コンビニ冷蔵庫と並びご遺体安置冷蔵庫「おくりこ」を製造販売して4年目となる当社は、ご遺体安置冷蔵庫「おくりこ」シリーズの新たなモデルとして、セキュリティ機能を強化した『おくりこセキュリティ』を開発しました。
こうした現実を踏まえ、たつみ工業は従来の「安心感」に加えて「安全性・確実性」をさらに追求し、安置管理に新たな視点を加えたコンセプトモデルを開発するに至りました。
2025年9月10日(水)・11日(木)の2日間、有明GYM-EX(ジメックス)にて開催される「エンディング産業展2025(ENDEX Japan)」に出展し、本コンセプトモデルを初披露します。
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おくりこイメージ
葬祭業界では、ご遺体をお預かりする時間が長期化する傾向にあり、「正確な識別と確実な管理」は業界全体における喫緊の課題となっています。ご遺体の取り違いによる重大トラブルについては、報道でも取り返しのつかない事態に至った事例が取り上げられており、現場の課題意識は増す一方です。
さらに、最新の統計によると、2024年の国内の死亡者数は約1,605,298人で、前年の約1,576,016人から約29,282人の増加となりました。死亡率(人口千人当たり)は前年の13.0から13.3へ上昇しており、死亡者数は長期的に増加傾向にあることが明らかです。
これからも進行する超高齢・多死社会の中で、安置や火葬をめぐる環境はますます厳しくなることが見込まれています。
たつみ工業では、こうした社会課題に応えるべく取り組みを続けています。
・2023年:ご遺体用安置冷蔵庫「おくりこ」を発表。安置が長期化する現場で、安心感の向上に貢献しています。
・2024年:ペット用モデル「おくりこpet」を展開し、ご遺族の心情に沿った温かいデザインが評価されています。
・2025年:コンセプトモデル「おくりこセキュリティ」を発表。取り違えリスクへの課題に真正面から対処する姿勢を示します。
これらの継続的な製品展開を通じて、たつみ工業は業界のお役に立てる企業として信頼を築いています。
「おくりこセキュリティ」は、安置から出棺までの一連の管理をより確実に行うために、新たなセキュリティ機能を取り入れたコンセプトモデルです。
デジタル認証を活用し、安置から出棺までの一連の管理を正確かつ確実に記録・照合する仕組みです。従来の紙ベースの管理に比べ、ヒューマンエラーによる取り違えリスクを大幅に軽減します。
※なお、本モデルは現時点では「コンセプトモデル」にとどまり、詳細な機能については今後の発表で順次公開予定です。
たつみ工業は、今後も葬祭業界をはじめ、社会に貢献する製品開発を推進してまいります。ご遺体の尊厳を守り、ご遺族の安心に寄り添うための技術革新に挑み続けます。
■出展概要
イベント名:エンディング産業展2025(ENDEX Japan)
会期 :2025年9月10日(水)・11日(木)
会場 :有明GYM-EX(ジメックス)
ブース :C-16
【会社概要】
社名 : たつみ工業株式会社
代表者 : 代表取締役 岩根 弘幸
所在地 : (本社)〒212-0054 神奈川県川崎市幸区小倉4-1-13
設立 : 1962年4月
事業内容: 業務用プレハブ冷蔵庫の設計、製造、組立・施工、
不燃断熱パネル製造
資本金 : 7,000万円
URL : https://tatumikougyou.co.jp/