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公益財団法人川崎市文化財団主催、『第17回狂言全集』が2025年10月25日 (土)に川崎能楽堂(神奈川県 川崎市川崎区 日進町 1-37)にて上演されます。
チケットはカンフェティ(運営:ロングランプランニング株式会社、東京都新宿区、代表取締役:榑松 大剛)にて発売中です。


チケットはこちら : https://www.confetti-web.com/events/10591


公式サイト
https://www.kbz.or.jp/event/noh-20251025/
「狂言全集」 ——人間のおかしさ、悲しさ、愚かしさ。狂言の哲学がここにある。
現代に息づく伝統芸能であり、人間のおかしさ、悲しさ、愚かしさを笑いや風刺に包み込んで表現する狂言。そこで演じられる人間の本質は、現代にも通じるものがあります。この狂言全集では、現在上演されている狂言およそ200番の中から主要な作品をシリーズでお届けします。
また、3演目の上演後には、人間国宝である山本東次郎師によるお話も。狂言が初めての方もそうでない方も、狂言の奥深さ、面白さを味わっていただける内容です。


<演目>
狂言「萩大名」 山本 東次郎(人間国宝)
狂言「右近左近」  山本泰太郎
狂言「禰宜山伏」  山本 則重
狂言のお話     山本 東次郎


各演目のあらすじ
【萩大名(はぎだいみょう)】

領地問題の訴訟で長い都暮らしを強いられ、鬱屈した大名は気分転換をしたいと考え、太郎冠者に相談します。太郎冠者は知り合いの見事な庭に今を盛りと咲き乱れる萩の花、それを見に行きましょうと誘います。ところがその庭主は客人に当座の和歌を所望するのが決まりです。風流事の苦手な大名が恥をかかぬよう、太郎冠者はあらかじめ作られた和歌を覚えてもらおうとしますが、「七重八重九重とこそ思いしに、十重咲きいずる萩の花かな」の三十一文字が覚えられません。その上、庭を見ても、梅の枝ぶりが石臼の取っ手にちょうどいいとか、立石の白い部分が火打ち石に利用できると、現実的な発想を繰り返し、太郎冠者を困らせます。


【右近左近(おこさこ)】

豊作を喜ぶお百姓の右近ですが、困ったことがあり、妻に相談を持ちかけます。それは左近の飼っている牛が田んぼの大半を食べてしまったので、その牛をこちらに渡すか、その分だけの年貢を負担するよう迫ったところ、拒否されて腹が立つので訴訟を起こそうと思うがどうだろうということでした。妻は、左近は村でも評判の口達者、逆に右近は口下手なので、地頭(その土地を治める役人)の前でうまく訴えができないといけない、まずは自分相手に稽古をしたらと勧めます。


【禰宜山伏(ねぎやまぶし)】

資金援助のお願いに全国の後援者を廻っている伊勢神宮の禰宜(神官)、後援者の一人である茶屋に立ち寄り、茶を頂いています。そこに現れたのは大峯山・葛城山で修行を終えたばかりの山伏でした。熱いだの、ぬるいだの、文句を言いながらも茶を飲んで満足した山伏ですが、おおような禰宜の態度が気に入りません。懲らしめてやろうと考え、自分の肩箱(経文や仏具を入れて肩に担ぐ箱)を宿泊先まで持って行くよう、乱暴に押し付けるので、困り果てる禰宜。仲裁に入った茶屋は何か勝負をして、負けた方が相手の荷物を持つことにしたらどうかと提案し、勝負が始まります。


公演概要

『第17回狂言全集』
公演期間:2025年10月25日 (土) 13:30開場/14:00開演 ※上演時間:約2時間
会場:川崎能楽堂(神奈川県 川崎市川崎区 日進町 1-37)
■出演者
「萩大名」シテ(大名):山本東次郎、アド(太郎冠者):山本凜太郎、アド(庭主):山本 則重/「右近左近」シテ(夫):山本泰太郎、アド(妻):山本則孝/「禰宜山伏」シテ(山伏):山本則重、アド(禰宜):山本則秀、アド(茶屋):若松隆、アド(大黒天) 山本凜太郎
■チケット料金
正面席:3,500円
脇正面・中正面席:3,000円
(全席指定・税込)


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