京阪電気鉄道株式会社(本社:大阪府枚方市、社長:平川良浩 以下、「京阪電車」)は、淀屋橋駅コンコースを大規模リニューアルし、隣接地で開発が進む「淀屋橋ステーションワン」との地下接続部分を6月1日より利用開始いたします。
今回のリニューアルでは、コンコース階の美装化を実施し、天井材の一部にはJR東海グループの東海道新幹線の車両から再生されたアルミを使用しています。
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ラッチ内コンコース
1.淀屋橋駅コンコース美装化
淀屋橋駅東地区都市再生事業に合わせ、淀屋橋駅コンコースの美装化を行いました。歴史の継承、未来に繋げるといった想いを込めて「クラシックとスタイリッシュの相反する性質の同居」をコンセプトにデザインを一新しています。また、東海道新幹線再生アルミを関西地区で初めて建材として導入し、天井の一部に使用しました。東海道新幹線再生アルミは、製造時のCO2排出量を通常のアルミ製造時と比較して97%削減でき、環境負荷低減の効果を生み出しています。東海道新幹線は京阪電車淀屋橋駅が開業した翌年の1964年に開通しており、共に長い鉄道の歴史を歩んできました。新幹線車両としてその役割を終えた後、都市部の地下駅天井材へと生まれ変わった建材の使用により、デザインコンセプトを体現するほか、当社グループが推し進めるBIOSTYLEの実現を目指しています。
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地下接続広場とラッチ外コンコース
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南側ラッチ外コンコース
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東海道新幹線 ※写真=JR東海提供
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ラッチ内コンコース天井部分
2.歩行環境の改善
これまでの淀屋橋駅におけるOsaka Metroとの乗り換え動線で一部が混雑する課題を解消するため、今回のリニューアル工事を機に動線変更を行いました。また、6月1日(日)より「淀屋橋ステーションワン」地下接続広場のオープンに伴い、さらなる歩行環境の改善を実現します。
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(リニューアル工事前)
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(24/8/11時点)
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(25/6/1時点)
3.京阪13号出入口オープン
「淀屋橋ステーションワン」商業ゾーン第1弾オープンに合わせ、6月23日(月)より「京阪13号出入口」を使用開始します。「京阪13号出入口」はビル内の階段やエレベーターを利用し地下接続広場と地上を結ぶ出入口で、始発から終電まで利用可能です。
これによりバリアフリー動線としても歩行環境の改善が実現します。
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(地下1階)
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(1階)
250530_keihan-railway.pdf
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