Microsoft Defender for Cloud向け導入・活用支援サービス
https://www.lac.co.jp/system/defender-for-cloud.html
総務省が2025年5月30日に発表した「令和6年通信利用動向調査」※によると、企業のクラウドサービス利用率は8割を超え、Microsoft AzureやAWSなどを用途に応じ使い分けるケースが増加しています。
※ 総務省「令和6年通信利用動向調査の結果」
https://www.soumu.go.jp/johotsusintokei/statistics/data/250530_1.pdf
特に、生成AIや業務用AIなどの活用が加速しAI Agentの活用が見えてきた現在、AI Agentの恩恵を安全かつ最大限に享受するためには、まずクラウド環境を堅牢に整備しておくことが不可欠です。クラウドの安全性を高めておくことで、将来AIが扱う膨大なデータやモデルを安心して預けられる土台が築かれ、AI導入の次のステップをスムーズに進められます。
マイクロソフト社はこうした市場背景を踏まえ、Microsoft Azureにとどまらず、AWSやGoogle Cloudなどマルチクラウドに対応したセキュリティ運用を支えるクラウドネイティブアプリケーション保護プラットフォーム(CNAPP)「Microsoft Defender for Cloud」を提供しています。Microsoft Defender for Cloudは、開発段階からセキュリティを組み込むDevSecOpsや、多くの企業で導入が進むCSPM(Cloud Security Posture Management)、CWPP(Cloud Workload Protection Platform)の機能を統合したソリューションです。さらに、他のマイクロソフト社のサービスと組みあわせることで、エンドポイントからオンプレミス環境、クラウドまでトータルでのセキュリティを実現できます。
ラックは、これまで数多くのクラウドインテグレーションを支援する中で、組織としてまとまったセキュリティ統制管理を行おうとする場合、自社のセキュリティレベルの可視化が課題となっていると認識しています。そこで、「Microsoft Defender for Cloud」の機能を最大限に活かした導入と運用を支援する「Microsoft Defender for Cloud向け導入・活用支援サービス」を提供し、企業が安心してクラウドを活用できる基盤づくりを後押しします。
●サービスの特長
【現在のセキュリティレベルをスコアリング】
現在利用中のクラウドサービスのセキュリティレベルを、Microsoft Defender for Cloudを活用して把握します。一般的に必要とされるセキュリティ設定と比較することで、自社の現状をスコアリングで可視化します。改善の優先度を明確にしやすく、経営層への説明や投資判断の根拠としても活用できます。
【お客様にあわせた運用改善を支援】
設定の改善箇所の優先度を定め、設定が及ぼす影響範囲を確認し、稼働中のシステムに支障が出ないかを見極めたうえで、設定の変更に伴うリスクを認識する必要があります。
【利用開始後も運用を継続支援】
セキュリティ運用は常に変化する状況に対応するため、継続的な改善が欠かせません。Microsoft Defender for Cloudも同様で、最初に改善して終わりではなく、初期改善後も定期的にチェックし、アップデートや他サービスとの連携拡張に追随していく必要があります。最新情報の定期的な報告や質問への対応を通じて、お客様のセキュリティ運用を継続的に支援します。
なお、ラックにはMicrosoft Top Partner Engineer Awardを受賞したエンジニアが複数在籍し、同社の技術を活用したセキュリティ対策をリードしています。これまでの豊富な実績と知見を活かし、クラウド環境の不適切な設定の検知や、一般的なコンプライアンス基準への適合に必要な項目を洗い出しなど、お客様の課題に応じた最適な運用改善を支援します。
ラックはマイクロソフト社のプラットフォームを活用することで、お客様のセキュリティ運用における全体最適化、業務の継続的な運用改善を推進し、企業のクラウド活用戦略における信頼できるパートナーとして貢献します。
●日本マイクロソフト株式会社様からのエンドースメント
日本マイクロソフト株式会社(本社:東京都港区)は、株式会社ラック様による「Microsoft Defender for Cloud向け導入・活用支援サービス」の取り組みを歓迎いたします。
クラウド利用の拡大に加え、生成AIやAI Agentの業務活用が急速に進む中、セキュリティ運用の可視化と統制は企業にとって不可欠な要素となっています。特に、生成AIによる業務効率化やAI Agentによる自律的な判断支援が進むことで、セキュリティリスクの複雑化が懸念されており、これらに対応する高度な防御策が求められています。
株式会社ラック様の取り組みは、Microsoft Defender for Cloudの価値を最大限に引き出し、企業がクラウド環境において生成AIやAI Agentを安全かつ安心して活用できるセキュアな基盤の構築を支援するものと期待しております。
【日本マイクロソフト株式会社】
業務執行役員 パートナー事業本部 副事業本部長
エンタープライズパートナー統括本部 統括本部長
木村 靖
■株式会社ラックについて
https://www.lac.co.jp/
ラックは、サイバーセキュリティとシステムインテグレーションの豊富な経験と最新技術で、社会や事業の様々な課題を解決するサービスを提供しています。
* ラック、LACは、株式会社ラックの国内およびその他の国における登録商標または商標です。
* Microsoft、Aure、Microsoft Defenderは、米国 Microsoft Corporationの米国およびその他の国における登録商標または商標です。
* その他、記載されている会社名・団体名、製品名などは、各社の登録商標または商標です。
* 記載されている情報は、発表時点のものです。その後予告なしに変更となる場合があります。