瀬戸内海の島々を舞台に開催される「しまなみ映画祭 2025」において、正式公開に先立つ映画版『初恋芸人』の特別上映が決定。特別上映は、しまなみ映画祭の因島会場で、本映画のロケ地としても協力した万田発酵のHAKKOパークにて2025年9月15日(月・祝)に開催。
監督による作品に込めた想いや裏話などを語る舞台挨拶も予定されています。

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初恋芸人 ビジュアル

◆ ついに映画化!異色の恋愛小説『初恋芸人』
特撮番組の脚本執筆やUMA研究家としても活躍する中沢健氏の作家デビュー作『初恋芸人』は、2016年にはドラマ化された異色の恋愛小説。ついに映画化が決定し、そのロケ地の一つとして広島県尾道市の因島が選ばれました。
本映画は、十代の頃、青春時代、女の子と縁のなかった、全ての男子に捧げる「何者でもないものの物語」として、現代の若者、そして中年になってしまった何かになりたかった人たちの心に刺さる青春映画として制作。
今回の「しまなみ映画祭2025」での特別上映には、本映画の製作サイドによる“ロケ地への感謝”の思いが込められており、ロケ地として協力させていただいた因島と製作サイドの心のつながりを感じる特別な機会となります。

<作品概要>
売れない芸人のピュアな恋物語。ある日、奇跡のような初恋が舞い降りた。
怪獣ネタでお笑いライブに出演する売れないピン芸人・佐藤賢治は年齢=彼女いない歴で女友達すらいないモテない男であった。妄想の世界が居場所でもあった佐藤。そんなある日、佐藤のネタを面白いと語る不思議な女性・市川理沙に出会い、佐藤は初恋をする…。

・原作 : 中沢健「初恋芸人」(小学館「ガガガ文庫」刊)
・主演 : 原嘉孝
・監督・脚本 : 夏目大一朗
・企画・プロデュース: 小浜圭太郎
・プロデューサー : 峯松里香


◆ 因島ロケ×万田発酵のHAKKOパークも撮影協力
万田発酵株式会社(本社:広島県尾道市因島、代表取締役社長:松浦 良紀)は、2024年4月に行われた本映画の因島ロケにおいて、本社に隣接するHAKKOパーク(施設内のHAKKOホール)を撮影場所の一つとして提供しました。
HAKKOパークは、因島の豊かな自然と発酵文化を体感できる、発酵をテーマにしたテーマパークで、2025年9月13日(土)から開催される「しまなみ映画祭 2025」では因島会場にもなっています。


撮影に使われたパーク内のHAKKOホールは、普段、発酵と万田酵素を学んでもらうガイドツアーの一環として発酵のふしぎを学んでもらうための映像を流す施設として使用していますが、本映画では、原作の世界観を演出するロケーションとしての役割を果たしています。ぜひホールシーンにご注目いただければと思います。

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HAKKOホール

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HAKKOホールでの撮影風景

◆ 「しまなみ映画祭 2025」
今年で2回目の開催となる「しまなみ映画祭 2025」は、瀬戸内海に浮かぶ因島、生口島、大三島という3つの島を舞台に、島々を旅しながら、映画だけにとどまらず、音楽やアート、食も楽しみながら、島々の魅力を体感できるイベントです。2025年9月13日(土)~15日(月・祝)、20日(土)、21日(日)、23日(火・祝)の日程で開催されます。
3つの島の距離は近くても、景色や暮らし、価値観は島ごとに異なります。このイベントが掲げるテーマは、「Cruise to the Unknown(未知への航海)」。それぞれ異なる表情をもつ3つの島を旅しながら、来場者一人ひとりがまだ出会ったことのない景色や文化、価値観にふれる--そんな体験を届けることを目的としています。
今年は、より深く島とつながる映画祭を目指し、本物の映画や音楽にふれる機会をつくるために、アーティストや映画制作者を島に招き、作品だけでなく、その裏側にある想いやプロセスにも出会えるような場づくりも進めています。
映画「初恋芸人」の特別上映はもちろん、イベント開催期間中に繰り広げられる映画、音楽や体験など、さまざまなイベントを通じて、しまなみ海道の魅力を発見する機会を提供していきます。

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しまなみ映画祭2025 メインビジュアル
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