BMW/M235 xDriveグランクーペ(734万円/試乗車はオプション込み761万8000円)

 BMWのコンパクトモデルである「2シリーズ」がフルモデルチェンジし、2025-2026日本カー・オブ・ザ・イヤーにおいて、並みいる強豪をおさえ、栄えある10ベスト・カーに選出されました。「そんなに良いの?」と思った筆者は、さっそく試乗したところ……「疑ってスミマセン。

マジでイイっス!」と思い知らされたので、その理由を5つ紹介します。


【2シリーズがマジでイイ理由 その1】
大きさがマジでイイ!

BMWのコンパクトセダン「2シリーズ グランクーペ」が日本の道でマジでイイ5つの理由
BMWのコンパクトセダン「2シリーズ グランクーペ」が日本の道でマジでイイ5つの理由
BMWのコンパクトセダン「2シリーズ グランクーペ」が日本の道でマジでイイ5つの理由

 まずはスリーサイズから。近年「クルマが大きくなった」と言われがちですが、2シリーズの大きさは先代と大きく変わらず、全長4550×全幅1800×全高1435mm。実は2005年~2012年くらいまで販売していた、BMW3シリーズ(E90型)とほぼ同寸! 近い大きさの国産車だと、Hondaのシビックでしょうか。


BMWのコンパクトセダン「2シリーズ グランクーペ」が日本の道でマジでイイ5つの理由
BMWのコンパクトセダン「2シリーズ グランクーペ」が日本の道でマジでイイ5つの理由

 4550mmという全長と1800mmという全幅は、峠道など切り返しの多い場所でのキビキビ感や取り回しの良さにつながりますし、車庫入れの際もラクラク。なにより、狭い車庫枠の時間貸し駐車場でも枠からはみ出ませんし、乗降もラクラクです。


 ちなみに、今の3シリーズは全長4720×全幅1825×全高1440mm。全長が200mm程度長いだけじゃん! と思われそうですが、この200mmが運動性能に大きく影響し、ワインディングロードではキビキビ感が欲しいなと思いつつも、高速道路は直進安定性が高く、運転支援と相まって疲れが少ないように感じました。


【2シリーズがマジでイイ理由 その2】
Android Autoが使えるのがイイ

BMWのコンパクトセダン「2シリーズ グランクーペ」が日本の道でマジでイイ5つの理由
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 日本国内のiPhoneとAndroidのシェアは、iPhoneが約6割、Androidが4割弱と言われています。この多数決の論理からか、長年BMWはAndroid Autoが使えませんでした。ですが、この2シリーズからついに使えるようになったのです! しかもワイヤレスで! これでGoogleマップによる目的地の音声入力もできます。便利なこと、この上ありません。


BMWのコンパクトセダン「2シリーズ グランクーペ」が日本の道でマジでイイ5つの理由
Apple CarPlayもワイヤレスで使え、両方のスマホを車両に登録すれば、任意のOSで使えます
BMWのコンパクトセダン「2シリーズ グランクーペ」が日本の道でマジでイイ5つの理由
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BMWのインフォテインメントはかなりデキがよく、使い勝手はとても良好。アプリをインストールすればAmazon MusicやAudibleなどが楽しめます
BMWのコンパクトセダン「2シリーズ グランクーペ」が日本の道でマジでイイ5つの理由
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【2シリーズがマジでイイ理由 その3】
300PS、400N・mのエンジンと走りがイイ

BMWのコンパクトセダン「2シリーズ グランクーペ」が日本の道でマジでイイ5つの理由
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 今回の広報車は、2シリーズの最上位グレード「M235 xDriveグランクーペ」。エンジンは2L 直列4気筒ターボで、最高出力300PS、最大トルク400N・mと強力。

