株式会社セノン(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:澤本 泉、以下セノン)と株式会社マクニカ(本社:神奈川県横浜市、代表取締役社長:原 一将、以下マクニカ)は、業務提携を行い、両社の強みを活かした新しい警備サービスの社会実装に向けた取り組みを開始することを本日発表いたします。
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(写真左から)株式会社セノン 代表取締役社長 澤本 泉氏、株式会社マクニカ クラビス カンパニー プレジデント 伊藤 啓介氏
■業務提携の背景と目的
警備業界は、現在1万社以上、約59万人の警備員を擁しており、街中で目にする施設警備や雑踏・交通誘導警備の他、空港や原子力発電所など重要施設の警備や大規模災害発生時における災害支援活動など、生活安全産業として社会の安全・安心に非常に重要な役割を担っています。
一方で、深刻な人材不足と人件費高騰という二つの大きな課題に直面しており、現在のサービスを永続的に提供することは困難になることが危惧されています。
社会の安全・安心に必要な警備サービスを提供していくためには、人的警備サービスと最先端テクノロジーの融合により、新しいセキュリティソリューションを構築することが必要不可欠な命題となっています。この度の業務提携により、セノンが提供する常駐警備、空港警備等の警備サービスにおいて、50年以上の歴史で培った豊富なノウハウと、マクニカが社会課題の解決に向けて取り組むCPS(Cyber-Physical System)ソリューションを組み合わせることで、新しいセキュリティソリューションの構築を具現化していきます。
■具体的な取り組み事例:icetanaを活用した新しい警備サービスの実現
取り組みの第一歩として、マクニカが取り扱うAI異常検知ソリューション「icetana(アイセタナ)」を活用した警備サービスの構築を進めます。icetanaは、自律学習AIがカメラ映像から通常状態を学習し、通常とは異なる事象が発生した際にリアルタイムに通知することで、警備員の監視業務のサポートと大幅な効率化の実現を目指します。
icetanaの詳細はこちら
https://www.macnica.co.jp/business/ai/manufacturers/icetana/products/142343/
■今後の展望
セノンとマクニカはさまざまな分野において連携を模索し、安全安心で快適な社会の実現に貢献してまいります。
本発表にあたり、株式会社セノン 代表取締役社長 澤本 泉氏は次のように述べています。
「今般、株式会社マクニカとの業務締結を発表できること、誠に光栄に存じます。この度のマクニカ様との業務提携により、マクニカ様の最先端のテクノロジーと当社の人的警備サービスが組み合わさることで警備業界に変革と進化をもたらすことを期待しています。警備業界が抱える課題を解決し、社会に貢献するセキュリティサービスの実現を共に目指します。」
株式会社マクニカ クラビス カンパニー プレジデント 伊藤 啓介氏は次のように述べています。
「この度、株式会社セノンとの業務提携を発表できることを大変嬉しく思います。セノン様の卓越した警備の専門性と、我々の最先端技術を活用した幅広いソリューションを組み合わせることで、より安全・安心な社会の実現に貢献できることを確信しています。
【製品に関するお問い合せ先はこちら】
株式会社セノン 警備事業本部 常駐部
Tel:03-3348-7111
株式会社マクニカ クラビス カンパニー 製品担当
Tel:045-470-9821
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株式会社セノンについて
セノンは、官公庁をはじめ複合施設や空港など、幅広い業態へ警備サービスを提供するセコムグループの警備会社です。常駐警備業務、機械警備業務、空港警備業務の他、ビルメンテナンス業務、車両運行管理業務、道路管理業務、医療関連業務、放置車両確認事務業務など警備以外の事業も展開し、警備業務のDX化などの先端技術の導入にも積極的に取り組む総合安全サービス企業です。
セノンについて:https://www.senon.co.jp/
株式会社マクニカについて
マクニカは、半導体、サイバーセキュリティをコアとして、最新のテクノロジーをトータルに取り扱う、サービス・ソリューションカンパニーです。世界28か国/地域91拠点で事業を展開、50年以上の歴史の中で培った技術力とグローバルネットワークを活かし、AIやIoT、自動運転など最先端技術の発掘・提案・実装を手掛けています。
マクニカについて:www.macnica.co.jp