クルマ好き女子の矢田部明子です。今回は、Hondaのミッドサイズセダン「ACCORD(アコード)」についてレポートします。
街中でも見かけることが少なく、どのメーカーのラインナップにも入っていないことが多い、今や絶滅危惧種といってもいい“セダン”。そんな中、今年3月に発売された11代目アコード(CY2型)の実力はいかに!?
Honda アコードはこんなクルマ
ホンダを代表とするクルマとして、グローバルモデルへと成長してきたミドルクラスセダンのアコードもついに11代目。「Driven by My ACCORD ~相棒アコードとより高みへ~」というグランドコンセプトのもと、オーナーと調和しながらカーライフを楽しめるとのこと。
それでは、細かくチェックしていきましょう!
新型アコードはここが良くなった その1
内外装デザイン

前モデルのアコードよりもメッキ部分が少なくなり、そのぶん、ボディーラインがくっきりと浮かび上がったデザインが◎です。フロントフェイスは水平基調でワイドに見え、ヘッドライトがLEDになったことにより、視認性が良くなりました。


サイドはクーペっぽいスタイルで、個人的に好きなのはフロントからリアまで一直線に入ったエッジです。ドアを開けると、エッジ上部の光の当たり方と、下部分の光の当たり方が違うので、上下でボディーの色が違って見えるんです。

ホンダマークが少し控えめに付いているところも◎。エンブレムがテールランプのデザインに溶け込んでいます。

アンビエントライトが、車内をぐるっと囲む&センターコンソール部分に装着されています。自分の好きな色に設定可能なのと、車内の設定温度を上げると赤く光るなど、状況に応じて光り方が変わるのも面白いところです。
新型アコードはここが良くなった その2
セダンらしくゆとりの居住性

外見からは想像がつかないくらい広い! 足元スペースはもちろんのこと、座面を1番下にした状態でヘッドクリアランスは拳4個分。1番上にした状態で拳3個分くらいです。ちなみに、ハンドル調整はチルトとテレスコどちらも可能となっています。シートポジションを、3人まで登録出来るのも便利です(※矢田部は158cm)。

後席は、座面の形状が傾斜になっていて“ぽすん”とお尻が収まります。ヘッドクリアランスは拳2個分くらいです。

Cピラーの三角窓&リヤガラスも大きいため、車内に自然光が入ってきて開放感があります。
新型アコードはここが良くなった その3
ドリンクホルダーやスマホ充電が豊富な使い勝手

前席両サイドのドア内側には、ドリンクホルダー&センターコンソールの部分には、ペットボトルが入れられます。このドリンクホルダーはツメが付いているので、ペットボトルの大きさに関係なくピタッと入るようになっています。











新型アコードはここが良くなった その4
ハイブリッドゆえの滑らかさが魅力の走行性能

アコードはAピラーが細いので視界も良く、ノーズは長いですが四隅が見えるので車両間隔も掴みやすいです。

エンジンとモーターの切り替えがスムーズになり、加速が滑らかで気持ち良かったです。コーナーは、タイヤが地面にピタッと吸い付くように安定して曲がってくれます。また、先進安全運転支援システム「Honda SENSING」が進化し、周辺検知能力が360度になった「Honda SENSING 360」が搭載されています。こうした機能が充実しているので、運転が苦手な人にもオススメです。

Pのボタンを押すと、自動で駐車してくれます。モニター画面に赤い線が表示され、そこまで進んで切り返して駐車してくれるので、安心して駐車することができます。
さて、この記事では最低限押さえておきたいポイントを、動画では重箱の隅をつつくように詳しく解説&若干辛口コメントもしているので、こちらもよろしければご覧下さい。
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筆者紹介:矢田部明子
中学生の頃、クルマのメカニズムに興味を持ち工業高等専門学校に入学。専門的な知識を学んできました。もちろん、クルマに乗るのも大好きで「ランドクルーザー60→ランドクルーザー76」と乗りついでいます。最近の唯一の癒しは、週末にオフロードに出かけることです!
クルマのメンテナンスなど工業高等専門学校で学んだ知識と経験を活かして、様々な角度からお役立ち情報をお届けしていきたいと思います。

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