円という数字は、興行通信社調べによる歴代の興行収入ランキングで『ハウルの動く城』(2004年公開、196億円)を超え、『ハリー・ポッターと賢者の石』(2001年公開、203億円)に次ぐ第10位の成績となる。公開から8ヶ月以上たってもなお勢いが止まらない、引き続きの盛り上がりが期待される。
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