Roxtec ケーブル・パイプ貫通部シールは、プレハブ式のモジュール型設備収容エンクロージャーに最適ですが、それはなぜでしょうか? 発電機やその他外部補助設備を収容するコンテナを設計するのに、Roxtec の貫通部ソリューションを組み込むべき 5 つの理由を下にまとめたのであわせてご覧ください。
1. モジュラー設計と拡張に備えた予備スペース。
開閉・分解可能で適応性に優れた Roxtec シールは、工場生産から現場施工に至るまで、標準化、モジュール化、産業化の実現を支援します。 規模を拡大する時には、プレハブ式モジュールやコンテナ型システムに組み込める貫通部シールが必要になります。 Roxtec 貫通部シールを使えば輸送中も密閉性を確保でき、収容している設備機器を守ることができます。 ケーブルやパイプを敷設する時や密閉保護が必要な時に合わせて調整できるので、段階的に施工作業を進めることもできます。 また、将来の拡張ニーズにも備えることも可能になります。 プロジェクトや地区全体で接続点となるインターフェイスを標準化しておけば、作業時間の短縮化、コンプライアンスの確保、実装の加速化を実現できます。
・様々に異なる外径のケーブルやパイプに対応可能
・開閉・分解可能 – 統合の段階まで密閉性を確保
・規模拡大とグローバル展開を予め考慮したデザイン
2. 迅速かつ高い施工品質
Roxtec 貫通部シールの取付けは簡単です。標準として統一的に採用することで、 施工チームは正しく信頼性の高い施工品質で仕上げることが可能になります。 遠隔地や困難な場所でも素早く効率的に作業でき、急な設計変更にも容易に対応可能です。 プラグ・アンド・プレイの現場施工を支援し、いつでも拡張可能な状態にすることができます。 シールの締結方法は、構造物への損傷を回避するデザインになっています。
・物流の最適化
・プラグ・アンド・プレイの現場施工
・構造的な損傷とは無縁の密閉工法
3. 総重量の最小化と有効スペースの確保
Roxtec の貫通部シール製品は、重量と使用スペースを削減できるよう開発されています。
・複数本のケーブルとパイプを同時に密閉できる貫通部
・構造物に複数の開口穴を設ける必要性を低減
・拡張に備えた予備スペース
4. 複数の危険に対する認証された保護性能。 耐火、ガス密、防水、EMI 保護
Roxtec ケーブル・パイプ貫通部シールは、火災、煙、ガス、水、粉塵の侵入、ネズミ、EMI、電磁干渉などの様々な危険から保護します。 この保護性能は、鋼構造物や断熱サンドイッチパネル壁での使用を試験され認証も取得しています。国際基準および各国の安全規格に準拠しています。 構造の両側から防火性能を確保されています。火炎がモジュール内部に入ったり、重要なコンテナ間で延焼するのを防ぎます。 Roxtec シールは、断熱材を必要としない防火対策を可能にし、高度な清浄度を実現します。
・EI60 耐火性能
・侵入保護等級 IP55~66
・規制への遵守
5. 電気設備の安全対策。
Roxtec ケーブル・パイプ貫通部シールは、火災の燃え広がり、害虫や浸水を効率的に防止するだけでなく、 電磁シールドも提供します。コンテナ内部の仕切り壁間に干渉が生じないよう、内部壁面へ取付けることも可能です。 また、承認されていない貫通部の開閉作業を防止するソリューションもあり、壁構造に設けられた配線・配管経路を勝手に変更されるリスクを排除します。
・物理的な侵入保護
・電磁シールド
・密閉された貫通部の不正な開封を防止するロック装置