数多くのSUVをラインアップするマツダ。その中で「CX-30」は、ボディーサイズと走りの良さ、乗り心地、使い勝手などで真の都市型SUVと言える理由を解説します。
【都市で使いやすい理由 その1】
適切なボディーサイズ
CX-30のボディーサイズは全長4395×全幅1795×全高1540mm。注目は全高が1540mmに抑えられていることで、機械式駐車場に入るサイズを確保しています。
天面がフラットなのも美点。見た目がスッキリするばかりか、立体駐車場への入庫時にアンテナを壊す心配がありません。
バックドアを開ける際、車両背面にあまりスペースを必要としないのも美質。開閉は電動式で使いやすいです。車内を見回すと12Vアクセサリーソケットが用意されていなかったり、荷室側から後席を倒すことができないのは残念なところ。一方、暗い場所で重宝する室内灯が用意されているのは便利です。
荷室容積はリアシート使用時に約430Lと、コンパクトSUVとしては大容量。リアシートを倒すと、奥行き1730mmまであります。ほぼフルフラットになるので、荷物を滑らせながら入れることができます。それゆえ使い勝手はかなりよい印象を受けました。
なので、大型ショッピングセンターに買い物に行く時など、このクルマはとても便利でしょう。
【都市で使いやすい理由 その2】
良好な室内空間
まずは後席から、正直に言えばボディーサイズなりの空間で、オトナが乗るには少し窮屈。家族で乗る場合、おそらく後席はお子さんやお年寄りかと思いますので、このくらいのサイズでも大きな問題はないと思います。センタートンネルは高めなので、車内での左右方向への移動は少し大変かも。また、USB端子が無いのは少し残念。
運転席側は少しスポーティーな雰囲気。華美な装飾はなくシンプルながらも力強さ、マツダらしさを覚えます。キーレスエントリーで乗り込みやすく、シート地がファブリックなので、新品デニムを履いても色移りしづらいのも美点。さらにドライビングポジションが良いばかりか、電動式でメモリー機能も備えているあたりも、都市で使いやすいクルマではないかと思います。
ステアリングは3本スポーク。ステアリングは細くて軽めなので、手が小さく腕の力が弱い方でもラクに操作できるでしょう。メーターはエンジン回転計だけメカニカルな指針式でほかはLCD。見やすく、そしてスポーティーさを演出しています。
【都市で使いやすい理由 その3】
適度にスポーティーなパワートレイン
パワートレインはe-SKYACTIV G 2.0。走り出しはモーターアシストにより力強く、ストップ&ゴーの多い都市部では最適です。115kW(156ps)/6000rpmの最高出力と、199Nm(20.3kgf・m)/4000rpmの最大トルクは、必要十分で日常でなんら不満ナシ。しかも、今や希少な自然吸気エンジンに6ATの組み合わせは、ちょっと懐かしい乗り味で、クルマ好きなら刺さるハズ。
お楽しみはスポーツモードのみ。オンにするとメーターパネルに小さく表示するのみというシンプルさです。
ガソリンはお財布に少し優しいレギュラー。燃費は筆者の場合、リッター10km前後でした。
適度な大きさ、適度なパワートレイン、そしてシンプルなインテリア。さり気ないイイモノ感と、そこに走りの楽しさが加わるCX-30。
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