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近畿大学大学院(総合理工学研究科・建築学研究科・情報研究科)改組図


近畿大学(大阪府東大阪市)は、令和8年(2026年)4月、大学院総合理工学研究科を改組し、新たに建築学研究科建築工学専攻・建築デザイン専攻※、情報学研究科情報学専攻、総合理工学研究科エネルギー理工学専攻を開設します。
※設置計画は現在、届出中です。

計画内容は変更となる場合があります。
【本件のポイント】
●令和8年(2026年)4月、近畿大学大学院に、建築学研究科、情報学研究科、総合理工学研究科エネルギー理工学専攻を開設予定
●平成23年(2011年)以降に開設した建築学部と情報学部、理工学部エネルギー物質学科に対応した、研究科および専攻を開設
●改組により、総合理工学研究科の収容定員の適正化を図るとともに、教育内容の充実と研究力の向上をめざす
【本件の内容】
近畿大学大学院総合理工学研究科は、昭和27年(1952年)に化学研究科として設置され、平成11年(1999年)に工学研究科と改組し、現在の名称となりました。徐々に専攻が増え、令和6年(2024年)5月現在で7専攻614名が学んでおり、講義科目の受講者数や研究室の収容人数も増えています。改組を行って収容定員の適正化を図ることで、学生からの要望により迅速に対応できる体制を整えます。
また、平成23年(2011年)に開設した建築学部、令和4年(2022年)に開設した情報学部と理工学部エネルギー物質学科それぞれに対応した研究科および専攻を設けて、分野ごとにより専門性の高い教育・研究環境を整備することで、教育内容の充実と研究力の向上をめざします。
【近畿大学大学院 建築学研究科※】
専攻  :建築工学専攻
課程  :修士課程(2年制)
開設  :令和8年(2026年)4月
入学定員:15名
学位  :修士(工学)
<養成する人材像>
地球環境保全や社会基盤形成に関係する建築工学分野の専門知識を修得し、先端研究に携わることを通じて、学問・研究に対する積極的な意欲を有し、高度な知識・分析力・総合力を持つ高い倫理観を備えた技術者・研究者および事業者を養成します。
専攻  :建築デザイン専攻
課程  :修士課程(2年制)
開設  :令和8年(2026年)4月
入学定員:10名
学位  :修士(建築学)
<養成する人材像>
建築デザイン分野の高度な専門知識を修得し、実践的な演習等を通じて、社会の課題を解決へと導く優れたデザイン能力とプレゼンテーション能力、そして国際的な視野と高い倫理観を持ち、他分野と協働しながら計画的に建築デザインを実践することのできる、総合的な専門技術者および事業者を養成します。
※設置計画は現在、届出中です。計画内容は変更となる場合があります。
【近畿大学大学院 情報学研究科】
専攻  :情報学専攻
課程  :修士課程(2年制)
開設  :令和8年(2026年)4月
入学定員:35名
学位  :修士(工学)
<養成する人材像>
国が掲げる「サイバー空間とフィジカル空間を高度に融合させたシステムにより、経済発展と社会的課題の解決を両立する人間中心の社会」を実現するために、高度で広範な専門知識と倫理観に基づき、自ら考え行動することで、新たな知見や価値を生み出すことができる技術者や研究者である「超スマート社会でイノベーションを起こす知のプロフェッショナル」を育成します。
【近畿大学大学院 総合理工学研究科】
専攻  :エネルギー理工学専攻
課程  :修士課程(2年制)
開設  :令和8年(2026年)4月
入学定員:15名
学位  :修士(理工学)
<養成する人材像>
エネルギー3分野(次世代インフラエネルギー理工学・エネルギーマテリアル理工学・ライフデバイスエネルギー理工学)のいずれかの分野における広範な知識と専門性を備え、論理的思考力、倫理観、柔軟性、情報発信能力、コミュニケーション能力に裏打ちされた問題解決能力を有し、エネルギーに関わる基礎研究・技術開発・高等教育に寄与する人材を養成します。
【関連リンク】
大学院
https://www.kindai.ac.jp/graduate/

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