グッドスマイルレーシングは8日、幕張メッセで開催中のワンダーフェスティバルの自社ブースにて、今年のレーシングミクサポーターズ(レースアンバサダー)と、参戦マシンのカラーリング発表をしました。
極寒のメッセで(外気温マイナス1度!)、会場と配信で多くのファンが見守る中、2026年シーズンの最終的な体制発表とマシンの新カラーリングがお披露目されたステージの様子をレポートします。
極寒の幕張に歴代チャンピオンマシンが集結
まず、グッドスマイルカンパニーブースにはグッドスマイルレーシングコーナーが大きく設けられ、ステージの右手には、2011年、2014年のBMW Z4、そして2015年のSLS AMG、2017年のAMG GT3といった歴代の参戦マシン、チャンピオンマシンがずらりと並びました。
通常はシーズン終了後に他チームに売却してしまうのですが、チャンピオンカーだけは手元に残しているとのことで、非常に貴重なラインナップとなりました。なお、SLSはチャンピオンを獲得していませんが、その希少性により売らずにとってあるようです。
予算オーバーも辞さない!?
ドイツからの強力な助っ人と新体制
チーム体制は昨年末にすでに発表済みですが、ここで改めて紹介されました。参戦19年目のチームは、エントラント代表の安藝貴範氏、監督は元F1ドライバーの片山右京氏、そしてベテランドライバーコンビの谷口信輝選手、片岡龍也選手の不動のラインナップに加え、今年は大きな変更点がありました。
チーフエンジニアにドイツからAMG GT3を知り尽くしたViktor Ferder(ビクター・フェルダー)氏を招聘し、メンテナンスガレージやチーフメカニックも一新されました。安藝代表によると、ビクター氏は非常に優秀ですが「クルマを早くするために、めちゃくちゃお金を使う」そうで、新品パーツへの交換費用などで、すでに予算を使い切る勢いだと会場の笑いを誘う一幕も。実際笑えないようですが……。
片岡選手からファンへ、愛ある「責任」の要求
この「予算」の話を受け、片岡選手からは今年のテーマとして「責任」という言葉が飛び出しました。「車を走らせる責任、ファンと共に走る責任、そしてファンは我々と一緒に走る責任がある」と語り、ファンに対して生活を見直して削れるものを削り、個人スポンサーとして応援してほしいと、満面の笑みで(しかし目は本気で)呼びかけました。
谷口選手も、「さっきから武者震いが止まらない」と会場の寒さを表現していましたが、新体制でのチャンピオン奪還に向けて気合十分なようです。
2026年のレーシングミクサポーターズ発表!
5年ぶりの復帰、続投、新規加入と話題豊富
今年の「初音ミク GTプロジェクト」公式キャラクター「レーシングミク」のイラストレーターは、「サモンナイト」シリーズや「キノの旅」の挿絵などで知られる黒星紅白さんが担当しますが、イラストそのままにサーキットに華を添えるのがレーシングミクサポーターズ。今日の主役とも言えます。
そんな「レーシングミクサポーターズ 2026」のメンバーもお披露目されました。
まずは5年ぶりにグッドスマイルレーシングに復帰した宮越愛恵さん、昨年から続投の松原杏佳さん、昨年までは他チームで活躍していた早乙女るなさん、そして新人の一色あやかさんの4人が発表されました。昨年までミクサポのボスとして君臨していた荒井つかささんは、今年はコントローラーとしてチームに帯同します。
新衣装は、タイツがタイヤ柄になっていたり、チョーカーには「エアロキャッチ(ボンネットピン)」のデザインが取り入れられていたりと、レースチームらしいギミックが満載です。
「見た目で速さがわかる」シンプルさを追求した
2026年のカラーリング
ステージのクライマックスでは、今シーズンの参戦車両(Mercedes-AMG GT3)のデザインが初公開されました。今年は「よりレーシングカーらしさ」を意識し、複雑なグラフィックを削ぎ落としたシンプルかつ大胆な配色となっています。フロントの赤からオレンジ、白へとグラデーションで続き、リアは黒とミクグリーンで引き締められたデザインです。
このデザインを見た谷口選手は「見た目で速さがわかる。速いに決まってる」と絶賛し、片岡選手も「過去と流れが違う、新しい幕開けを感じさせる」とコメントしました。
タイヤウォーズ最後の年に
YOKOHAMAと頂点へ!
KYOJO CUPへの参戦(ドライバーは3年目の岡本悠希選手)についても触れられ、このチームの監督を務める片岡選手から、昨年のチャンピオンカーの個体を使用することが明かされました。
SUPER GTは2月中旬の富士スピードウェイでの合同テストを経て、4月11~12日に岡山国際サーキットで2026年が開幕します。2027年からタイヤはワンメイクになるので、SUPER GTの魅力のひとつだったタイヤ戦争は今年限りというのも見どころです。
安藝代表、右京監督ともに「今年はチャンピオンを狙える体制が整っている」「最強の布陣」と自信をのぞかせており、今年こそ2017年以来の王座奪還が期待されます。
新体制になった2026年のグッドスマイルレーシングの走りを応援しましょう!
(C)黒星紅白/Crypton Future Medie, INC. www.plepro.net piopro directed by コヤマシグト
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