※宮崎香蓮の「崎」は立つ崎(たつさき)が正式表記。
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遠藤周作を偲ぶ一日10月11日開催
本事業は「ながさきピース文化祭2025」の公式関連事業です。祭典の理念「文化で生まれる交流が、ピースを育む!」に基づき、遠藤文学と長崎の歴史文化を重ね合わせ、市民や来訪者にその魅力を広く伝えるとともに、文化を通じて平和の大切さを次の世代へ継承することを目指します。
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遠藤周作を偲ぶ一日タイムテーブル
■「遠藤周作を偲ぶ一日」概要
●日時:2025年10月11日(土)
●会場:ベネックス長崎ブリックホール(長崎市茂里町2-38)
●入場:無料(要事前申込※午前プログラムは不要)
●定員:300人(申込多数の場合は抽選。当選はチケット発送をもって通知)
●主催:文化庁、厚生労働省、長崎県、第40回国民文化祭・
第25回全国障害者芸術・文化祭長崎県実行委員会、長崎市、
第40回国民文化祭・第25回全国障害者芸術・文化祭長崎市実行委員会、
長崎市遠藤周作文学館
●協力:長崎大学附属図書館
●イベントホームページ: https://www.nib.jp/nib_nagasaki/endou-syusaku
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遠藤周作を偲ぶ一日主なプログラム
■プログラム
1)市民開放企画(事前予約不要)
10:00~11:30 遠藤周作文学館学芸員による「作品解説&アーカイブ映像上映」
古写真パネル展「キクが見たあの日の長崎」
2)遠藤周作を偲ぶ一日
13:30 開会セレモニー
13:35 上映会(1)ドラマ『女の一生 キクの場合』―前編「ひとすじの愛」
15:25 ラウンジコンサート/文学カフェ
16:00 上映会(2)ドラマ『女の一生 キクの場合』―後編「燃え尽きた愛」
18:00 トークショー「長崎に生きた女性〈名もなき人〉の肖像」
18:35 閉会セレモニー
19:00 閉場
(1)ドラマ上映『女の一生 キクの場合』
前編「ひとすじの愛」と後編「燃えつきた愛」を上映します。幕末から明治初期の激動の時代を生きた女性の姿を描いた作品で、主演は小泉今日子氏。樹木希林氏、津川雅彦氏など豪華俳優陣も出演します。
(2)トークショー「長崎に生きた女性〈名もなき人〉の肖像」
歴史・文学・表現の視点から作品と時代背景を掘り下げます。
<出演者>
姫野順一(ひめの・じゅんいち)
長崎大学名誉教授。「長崎学」を提唱し、幕末から明治期の社会背景を研究。市民にわかりやすく歴史を伝える活動を続けています。
高浜寛(たかはま・かん)
漫画家、天草市出身。代表作に『ニュクスの角灯』『蝶のみちゆき』『扇島歳時記』。『ニュクスの角灯』で第24回手塚治虫文化賞マンガ大賞を受賞。長崎を舞台に女性の生き方を描き続け、海外でも高い評価を得ています。2025年大阪・関西万博バチカン親善大使。
宮崎香蓮(みやざき・かれん)
俳優、島原市出身。ドラマ・映画・舞台で幅広く活動。新潮文庫企画や遠藤周作生誕100周年記念文集への寄稿を行うなど、作品世界への共感が深く、本イベントでは朗読を担当します。
(3)古写真パネル展「キクが見たあの日の長崎」
幕末から明治期の長崎を写した古写真を展示します。姫野順一氏の監修により、当時の街並みや人々の暮らしを紹介します。
(4)ラウンジコンサート~音楽と文学が響き合うひととき~
ピアニスト・中村卓士氏と木管五重奏「てんとうむし」が演奏します。遠藤周作が愛したモーツァルトの楽曲を中心に、宮崎香蓮氏の朗読を交えて文学と音楽の融合を表現します。
(5)文学カフェ~味覚で楽しむひととき~
作品をイメージしたオリジナルドリンクや津和野銘菓「源氏巻」を提供します。鑑賞の合間に味覚を通じて作品世界に触れる場を設けます。
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遠藤周作を偲ぶ一日遠藤文学と長崎学の交差点
■長崎市遠藤周作文学館について
長崎市遠藤周作文学館は、作家・遠藤周作の遺徳をしのび、その文学と歩みを広く伝えるために2000年、代表作『沈黙』の舞台である外海に開館しました。直筆原稿や愛用品など約3万点を収蔵し、展示や研究、情報発信を通じて遠藤文学と長崎の歴史文化を重ね合わせ、次世代へ継承する役割を担っています。角力灘を一望できるロケーションや読書と思索の空間「アンシャンテ」も特色のひとつです。今後も若い世代への継承を進め、文学と文化を共有することで平和の大切さを未来へ伝えていきます。
・所在地 : 〒851-2327 長崎県長崎市東出津町77
・営業時間 : 9:00~17:00
・電話番号 : 0959-37-6011
・休館日 : 12月29日~1月3日
・アクセス : 長崎バス「道の駅(文学館入口)」バス停より徒歩2分
・ホームページ: https://www.city.nagasaki.lg.jp/site/endou/