前回、第8話では、妖邪帝王「羅真我(ラマガ)」への切り札となる「覇皇帝(はおうてい)」召喚に必要なすべての要素が揃った一方、司令官のナスティ柳生が何者かと通じていたことが発覚し、衝撃の結末を迎えました。
第9話からはいよいよ「羅真我(ラマガ)」との決戦に挑む雰囲気ですが、サムライトルーパー側のみならず、十勇士側にも不穏な空気が流れており一筋縄ではいかないようすです。
そこで本稿では、Xに投稿されたポストを中心に視聴者の反応をお届けするとともに、第9話で視聴者が湧いた、胸が熱くなるシーンをハイライトでお届けしたいと思います。
※以下の本文にて、本テーマの特性上、作品未視聴の方にとっては“ネタバレ”に触れる記述を含みます。読み進める際はご注意下さい。
◆あの時、龍成は何を思っていたのか?
第8話でナスティ司令の裏切りが示唆されていましたが、やはり彼女は裏で「羅真我(ラマガ)」とつながっていました。彼女は「羅真我(ラマガ)」に取りこまれた初代サムライトルーパー「烈火のリョウ」を救うため、「覇者の勾玉」を通じ、「羅真我(ラマガ)」の言いなりになっていたのです。しかもそれだけではありません。「覇者の勾玉」が発する負の効力によって正気を失っていたという驚くべき状況も明かされました。
すべての発端は5年以上前のこと。つまり30年以上続いた平和が破られる、まさにその直前のできごとでした。魁人の育ての親である上杉芳江から「覇者の勾玉」を託されたナスティは、それが芳江の家の前に置かれていたこと、「サムライトルーパーに選ばれし者に託す」というメモが添えられていたことを同時に告げられます。
三種の神器のうち、魁人の元には「覇者の勾玉」、紫音の元には「制覇の剣」が送られてきたという不自然な事実。そうなると残る「覇道の鏡」は2人の出自である児童養護施設「真理の森」にあるはず……。そこで烈火のリョウが「覇道の鏡」を探しに出向きました。武蔵と大和が「俺たちのヒーロー」であるリョウと出逢ったのがまさにその時だったのです。しかし誰が「覇者の勾玉」と「制覇の剣」を送り付けたのか……? 新たな謎も浮上します。
これまで描写されていた出来事が一気につながったことに対し、視聴者も「芳江さん、重要キャラじゃないか」「武蔵たちが助けられたのも伏線だったの?」と唸ります。さらに注目なのは、三種の神器が「天導界で祭られていた」ことが明言されたことです。前作『鎧伝サムライトルーパー』では迦雄須(カオス)一族に伝わっていたものを三種の神器と呼んでいましたが、ここでようやく異なる存在であることが確定しました。
その後、結界が解かれたことでリョウたち初代サムライトルーパーが妖邪界へと出向いて消息不明に。さらに2年後、「羅真我(ラマガ)」に操られるまま紫音や龍成ら2代目サムライトルーパーを妖邪界に送り込むことになり、3人のサムライトルーパーを置き去りにしてしまったという、紫音がサムライトルーパーを辞めるきっかけとなった事件が発生したのでした。
あの時、紫音は「制覇の剣」に操られ、自覚がないまま3人の仲間を襲いました。その事実に気付かされ、紫音は自責の念に駆られます。
「なんだよそれ……。仲間がやられたの、オレのせいだっていうのか……? そんなわけないだろ!」
当時、人間界に戻った紫音は、仲間を襲った自覚がなかったこともあり、3人の仲間を置き去りにした龍成に怒りをぶつけました。しかし龍成はそんな紫音に真実を告げず、ナスティとともに口を閉ざしました。あの時、責めを受け止めた龍成は何を思ったのか? 第4話を振り返ると、また新たな感情が沸き上がってきます。
「紫音、やっぱりそうなんだ。しんどい……」「紫音背負ってるものが重すぎる……」。視聴者もかける言葉が見つかりません。
一方、妖邪側でも「羅真我(ラマガ)」に対する不信感が膨張していました。同じ十勇士なのに「名前組」と「苗字組」に分けられ、苗字組は凱を覚醒させるための生贄として扱われている……。その不満が、「羅真我(ラマガ)」への忠誠心を揺るがせたのです。そしてそれが爆発した瞬間、苗字組のカケイとモチヅキが「羅真我(ラマガ)」に刃を向け、返り討ちにされてしまいました。
この展開に対して、視聴者は「こっちも大変なことになってる」「苗字組は人間界で罪を重ねた罪人だった、だと……?」「名前組と苗字組の出自にそんな違いがあったのか」と同情的です。
そしていよいよサムライトルーパーたちは「羅真我(ラマガ)」との対決に挑むことになるのですが、第8話から白炎が加わったことでいっそう“サムライトルーパー感”ある絵面に。やはり白炎がいるのといないとでは大きく印象が異なります。その点について前作からのファンも「白炎がいるとサムライトルーパー感凄いな!」「凱が白炎の名を呼ぶところにキュンとする」と反応していました。
「羅真我(ラマガ)」との決戦では、前哨戦として、カケイとモチヅキが融合させられた巨大妖邪が立ちはだかるのですが、同時に思わぬ“敵”も現れて戦場を乱します。その存在とは紫音のかつての仲間。妖邪界に置き去りにしてしまっていた3人の2代目サムライトルーパーでした。
