本プログラムでは、学生の方々に銀行におけるデジタル分野で働くことの体感を通じ、業務・キャリアのイメージを深めてもらうことを目的とし、データ分析によって銀行業務の課題を解決するためのグループワークを実施します。参加者は、専門部署の行員のフィードバックを受けながら、さまざまな金融データを用いて、課題の発見や深掘り、施策の立案までの一通りの業務を経験します。
ブレインパッドは、長年に渡って開催している自社でのデータサイエンティスト向けインターンシップの知見を活かし、本プログラムでも 1.インターンシップ全体の企画設計、2.学生の集客方法の設計、3.当日の運営などの企画・実行を支援します。
■ 静岡銀行とブレインパッドによるインターンシップ共催の背景
静岡銀行には、データサイエンスのスキルを持った人財を発掘し、データ分析業務で活躍してもらうことを通じて、地域のビジネスや金融サービスの効率化、最適化を推進し、地域経済の活性化につなげたいという思いがあります。
一方、地域によっては、「学生が実際の業務に近い形でデータを使ったデータサイエンス業務を体験できる機会が少なく、業務・キャリアのイメージが湧きづらい」という課題があります。
デジタル人財の発掘・育成に貢献することを目的に、静岡銀行がデータ活用に触れる機会を学生向けに提供し、その知見を有するブレインパッドが支援するという形で、「しずぎん5daysインターンシップ データサイエンティストコース」の共同開催に至りました。
■ 「しずぎん5daysインターンシップ データサイエンティストコース」の概要
本プログラムは、静岡銀行のDX推進部データサイエンス推進グループの業務を体感できることをコンセプトとし、銀行のお客様(預金者)に関するデータ(※データについては、全てダミーデータを使用)を分析し、お客様に対する最適な施策立案をグループワークで検討します。そして、行員のフィードバックを受けながら、課題の発見や深堀から他部署との連携まで一通りの業務を経験できる内容となっている点が特長です。
具体的なプログラムの内容は、次のとおりです。
1.ビジネス課題解決のための分析基礎講座
データ分析による課題解決プロセスを講義にて学びます。データ分析手法だけではなく、ビジネスに活かすための方法を幅広く学べる点が特長です。
2.銀行業務のドメイン知識の基礎講座
静岡銀行においてデジタル人財が担う業務内容を紹介します。
3.グループワーク
実際に近い題材を用いてグループワークを実施します。座学で学んだ知識を活かしてデータ分析業務を行い、膨大な金融データから価値を引き出すことを目的とします。
■ 株式会社静岡銀行 DX推進部 データサイエンス推進グループ グループ長 鍋田 直也氏のコメント
静岡銀行では2024年4月にデータサイエンス組織が設立され、銀行内のデータ利活用を通じて地域経済への貢献に取り組んでいます。生成AIなど急速にIT技術が進歩するなか、データを利活用できる人財の発掘のため今回のインターンシップ企画となったのですが、静岡県内はもとより、県外からも多くの申し込みがあり、注目されていることを大変うれしく思っています。インターンシップを通じて学生の皆様には銀行業務におけるデータサイエンスの役割を体験していただければと思います。
■ 株式会社ブレインパッド 副社長執行役員 COO(Chief Operating Officer) 西村 順のコメント
デジタル人財・データ活用人財の不足は日本の競争力向上に向けて大きなボトルネックとなる課題です。創業以来当社が培ってきたデータ活用人財の育成知見やノウハウと、静岡銀行様という銀行業におけるデータ活用の実践の場を融合させた本インターンシップは、参加される学生の皆様に企業活動におけるデータ活用の可能性を具体的に知っていただく素晴らしい機会になると確信しております。当社は引き続き「データ活用の促進を通じて持続可能な未来をつくる」というPurposeの実現に向けて活動を推進してまいります。
■ ご参考情報
● 株式会社静岡銀行について https://www.shizuokabank.co.jp/index.html
本店所在地:静岡県静岡市葵区呉服町1丁目10番地
設立:1943年3月1日
代表者:取締役頭取 八木 稔
● 株式会社ブレインパッドについて https://www.brainpad.co.jp/
本社所在地:東京都港区六本木三丁目1番1号 六本木ティーキューブ
上場市場:東京証券取引所 プライム市場(証券コード 3655)
設立:2004年3月
代表者:代表取締役社長 CEO 関口 朋宏
資本金:597百万円(2024年6月30日現在)
従業員数:545名(連結、2024年6月30日現在)
事業内容:データ活用を通じて企業の経営改善を支援するプロフェッショナルサービス、プロダクトサービス
■ お問い合わせ先
● 製品・サービスに関するお問い合わせ
株式会社ブレインパッド
e-mail:info@brainpad.co.jp
*本ニュースリリースに記載されている会社名・商品名は、それぞれ各社の商標または登録商標です。
*本ニュースリリースに掲載されている情報は、発表日現在の情報です。
以上