ハイデイ日高が運営する中華チェーン「熱烈中華食堂日高屋」では、「生ビールVSハイボール祭」を7月4日より開催します。
生ビールとハイボールの両方を通常の税込み価格から20円引きするという内容。
今夏は生ビールもハイボールも両方20円引き

関東を中心に展開する日高屋では、食事だけでなく、“ちょい飲み”目的で立ち寄るお客さんも多く、餃子などの中華総菜と一緒にお酒を楽しむ姿がよく見られます。そうしたニーズに応える形で、同店では例年夏に「生ビール祭」と題し、生ビールを割引するキャンペーンを実施してきました。今夏はさらにパワーアップし、生ビールに加えてハイボールも割引の対象となります。
7月4日からスタートする「生ビールVSハイボール祭」では、「キリン一番搾り(生)中ジョッキ」は通常価格390円のところ370円で。「陸ハイボール」は通常価格340円のところ320円で提供されます。
■日高屋「生ビールVSハイボール祭」
期間:7月4日~8月下旬(予定)
内容:生ビールとハイボールがそれぞれ税込価格から20円引き
キリン一番搾り(生)中ジョッキ 390円→370円
陸ハイボール 340円→320円


陸ハイボール、負けるな!“伸び率”でジャッジ
事前に開かれた発表会で、キャンペーンの詳細と特別メニューについて聞いてきましたよ!
さてさて。生ビールとハイボールの両方を同時に割引するキャンペーンは、日高屋としては珍しい試みです。「生ビールVSハイボール」というキャンペーン名のとおり、それぞれの“販売杯数の伸び率”によって勝敗を決める予定としています。結果は9月頃に発表される予定で、それを踏まえた施策も現在検討中とのことです。

日高屋では、通常時から生ビールのほうがハイボールよりも圧倒的に売れているそうです。ハイデイ日高の青野代表取締役社長は、「杯数でいうと生ビールが多いのは目に見えている。今回は伸び率を見たい」とコメント。

なお、日高屋ではハイボールに使用しているウイスキーを「ホワイトホース」から国産の「陸」へ2024年3月に変更しています(どちらもキリンビールが扱うウイスキー)。国産ウイスキーの「陸ハイボール」を押し出したい意気込みが感じられます。
「コリ旨!砂肝」にも注目
キャンペーン期間中、お酒だけではなくおつまみも注目です。7月4日より特別メニュー「コリ旨!砂肝」(210円)が期間限定で登場します。コリコリ食感が魅力の砂肝小皿は、ビールにもハイボールにもぴったり。

発表会では、業界的には意外なことに、商品の提供元であるニチレイフーズ(※飲食店向けに食材を供給する「サプライヤー」)の関東信越支社長が登壇しました。今回の「砂肝」は、ニチレイフーズの業務用冷凍食品を使用し、日高屋ではそれをラードで揚げて、旨みをまとわせて仕上げているそうです。
実は、日高屋で提供されている「五目春巻き」もニチレイフーズの業務用商品。以前からおなじみのメニューですが、最近、改良が加えられ、揚げ色がより美しくなり、味わいもいっそうおいしくなったとのこと。
本来、こうしたサプライヤーが表舞台に登場するのはまれですが、日高屋の青野代表取締役社長は「最近は垣根がなくなってきた」と発言。時代の流れを踏まえ、あえて協力会社も巻き込んで発表会を開催したといいます。
キリン執行役員「日高屋さんはビールの管理がいい」
印象的だったのは、キリンビールの執行役員が登壇し、日高屋で提供される生ビールについて「多くの飲食店にビールを提供してきた中でも、日高屋さんはコンディションがとてもよい」と語った点です。

「生ビールVSハイボール祭」は7月4日からスタート。何杯飲んでも割引が適用されるのがうれしいポイントです。370円の生ビールか、320円の陸ハイボールか……どちらを飲むか迷ったら、いっそ両方飲んじゃうのも大アリ!
お酒好きにとって助かる約2ヵ月間。ありがとう、日高屋!
※価格は税込み表記です。
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