六甲山観光株式会社(本社:神戸市灘区 社長:妹尾昭孝)が運営を行っている六甲高山植物園では、かつて幻のアジサイと言われた「シチダンカ」が見頃を迎えています。シチダンカは「ヤマアジサイ」の変種で、飾り花が八重咲になるのが特徴です。十数枚の萼片が星型になり重なりあいます。また、アジサイ園にはシチダンカの他にも多種多様なアジサイを植栽しています。画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/440606/img_440606_1.jpg◆シチダンカ(アジサイ科)Hortensia serrate var.serrata f.prolifera高さ1m~1.5mの落葉低木。江戸時代、シーボルトの「日本植物誌」に紹介されましたが、以後発見されず存在が疑問視されていました。その後、1959年に六甲山で偶然にも発見され、以後挿し木で増やされた苗が各地に広がりました。六甲山系のアジサイは、花崗岩からなる酸性土壌と湿潤な天候の影響で、美しい六甲ブルーに色づきます。7月中旬頃までお楽しみいただける見込みです。多種多様なアジサイが咲き誇る「アジサイ園」を期間限定公開今年もアジサイ園を期間限定公開しています。人気のある「シチダンカ」や「ヒメアジサイ」の他にも、様々な品種のアジサイを楽しむことが出来ます。<六甲高山植物園 人気のアジサイ>画像2: https://www.atpress.ne.jp/releases/440606/img_440606_2.jpg◆ヒメアジサイ〈アジサイ科〉【花期】6月~7月Hortensia cuspidata f. cuspidata別名は「ニワアジサイ」とも言われています。ホンアジサイに並ぶ代表的な手鞠型アジサイで、昭和4年に牧野富太郎博士によって命名されました。六甲山のヒメアジサイはその鮮やかな青色が「六甲ブルー」と呼ばれ、神戸市の市花にもなっています。当園では六甲ブルーに染まるヒメアジサイを群落でお楽しみいただけます。画像3: https://www.atpress.ne.jp/releases/440606/img_440606_3.jpg◆アマギアマチャ〈アジサイ科〉【花期】6月~7月Hortensia serrata var.angustata葉の長さは10cm以下で細くなり、甘みが強いのが特徴です。昔から甘味料として用いられる以外に、防腐効果があることから醤油の製造にも使用されました。また、民間ではダイコンの漬物に甘味をつけ、醗酵を押さえるために利用されたりしています。画像4: https://www.atpress.ne.jp/releases/440606/img_440606_4.jpg◆ヤマアジサイ〈アジサイ科〉【花期】6月~7月Hortensia serrata山の沢筋などに生えるため、「サワアジサイ」とも呼ばれます。落葉低木で高さは1メートルほどです。葉はやや薄く、表面にはつやがなく、先が長くとがっているのが特徴です。花の中心部には多数の両性花が集まり、その周囲に径2~3cmの飾り花を散らします。ヤマアジサイの品種‘七変化‘、‘星の雫‘、‘伊予獅子手毬‘、‘海峡‘など多数の品種がお楽しみいただけます。画像5: https://www.atpress.ne.jp/releases/440606/img_440606_5.jpg◆タマアジサイ〈アジサイ科〉【花期】8月Platycrater involucrata関東地方~岐阜県あたりに分布し、山地に自生します。湿度の高い山間部に咲き、葉の表面には固い毛が密生し、ざらついています。径3~3.5cmの大きなピンポン玉のようなつぼみから、この名前がつきました。戦時中はタバコに代用されたため「ヤマタバコ」という別名もあります。画像6: https://www.atpress.ne.jp/releases/440606/img_440606_6.jpg◆六甲山上のイベント「神戸六甲ミーツ・アート2025 beyond」神戸・六甲山上を舞台に、自然とともに現代アート作品を楽しめる芸術祭。16回目を迎える今回のテーマは「環境への視座と思考」です。今年は奈良美智や、川俣正、村松亮太郎/NAKED,INC.など国内外で活躍する約60組のアーティストによる多彩な作品が展示されます。【会期】2025年8月23日(土)~11月30日(日)【時間】10:00~17:00※営業日・時間は会場により一部異なります。【会場】ミュージアムエリア(ROKKO森の音ミュージアム・六甲高山植物園・新池)、六甲ケーブル(六甲ケーブル下駅・山上駅)、天覧台、兵庫県立六甲山ビジターセンター(記念碑台)、六甲山サイレンスリゾート(旧六甲山ホテル)、トレイルエリア、みよし観音エリア、六甲ガーデンテラスエリア、風の教会エリア【料金】大人=中学生以上、小人=4歳~小学生、3歳以下無料画像7: https://www.atpress.ne.jp/releases/440606/img_440606_7.jpg画像8: https://www.atpress.ne.jp/releases/440606/img_440606_8.jpg昼夜パス…有料会場+「ひかりの森~夜の芸術散歩~」会場への入場昼パス……有料会場への入場夜パス……「ひかりの森~夜の芸術散歩~」会場への入場※上記に大人+800円、小人+400円で「シダレミュージアム2025 エモい展」に割引入場できるセット券も販売中。(利用可能期間は8月23日(土)~11月24日(月・休)まで)画像9: https://www.atpress.ne.jp/releases/440606/img_440606_9.jpg<夜間イベント>「ひかりの森~夜の芸術散歩~」夜間限定の光のアート作品が、ROKKO森の音ミュージアムと六甲高山植物園を幻想的に彩ります。また、会場に設置された作品が光に照らし出され、昼間とは違った表情をお楽しみいただけます。10月中旬~11月中旬には、ライトアップされた木々の紅葉もお楽しみいただけます。【会期】2025年9月20日(土)~11月30日(日)の土日祝【時間】17:00~20:00※夜パス販売開始ならびに入場開始時間は16:00です。【会場】ROKKO森の音ミュージアム、六甲高山植物園【料金】上記、夜パスまたは昼夜パスのとおり■イベント情報「え!こんな近くに?!高山植物」神戸にいながら、アルプスやヒマラヤ、北海道の植物に出会える六甲高山植物園。牧野富太郎や池田瑞月、世良臣絵、西山ゆらが描いた高山植物の作品も期間中常時展示。【開催日】開催中~7月13日(日)【時間】10:00~17:00(16:30入園受付終了)【参加費】無料(別途入園料要)◆営業概要【開園期間】開園中~11月30日(日)※休園日あり。HPを要確認。【開園時間】10:00~17:00(16:30受付終了)【入園料】大人(中学生以上)900円/小人(4歳~小学生)450円【駐車料金】1,000円 ※8月9日(土)~17日(日)は2,000円※荒天等により、営業・イベントの内容を変更・中止する場合があります。六甲山ポータルサイト https://www.rokkosan.com/リリース https://www.hankyu-hanshin.co.jp/release/docs/ae07d5d5b03c2d403e6611fedaaa3cacd3636828.pdf発行元:阪急阪神ホールディングス 大阪市北区芝田1-16-1