学校法人誠恵学院・誠恵高等学校(理事長 小野 貴弘)は、当校芸術コース3年 門倉菜々香さん、吉住優月さんの陶芸作品が「二科展」に入選したことをお知らせします。


■本リリースのポイント
1. 静岡県内で3人入選のうち、当校の生徒2人の作品が入選!3年連続二科展入選の快挙
2. 入選した門倉菜々香さん、吉住優月さんコメント
3. 生徒の個性を生かし、可能性を伸ばす!誰もが主役の学生時代を応援します

画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/542047/LL_img_542047_1.jpg
二科展に入選した 誠恵高校3年 門倉菜々香さんの作品「鰭イ針(ひれいしん)」

1. 静岡県内で3人入選のうち、当校の生徒2人の作品が入選!3年連続二科展入選の快挙
当校は、1950(昭和25)年創立の高等学校です。

現在は「普通コース」のほか、「進学コース」「情報処理コース」「芸術コース」の4コースが存在し、卒業者は地元にとどまらず各方面で活躍をしております。
芸術コースは、2年生からデザイン専攻・絵画専攻・陶芸専攻に分かれ、専門性を高めた授業を展開しており、多くの芸術家を輩出しております。
陶芸専攻はガス窯・電気窯などの充実した施設があり、特にガス窯は縦・横・高さが1メートルという高校に設置されるのには珍しい大きな窯で、生徒たちは大作に挑んでいます。
陶芸部では週2回、富士宮市のプロの陶芸家・小割哲也さんによる個別指導を行っています。
このほど、芸術コース3年生の門倉菜々香さん、吉住優月さんの作品が二科展に入選しました。
彫刻部入選63作品中、静岡県からは3作品の入選で、そのうち当校の2人の作品が選ばれました。また、当校の生徒の作品が二科展に入選するのは3年目で、3年連続入選という快挙も成し遂げました。


2. 入選した門倉菜々香さん、吉住優月さんコメント
門倉菜々香さんの作品「鰭イ針(読み:ひれいしん)」は、ゲームが大好きな門倉さんが、ゲームの世界にあるかっこいい武器のようなものを現実でも形にしたいという気持ちで制作しました。装飾の小さい細々としたパーツや、魚をイメージした部位にこだわりました。

【門倉さんコメント】
「案だしや素材集めなどに一番苦労しました。青と水色など、黄色以外の色を塗っている所は、光沢が出るように黄色の部分とは違う細工を施しました。パイプのような形のした管の中の染色や、小さいパーツ制作が大変でした。
高校生だけでなく一般の方々が出す展覧会への参加でしたが、たくさんの作品の中で入選できてとても嬉しく思います」

吉住優月さんの作品「Drape(ドレープ)」は、どの角度から見ても楽しめるよう、全面にドレープを施した作品です。釉薬には金メタリックを使用し、ドレープのヒラヒラの良さを出す為に、作品全体を光らすのではなく、スポットライトに当る箇所を中心に磨きました。

【吉住さんコメント】
「作品は大きくて、ヒビが割れたり、作品の一部が欠損してしまう事がありましたが、先生の適切な指導やアドバイスのおかげで無事に完成できました。こだわったポイントは、二枚重ねになっているヒラヒラの上部にあるヒラヒラが波打っている所です。私は、作品を二科展に出展するのが初めてで、少し緊張していましたが、今回入選できた事が本当に嬉しいです」

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二科展に入選した 誠恵高校3年 吉住優月さんの作品「Drape(ドレープ)」
画像3: https://www.atpress.ne.jp/releases/542047/LL_img_542047_3.jpg
「第109回二科展」展示の様子

3. 生徒の個性を生かし、可能性を伸ばす!誰もが主役の学生時代を応援します
現在、国立新美術館(港区六本木)で開催されている「第109回二科展」に2人の作品が展示されています。

当校では、授業や部活動、課外研修を通して、勉学だけでなく、多様性に富んだ学校教育を運営しております。
進学・就職先も、個人の可能性を伸ばし、進路実現のために教員が親身になって指導しております。今後も多様性と先進性を生かし、新しい時代にも柔軟に対応し、活躍する人材を育成していきます。


【イベント概要】
名称:「第109回二科展」
日時:2025年9月3日(水)~9月15日(月・祝)※9月9日は休館
10時~18時(最終日は14時終了)
場所:国立新美術館(東京都港区六本木7-22-2)
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