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令和6年(2024年)の講義の様子(左)、令和6年(2024年)のワークショップの様子(右)


近畿大学産業理工学部(福岡県飯塚市)建築・デザイン学科教授 小野聡子が、令和7年(2025年)8月19日(火)・20日(水)に、田川地区消防本部が実施する「土砂災害等講習会」で講師を務め、「災害時における建築物被害の基礎知識」をテーマに、講義とワークショップを実施します。
【本件のポイント】
●産業理工学部教授 小野聡子が田川地区消防本部の「土砂災害等講習会」で講師を務める
●「災害時における建築物被害の基礎知識」をテーマに講義とワークショップを実施
●建築物被害に関する知識を向上させ、災害時における救助活動の対応に生かす
【本件の内容】
近年、集中豪雨による甚大な被害が全国各地で相次いでおり、田川地区管内においても、令和3年度(2021年度)に土砂災害が発生しました。

こうした状況を受け、田川地区消防本部では、令和5年度(2023年度)から消防吏員の災害対応力に対する知識習得や技能向上を図るため、「土砂災害等講習会」を継続的に実施しています。今年度からは年に2回(各2日間、計4日間)に拡充して開催し、建築物の免震構造に詳しい近畿大学産業理工学部 建築・デザイン学科の小野聡子教授が、3年連続で全日程の講師を務めます。
第1回は講義テーマを「災害時における建築物被害の基礎知識」として、災害発生時において建築物の被害状況を正しく把握し、救助活動に役立てるための知識向上を図ります。また、ワークショップでは、地盤の液状化に関する実験等を行い災害時における被害建物の応急処置についてポイントを伝えるとともに、その重要性を再確認します。
【開催概要】
日時:令和7年(2025年)8月19日(火)・20日(水)14:00~16:00
   講義14:00~15:00/ワークショップ15:00~16:00
場所:田川地区消防本部 2階講堂
   (福岡県田川市大字川宮1570、JR日田彦山線「田川後藤寺駅」から徒歩約20分)
対象:田川地区消防組合消防吏員 約15人(各日)
【講師プロフィール】
小野聡子(おのさとこ)
産業理工学部 建築・デザイン学科教授
学位:博士(工学)/専門:建築力学
建築物における免震および制震について研究しています。現在、構造的にユニークな建築物を力学的に創生させる手法も研究しており、建築物の耐震評価委員会委員などの学外委員や企業の技術顧問も務めています。
【関連リンク】
産業理工学部 建築・デザイン学科 教授 小野聡子
https://www.kindai.ac.jp/meikan/1496-ono-satoko.html
産業理工学部
https://www.kindai.ac.jp/hose/

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