東京工芸大学(所在地:東京都中野区 以下、本学)芸術学部 写真学科 大和田 良准教授のゼミ学生を中心とした10名が、スウェーデンの首都ストックホルムにある写真学校Fotoskolan STHLMの学生たちと共同写真展(以下、本写真展)を両国で開催します。
本写真展は、まず第1弾として、2025年8月28日(木)から9月15日(月・祝)まで、ストックホルムにあるFolkuniversitetet Stockholmで開催されます。
続く第2弾は、2025年10月21日(火)から11月8日(土)まで、本学中野キャンパス2号館メディアラウンジと6号館ギャラリーで異なるテーマで開催され、空間インスタレーションとして展開されます。

画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/477146/LL_img_477146_1.jpg
参考作品「FLOWER」写真学科4年 高橋 桃夏
画像2: https://www.atpress.ne.jp/releases/477146/LL_img_477146_2.jpg
参考作品「FLOWER」写真学科4年 JIA NAN

本写真展は、日本とスウェーデンそれぞれの国の学生たちが今なぜ写真を学ぶのか、また、これからの写真制作にどのような希望を抱いているのかを調査しながら、学生たちが持つ新たな視点と両国の文化的観点から共通性と違いを探り、写真の未来について考える一つのケーススタディを形成し、今後の写真教育に役立てることを目的に実施されます。
また、両国学生の国際文化交流を促し、他文化の価値観のなかで、より発展的な写真作品の制作を模索することで普段の制作では得られない、新たな知見と経験を学ぶ機会としています。こうした取り組みが評価され、本プロジェクトはスウェーデン大使館の後援を受けて開催されます。

両国の学生たちは、写真展の開催に向けて、日本とスウェーデンをオンラインで繋ぎ、テーマの決定や写真に関するディスカッション、展示会場の空間設計などを検討し合います。また、8月には本学の学生がスウェーデンを訪問し、10月には、スウェーデンの学生が来日する予定で、両国の学生がそれぞれの現地でワークショップや写真展の準備を行います。
さらに、Fotoskolan STHLMの教員であるMikael Cronwall氏および、スウェーデン出身の写真家Julia Hetta氏も来日し、本学学生たちに向けたワークショップを行う予定です。このワークショップの成果は、10月に開催される展示会で公開されます。

本学はこれからも、テクノロジー×アートをテーマに、グローバル社会で活躍できる人材育成・研究の支援を進めて参ります。

本写真展の概要は、以下のとおりです。


■スウェーデンでの共同写真展概要
・企画展名: 「FLOWER」
・会期 : 2025年8月28日(木)~9月15日(月・祝)
・会場 : Folkuniversitetet, Box 6901, SE-102 39 Kungstensgatan 45, Stockholm, SWEDEN
・URL : https://www.t-kougei.ac.jp/activity/archives/2025/article_86511.html


■日本での共同写真展概要
・企画展名:「FLOWER / SHOWCASE」
・会期 :2025年10月21日(火)~11月8日(土)
・会場 :東京工芸大学中野キャンパス6号館ギャラリー
・後援 :スウェーデン大使館

・企画展名:「Exhibition of Julia Hetta's workshop results」
・会期 :2025年10月28日(火)~11月8日(土)
・会場 :東京工芸大学中野キャンパス2号館メディアラウンジ
・協力 :富士フイルムイメージングシステムズ株式会社
・後援 :スウェーデン大使館


■本学参加者一覧
遠藤 優、WANG ZHENGJIE、幸保 諒、戸崎 輝、永石 祥大、馮 欣怡、YAO RUOCHEN、中根 健太、JIA NAN、高橋 桃夏、原 向日葵(写真学科助手)


■企画監修:大和田 良(写真学科准教授)


■東京工芸大学
東京工芸大学は1923(大正12)年に創設された「小西寫眞(写真)専門学校」を前身とし、創設当初からテクノロジーとアートを融合した無限の可能性を追究し続けてきました。2023年に創立100周年を迎えました。

【URL】 https://www.t-kougei.ac.jp/

画像3: https://www.atpress.ne.jp/releases/477146/LL_img_477146_3.jpg
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