クルマ好き女子の矢田部明子です。今回はスズキの軽自動車ラパンから、特別仕様車「ラパンLC」が登場したとのことで試乗してきました。ウサギのエンブレム、丸いライト、ツートンルーフなど可愛いがギュッと詰まったクルマですが、使い勝手が気になるという方も多いはず。
1週間ほど日常使いをしてみて、その中で気付いた「良かったこと&悪かったこと」を包み隠さずお伝えします。購入をご検討されている方は、ぜひ参考にしてください!
「ラパン LC」ってこんな車
ラパンシリーズから新たに設定されたラパン LCは、ラパンのL&Xグレードをベースに、専用のメッキフロントグリルガーニッシュやメッキヘッドランプガーニッシュが装着された特別仕様車となります。女性ユーザーをターゲットとし、外装のみならず、内装デザインや居住性も、親しみやすくキュートな仕様となっています。
同じラパンという括りの中にも、「可愛いをギュッと詰め込んだラパン」と「可愛らしさの中に、レトロな雰囲気の漂うラパンLC」という2種類のモデルがあり、自分の好みにあった方を選択できるのも◎です。ちなみに私は、ラパンLCを試乗しました!

それでは、細かくチェックしていきましょ~!
※初掲出時、スペックに誤りがありました。訂正してお詫びいたします。
ラパンLCのここが好き! その1
大人可愛い外装



あとは、車高が高すぎないのもデザインにしっくりきているのかなと思いました。軽自動車の規格ギリギリまで大きくしようとしていないので、全体で見たときにバランスが取れています。

ラパンLCのここが好き! その2
もちろん内装も可愛い!
外装だけではなく、内装も可愛いのがラパンのすごいところ! そして、エモい! エモさを感じるんです。




ラパンLCのここが好き! その3
軽自動車ならではの使い勝手





ラパンLCのここが好き! その35
快適な居住性&積載性能
シートの硬さは、革張りの少し硬い椅子をイメージして頂けると分かりやすいかと思います。ベンチシートスタイルなので、足を伸ばす&左右に移動がしやすかったので、居間にいる時のようにリラックスできました。




気になったのは、荷室の下に敷いてあるじゅうたんがめくれないように両端をピンで止めているのですが、重い荷物を載せた際などはじゅうたんが引っ張られピンが抜けてしまうのが気になりました。毎回抜けて、毎回差し込むというのは少し面倒です。

ラパンLCのここが好き! その35
運転しやすい走行性能
ゆっくり発進と停止&ロールも緩やかで、一般道はとても運転しやすかったです。ただ、高速のカーブを曲がった時に若干足が柔らかすぎる……と感じる人はいらっしゃるかもしれません。走行音に関しては、めちゃくちゃ静か! というわけではありませんが、普段話している時のボリュームで、会話を楽しめます。ただ、アクセルを強く踏む場面(坂道など)では、エンジン音がかなり気になります。アクセルをベタ踏みすると、唸りながら徐々に加速していくので、フル乗車での坂道や高速はキツそうだなと感じました。
ということで、今回は「ラパン LC」の長期レビューをしました! この記事では最低限押さえておきたいポイントを、動画では重箱の隅をつつくように詳しく解説&若干辛口コメントもしているので、よろしければご覧ください。
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筆者紹介:矢田部明子
中学生の頃、クルマのメカニズムに興味を持ち工業高等専門学校に入学。専門的な知識を学んできました。もちろん、クルマに乗るのも大好きで「ランドクルーザー60→ランドクルーザー76」と乗りついでいます。最近の唯一の癒しは、週末にオフロードに出かけることです!
クルマのメンテナンスなど工業高等専門学校で学んだ知識と経験を活かして、様々な角度からお役立ち情報をお届けしていきたいと思います。

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