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ビジュアルプログラミングアプリ「Springin'(スプリンギン)」を開発・運営する株式会社しくみデザインは、7月にオープンし話題となっている「異世界工房 ドズル社ワークス」(GiGO池袋1号館)の人気アトラクション「ドズ走」に、Springin'が使用されていることを発表しました。同ゲームは、GiGOとSpringin'が共同開発した「クリエイターアーケード」筐体で提供されており、デジタルクリエイションツールで作られたゲームがアーケード筐体で楽しめる画期的な事例となっています。
背景・概要
「異世界工房 ドズル社ワークス」は、2025年7月10日にGiGO池袋1号館の3F・4Fにオープンした常設店舗です。ゲーム実況グループ「ドズル社」の世界観をリアルな店舗として再現し、ファンが実際に「ドズル社」の世界に入り込んでモノづくり体験やワークショップ、オリジナルグッズの購入などを楽しめる画期的な施設となっています。
この施設の目玉コンテンツの一つが、オリジナルゲーム「ドズ走」です。従来であれば専門的なプログラミング知識が必要で、開発工数が長くなりがちなアーケードゲーム開発において、今回はビジュアルプログラミングアプリ「Springin'」を活用することで、短時間でクオリティの高いゲーム制作を実現しました。
革新的な技術連携
今回の取り組みで特筆すべきは、Springin'で制作されたデジタルゲームが、GiGOとSpringin'が共同開発した「クリエイターアーケード」という物理的な筐体で楽しめることです。人気YouTuberドズル社がデジタル空間からリアルな店舗へと展開したのに合わせて、Springin'で制作されたゲームも専用のアーケード筐体を通じて、より没入感のあるゲーム体験を提供することが可能になりました。
クリエイターアーケードは、コンパクトな筐体でありながらジョイスティックとボタンによる直感的な操作を実現。1プレイ100円で3分間という手軽な価格設定により、幅広い年齢層のユーザーがアーケードゲームの魅力を体験できます。
「ドズ走」ゲーム詳細
「ドズ走」は、3分間の制限時間内にプレイヤーがどれだけ長い距離を走り続けられるかに挑戦するランニングアクションゲームです。操作は非常にシンプルで、ジョイスティックによる左右移動とボタンによるジャンプのみ。しかし、コース上には火、UFO、ダチョウなど様々な障害物がランダムに出現し、プレイヤーの反射神経と集中力を試します。
障害物に衝突してもゲームオーバーにはならず、制限時間内であれば何度でもリトライが可能な設計となっており、初心者から上級者まで楽しめる絶妙なゲームバランスを実現しています。
ドズル社公式YouTubeによるプレイ動画(1分08秒から)
YouTube動画 :
https://www.youtube.com/watch?v=MKKyD8nskEM
今後の展望
本プロジェクトは、ビジュアルプログラミングツールの新たな活用事例として注目されます。従来のアーケードゲーム開発と比較して、短期間・少人数での制作を実現したことで、中小企業や教育機関でも導入しやすいソリューションとしての可能性を示しました。
今後は、イベントや展示会での一時的なゲーム制作、企業のプロモーション活動、学校でのプログラミング教育の成果発表など、様々な場面での活用が期待されます。
株式会社しくみデザインについて
株式会社しくみデザインは、「できなかったことが楽しくできるようになる」瞬間を届けることを使命に、2005年に福岡で創業。代表作である「KAGURA」や「Springin'」をはじめ、教育・福祉・アート・エンターテイメントなど幅広い分野で1,500件以上のプロジェクトを手がけています。
Springin'(スプリンギン)について
ビジュアルプログラミングアプリ「Springin'」は、プログラミング不要・直感操作で作品をつくれるノーコードアプリとして、子どもから大人まで誰でも簡単にデジタル作品を制作できる環境を提供しています。教育現場での活用も進んでおり、小学校から大学まで幅広い教育機関でプログラミング教育ツールとして採用されています。また、企業向けのプロモーション活動やブランディング施策での導入も増加しており、ノーコード開発の新たな可能性を切り拓いています。
公式サイト: https://www.springin.org/
関連リンク
クリエイターアーケード公式サイト:https://tempo.gendagigo.jp/creators-arcade/
ドズル社公式YouTube:https://www.youtube.com/@dozle