株式会社スマートスタイル(東京都港区、代表取締役社長:河野 一)は本日、パナソニック インフォメーションシステムズ株式会社(大阪府大阪市、代表取締役社長:玉置 肇、以下 パナソニックIS)との「HeatWave」共同検証プロジェクトにおける検証事例を発表いたします。

本検証で行った十数億レコードの大規模データを用いた包括的な性能比較により、HeatWaveの優位性や効果的な活用シーンが明らかになりました。



【検証事例の詳細】
HeatWave技術検証で見えたデータドリブン経営における分析基盤の最適解
https://www.s-style.co.jp/jirei/case_pisc_heatwave.html

画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/543168/LL_img_543168_1.png
スマートスタイル パナソニックインフォメーションシステムズ

■検証結果のハイライト
<性能向上を実現>
●単純SQL処理
既存オンプレミス構成と比べて桁違いの応答速度を実現

●分析SQL処理
複雑集計がリアルタイムで完了するなど他製品と比べ有意な結果

●逐次DML更新
OLTPとOLAP処理を同一クラスタで同時運用可能

●一括バルクロード
他製品と比べ最短時間を記録、夜間バッチ処理を大幅短縮

<AI機能による運用効率化>
●Autopilot Indexing
機械学習による自動最適化でスロークエリの処理時間が半分に短縮

●GenAI活用
運用マニュアルの自然言語問い合わせにより対応工数を大幅に削減可能

<運用実用性を確認>
●MySQL完全互換
既存SQLがほぼ無修正で動作、移行コストを最小化

●セキュリティ
個人情報を扱う重要システムへの適用可能性を確認


■パナソニックグループのDX戦略「Panasonic Transformation」を加速
パナソニックグループでは、全体で2,000近いデータベース環境を運用し、大量データのビジネス活用を推進しています。検証チームの皆様からは「数億件規模の集計が画面を更新するわずかな間に完了するなど、インメモリ処理の速さに驚きました。HeatWaveは取引系と分析系を一体運用でき、ETLの手間を大幅に減らせる利便性を実感しています。」とのご意見をいただきました。

インフラ標準サービス部 DB基盤チーム 主任 倉重様のコメント:
「今回の検証により、HeatWaveは性能面・運用面で優位な結果となりました。データを即座に分析に活かすHTAP(処理と分析の統合)を重視する企業にとって、HeatWaveは最適な選択肢になり得ると思います。」


■HeatWave導入後の展望
パナソニックISは今回の検証で得られたノウハウを活用し、社外のお客様への価値提供を目指します。スマートスタイルは引き続き技術パートナーとして、HeatWave導入支援サービスを通じてお客様のデータ活用を支援してまいります。


<パナソニック インフォメーションシステムズ について>
https://service.is-c.jpn.panasonic.com/
パナソニックグループは、「IT」・「オペレーティング・モデル」・「カルチャー」の3つの変革を通じて経営盤を強化するDX戦略「PX(Panasonic Transformation)」を推進しています。
パナソニック インフォメーションシステムズは、パナソニックグループのIT事業会社として「PX(Panasonic Transformation)」の推進をデジタルのチカラでリードしていきます。
また、パナソニックグループの製品拠点で培った「現場に寄りそうIT技術」、グローバルかつ幅広い事業サポートで獲得した「確かな開発・運用能力」、および「現場の業務を確実に支える知見」を活用し、パナソニック グループ以外のお客さまのニーズにもトータルソリューションを提供していくことをお約束します。
「デジタルで、幸せをつくろう。」それが私たちの想いです。


<スマートスタイルについて>
https://www.s-style.co.jp/
スマートスタイルは、2004年よりオラクル社が提供するオープンソースのリレーショナルデータベース管理システム 「MySQL」のパートナーとして、MySQLを中心としたデータベースのコンサルティングやサポートを提供しています。また、2018年5月からは、日本オラクル社のクラウド販売パートナーとして、OCIの再販・導入、運用支援等のサービス提供を行っています。


「MySQL HeatWave PoCサービス」
https://cloudmiko.jp/service/heatwave_poc/
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