株式会社トラッキモGPS(所在地:東京都港区、代表取締役:永田 日出夫)は、認定NPO法人ピースウィンズ・ジャパン(所在地:広島県神石高原町、代表理事:大西 健丞)と共同で、2024年8月より、譲渡された保護犬の見守り支援としてペット向けGPSデバイスを提供する取り組みを進めてまいりました。本取り組みはこのたび1周年を迎え、累計470頭以上の保護犬に対してGPSによる見守り支援を実施いたしました。


本事業は、ピースウィンズ・ジャパンが保護・譲渡した犬たちに対して、譲渡後の約3ヶ月間、GPS端末を装着することで、里親様に譲渡された保護犬の安全を保障し、安心して新しい暮らしをスタートしていただくための仕組みです。GPS端末は、位置情報をリアルタイムで確認でき、万が一に有事があった時にも迅速な対応が可能となります。

画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/444606/LL_img_444606_1.jpg
装着例1

■背景:保護犬にとって「最初の3ヶ月」は安心定着のカギ
ピースウィンズ・ジャパンでは、野犬や多頭飼育崩壊などさまざまな背景を持つ犬たちを保護し、適切な医療・ケアを経て新たな家族(里親)に譲渡しています。新しい生活に適応する初期段階では、環境変化への戸惑いや緊張から、行動が不安定になるケースもあり、特に最初の3ヶ月間は細やかな見守りが重要とされています。この課題に対し、トラッキモGPSが提供する小型・軽量のペット向けGPS端末「TrackiPet」を活用することで、犬の位置情報を見守りながら、里親様や保護団体がより安心して暮らしを支えることができる体制を構築しました。
「TrackiPet」詳細ページ: https://www.trackimo-gps.co.jp/?page_id=2151


■1年間の成果と展望
* 対象地域 :神石の本部シェルターや全国10ヶ所の譲渡センター、
そして保護犬と暮らす里親様のお住まいの地域
* 累計装着数 :470頭以上(2025年8月20日時点)
* 里親様の感想:「安心できる(75%)」、「充電が簡単(83%)」、
「移動履歴を簡単に確認(58%)」という声多数

今後は、保護犬譲渡以外にも、愛犬の迷子対策、災害時の愛犬保護支援など、社会的課題の解決に資するGPSソリューションとしての応用を拡大してまいります。


【ピースウィンズ・ジャパン 担当者コメント】
「譲渡後の保護犬が安全に新しい環境へなじんでいけるよう、GPSによる見守り支援は非常に有効です。里親様からも『安心して迎え入れられた』『散歩中の不安が軽減した』などの声を多数いただいています。私たちとしても、保護犬と暮らすときの心の支えとなり、愛犬をもしもの時から守れる安全の基盤となるGPSの装着が、よりスタンダードとなればと願っています。」


【株式会社トラッキモGPSについて】
株式会社トラッキモGPSは、位置情報を活用したIoTソリューションを提供する企業です。小型GPSデバイスを通じて、ペット、車両、荷物、人物など多様な対象の見守りを実現しています。本取り組みは「テクノロジーで命を守る」をコンセプトに、保護動物支援の領域でも貢献しています。

商号 : 株式会社トラッキモGPS
代表者 : 代表取締役CEO 永田 日出夫
所在地 : 東京都港区西新橋2-8-6 住友不動産日比谷ビル11階
設立 : 2016年8月
事業内容: 米国Trackimo Inc.社製GPS端末の日本総代理店
URL : http://www.trackimo-gps.co.jp/
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