今日7日、三重県の鈴鹿サーキットでSUPER GT 第5戦が開催。GT500クラスは、auがメインスポンサーを務めるポイントリーダーの36号車「au TOM'S GR Supra」が予選でポールポジションを獲得し、そのままチャンピオンを決めた。
まず、なぜこの最終戦が第5戦なのかというと、夏に開催されるはずだった第5戦が悪天候により開催できず、12月に延期になり、例年最終戦だったモビリティーリゾートもてぎでのレースが第7戦になった。なお、最終戦を鈴鹿で迎えるのは、全日本GT選手権からSUPER GTに改名した2005年以来なので、実に20年ぶりになる。
そして、なぜポールポジション獲得でチャンピオンなのかというと、2位の100号車「STANLEY CIVIC TYPE R-GT」との差が予選の時点で18ポイントだったから。
SUPER GTでは決勝レースで優勝すると20ポイントが付与されるほか、予選ではポールから3位まで、3ポイント、2ポイント、1ポイントがもらえるので、36号車がポールポジションを獲り、100号車が4位以下の場合、ポイント差は21ポイントになるので、100号車が決勝で優勝しても逆転は不可能になるので、このようなことが起きるのである。
100号車が36号車より上で予選を終えられれば、勝負は決勝に持ち越しだったのだが、36号車の勢いは止めることができなかった。36号車は昨年もチャンピオンなので2連覇ということになる。SUPER GTでは過去に2連覇したのは、2011~2012年のMOLAと2014~2015年のNISMOのみ。SUPER GTの歴史に、3チーム目としてTGR TEAM au TOM'Sが加わった。
詳細なレースレポートはのちほど掲載する。
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