燃費は街乗りで10km/L程度で、ハイパワー系2L ターボエンジンとしては普通の数字です。ちなみに、WLTCモードでは12.6km/Lとのこと。


BMWのコンパクトセダン「2シリーズ グランクーペ」が日本の道でマジでイイ5つの理由

 BMWの「xDrive」とは前後輪の駆動力を自動配分する4WDシステムのこと。2シリーズには、ほかに1.5L 直3 ターボ車と、2L 直4 ディーゼルターボ車が用意されていまして、どちらもFFのみの設定。四駆はM235のみです。


 その走りはというと、キビキビした気持ち良さ! オンザレールで駆けぬける歓びがあります。スポーツモデルゆえの足の硬さはあまり感じません。


BMWのコンパクトセダン「2シリーズ グランクーペ」が日本の道でマジでイイ5つの理由
BMWのコンパクトセダン「2シリーズ グランクーペ」が日本の道でマジでイイ5つの理由

 BMWのMスポーツモデルらしく、パドルシフトの左側を長押しすると、10秒間フルパワーが愉しめる楽しみモードも用意されています。「そもそも300馬力もあるクルマに、フルパワーって何事?」と思うのですが、こういうアソビがあるのがBMWらしいところでしょう。


BMWのコンパクトセダン「2シリーズ グランクーペ」が日本の道でマジでイイ5つの理由
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 センターコンソールの「MY MODES」ボタンを押すと、走行モードがいくつか選べます。ただしボタン1つでスポーツモードが選べるような機構ではないので、運転中の操作はちょっと危ないかも。


 スポーツモードを選ぶと、さらに標準のほか細かく調整したモードも選べ、SPORT PLUSにセットすると派手なブリッピング音なども楽しめます。

走行モードによって、室内のLED間接照明も変わります。


【2シリーズがマジでイイ理由 その4】
インテリアがイイ

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 車内はカジュアルな雰囲気でありながら、イイモノ感を漂わせています。そして、ところどころにBMWのMらしいステッチが奢られています。特に助手席のステッチは、今までありそうでなかったもの。


BMWのコンパクトセダン「2シリーズ グランクーペ」が日本の道でマジでイイ5つの理由
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 全体的に物理ボタンは少なめで、操作の多くはタッチスクリーンで行ないます。ボタンを作るより画面で操作した方がわかりやすく、それでいて部品点数も少なくなるのですが、個人的にはエアコンの風量はボタンで操作するほうがわかりやすいと思ったり。


BMWのコンパクトセダン「2シリーズ グランクーペ」が日本の道でマジでイイ5つの理由
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 クーペスタイルながら、4枚ドアというグランクーペ。後席はちょっと狭く、そしてヘッドルームも少ないのは仕方のないところ。ですが居心地が悪いわけではありません。USB Type-Cポートは2系統用意されていますし、アームレストを倒せばドリンクホルダーもあります。ただ、サイドシルの幅が広めなので、足腰の不自由なお年寄りには辛いかもしれません。


【2シリーズがマジでイイ理由 その5】
荷室の広さがイイ

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 トランクドアの開口はちょっと小さいのですが、荷室は思いのほか奥行きが深く、結構な量の荷物が載るという印象を受けました。また、ラゲッジ側から後席の背もたれが倒せる仕様なのも◎。案外、この機構の輸入車は、ありそうであまりなかったりします。


【まとめ】3もイイけれど、2もイイぞ!

BMWのコンパクトセダン「2シリーズ グランクーペ」が日本の道でマジでイイ5つの理由

 個人的にとても気に入ってしまった2シリーズ。そのプライスは、「220 グランクーペ M Sport」の535万円から、本稿で紹介しているM235 xDrive グランクーペの743万円と、確かにおいそれと手が出ないものではあります。


 ですが、3シリーズになると「318i セダン M Sport」の687万円から、「M340i xDrive セダン」の990万円になり、もちろんコレにオプションやら何やらがつけと……。


 そう考えると、走りも楽しめる2シリーズは、とても良い選択肢だと思います。個人的にはM2のMT仕様の次に欲しいBMWです。


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