「助けてくれ……」
そう呟きながら紫音たちに襲いかかる2代目たち。紫音はどうにか救おうとしますが、すでに2代目たちは命尽きており、文字通り「羅真我(ラマガ)」の操り人形と化しています。
「教えてくれ、お前らをこんな目にあわせたのは……オレなのか?」
もはや紫音は戦う気力さえ失い、このままでは2代目たちの手にかかるのも時間の問題でした。見かねた凱はためらいなく2代目たちを倒すと、「なんで……斬った。なんでこいつらを殺した!」と打ちひしがれる紫音に淀みなく答えます。
「お前のせいじゃない。お前から正気を奪った、この剣(制覇の剣)のせいだ」と。そして紫音に告げました。
「頼みがある。この剣でオレも正気を失うかもしれねえ。その時はオレを殺してくれ。初めてできた仲間を、傷つけたくねぇんだ」
そして紫音はその願いを受け入れ、巨大妖邪との戦いの中で暴走した凱を制止し、正気を取り戻させたのでした。
もしかしたら紫音まで犠牲になっていたかもしれない無謀な突進。結果としてその“想い”が凱に届いたものの、凱が突き出した剣先は紫音の鎧擬亜(ヨロイギア)を砕き、危うく致命傷を与えるところでした。
そこにあったのは、まさに“命を預けられる大切な仲間”の姿です。妖邪だった頃の凱、そして龍成に反発していた頃の紫音からは考えられない成長でした。
この一連の展開に視聴者も、「初めてできた仲間……」「凱、めっちゃ成長したな」「本当に仁の戦士なんだな」と成長を実感しているようすでした。
しかしここで終わらないのが『鎧真伝サムライトルーパー』です。
なんと物語ラストでは美麗の前にサイゾウが現れて、彼女に魔の手を伸ばす描写が……! はたして第10話では何が待ち受けるのか!?
なお2代目サムライトルーパーのうち、「炎天のシュン」「吹雪のセイウン」「焦土のタダヨシ」、さらに当時の紫音の鎧擬亜(ヨロイギア)のデザインが、かつてデラックスボンボンで連載されていた『新鎧伝サムライトルーパー』(細井雄二・著)のものを踏襲しているように見え、当時のファンが湧いていたのも注目ポイントでした。
次回、第10話の最速放送は3月10日(火)23時30分。残された「名前組」の十勇士はどのような行動に出るのか? サムライトル―パーたちの戦いの行方は!? 予測不能の展開に注目が集まります。
◆◆◆『鎧真伝サムライトルーパー』放送情報◆◆◆
【STAFF】
原作:矢立 肇 監督:藤田陽一 シリーズ構成・脚本:武藤将吾 メインキャラクターデザイン:室田雄平 ヴィランキャラクターデザイン:ことぶきつかさ ヨロイギアデザイン原案:岡本英郎 アニメーションヨロイギアデザイン:鈴木卓也 総作画監督:山中純子、田中智子 メインアニメーター:西村博之 画面設計演出:齋藤 瑛 美術監督:田山 修 色彩設計:田中美穂 CGディレクター :鈴木雅臣、高橋圭佑(高は「はしごだか」) 撮影監督:石黒瑠美 編集:坂本久美子 音響監督:田中 亮 音楽:片山修志(Team-MAX) アニメーション制作:サンライズ 製作:「鎧真伝サムライトルーパー」製作委員会
【CAST】
凱:石橋陽彩 上杉魁人:榎木淳弥 北条武蔵:村瀬 歩 北条大和:武内駿輔 石田紫音:熊谷健太郎 織田龍成:増田俊樹 新垣美麗:Lynn 羅真我:小西克幸 サスケ:佐藤拓也 サイゾウ:鳥海浩輔 カマノスケ:寺島拓篤 セイカイニュードー:杉田智和 イサニュードー:天崎滉平(崎は「たつさき」) ネヅ:鈴村健一 アナヤマ:沢城千春 ウンノ:竹内良太 カケイ:遠藤大智 モチヅキ:熊谷俊輝
【TV放送】
2026年1月6日(火)より放送中
TOKYO MX 毎週火曜23時30分~
関西テレビ 毎週火曜25時19分~
BS11 毎週水曜24時00分~
【配信】
2026年1月6日(火)より毎週火曜24:00~配信中
U-NEXT、アニメ放題、dアニメストア
【見放題配信】
2026年1月10日(土)より毎週土曜0:00~配信中
ABEMA、FODプレミアム、J:COM STREAM、TELASA、DMM TV、バンダイチャンネル、Prime Video、Pontaパス、milplus見放題パックプライム、Lemino
【都度課金配信】
2026年1月10日(土)より毎週土曜0:00~配信中
J:COM STREAM、TELASA、バンダイチャンネル、ビデオマーケット、Prime Video、music.jp、milplus
HAPPY!動画 ※2026年1月13日(火)12:00~
・ムービーフル ※2026年1月12日(月)12:00~
・ニコニコチャンネル ※2026年1月10日(土)1:00~
【見逃し無料配信】
2026年1月10日(土)より毎週土曜0:00~配信中
TVer、カンテレドーガ
2026年1月10日(土)より毎週土曜0:30~配信中
ニコニコ生放送
2026年1月10日(土)より毎週土曜1:00~配信中
ABEMA
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