一般財団法人スピリチュアリティ・リサーチセンター(SRC)は、2月27日に連続講座の第11回として、「神棚とは何か」をテーマとした公開講座を開催します。神棚は、日本の家庭や芸能の現場などに古くから存在してきましたが、現代においてはその意味や役割が十分に語られる機会は多くありません。
本講座では、神棚を単なる信仰の対象としてではなく、日本人が自然・神・自己とどのような関係を結んできたのかを示す「文化的・心理的装置」として捉え直します。

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どこにでも神棚が


講座では、日本神話における神棚の起源から、江戸時代に一般家庭へと広がった歴史的背景、さらには神楽・能楽・歌舞伎といった神事芸能との関係までをわかりやすく解説します。舞台芸能の楽屋に今も神棚が祀られている理由をひもときながら、芸能と信仰の深い結びつきにも光を当てます。
さらに、心理学や哲学の視点から、神棚を「外の世界」と「内なるこころ」を結びつける象徴的な存在として考察します。自然や神々を否定することなく、生活空間の中にミニチュア化して迎え入れてきた日本独特の感覚は、現代社会におけるこころの在り方を考えるうえでも、多くの示唆を与えてくれます。
宗教に詳しくない方でも、日本文化や精神性、暮らしの中に息づく思想に関心のある方にとって、気軽に参加でき、かつ深い学びの得られる講座です。

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古典に原点がある??


■開催概要
講座名 : SRC連続講座 第11回「神棚とは何か」
主催 : 一般財団法人スピリチュアリティ・リサーチセンター(SRC)
形式 : オンライン
日時 : 2026年2月27日12:30~
場所 : 広田山荘(西宮市大社町7)
参加費 : 1100円(税込)昼食付
申込方法: SRC公式LINEより受付
https://lin.ee/hbPMaF0


■講師プロフィール
喜多 源典(きた・もとのり)
1971年、京都府生まれ。
2017年、関西大学大学院文学研究科博士後期課程修了。博士(文学)
現在、関西大学文学部非常勤講師。
専門は日本哲学・宗教哲学。西田幾多郎哲学を中心に、「他者」「超越」「行為」といった主題を、日本思想史の文脈から研究している。近年は、宗教・芸能・心理学を横断しながら、日本文化における精神性の構造を、具体的な生活文化や実践のレベルから読み解く研究・発信を行っている。


・主要業績
『死して生きる哲学 ―西田哲学における他者・身体・超越』(晃洋書房、2025年)
『曲がり角の向こう ―現代社会への問いかけ―』(共著、萌書房、2023年)
「西田哲学における「他者」と「超越」」(『西田哲学会年報』第12号、西田哲学会、2015年)
「西田幾多郎の「逆対応」について ―論文「場所的論理と宗教的世界観」を中心に」
(『日本哲学史研究(京都大学大学院文学研究科日本哲学史研究室紀要)』別冊「杉本耕一博士追悼号」、2018年)
「鈴木亨の「存在者逆接空」の哲学とその射程 ―西田幾多郎の行為の哲学の批判的継承に向けて」(『宗教哲学研究』第37号、2020年)
「三木清の遺稿「親鸞」における一考察 ―後期西田哲学を手がかりに」(『西田哲学会年報』第17号、西田哲学会、2020年)
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