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2026年1月29日、FSSC 24000フォーラム登壇後に撮影した専門家の記念写真
FSSC財団 日本・韓国地域代理人の出田 宏氏は、FSSC 24000の全体構造と国際的潮流の中での役割を解説しました。FSSC 24000はISOの調和された構造(HS)に基づく社会的マネジメントシステムであり、安全で公正な労働環境やビジネス倫理を確保するための枠組みとして位置づけられています。また、SDGsやEUのCSDDD(コーポレート・サステナビリティ・デューデリジェンス指令)との整合性、SSCIによるベンチマーク、EcoVadisでの採用など、国際的に受容される基準としての実務的価値を説明しました。
続いて、ISO/TC34/SC17国内検討委員の湯川 剛一郎氏がPAS 24000に規定されるマネジメントシステム(MS)部分を解説しました。湯川氏は、社会的責任に関するマネジメントシステムを機能させるためには、働く人とその代表の参加が不可欠であると述べ、リスクと機会の特定、緊急事態への対応を含むPDCAの運用が人権デューデリジェンス体制の強化につながると説明しました。また、PAS 24000は「何を満たすべきか(WHAT)」と「どのように決定するか(HOW)」を区分した構造を採用しており、ISOマネジメントシステムとの統合が容易である点が企業実務に有用であると述べました。
さらに、弁護士の粟谷 しのぶ氏がPAS 24000附属書Aに基づく社会的パフォーマンス要求事項について解説しました。強制労働、児童労働、結社の自由、公正な待遇、労働安全衛生、生活賃金、長時間労働の管理、苦情処理メカニズム、ビジネス倫理といった各領域において、附属書Aが示す基準は国内法より厳格な場合があると指摘しました。また、パスポートの没収禁止、採用手数料の不当な負担禁止、救済と苦情処理の仕組みの整備など、企業が国際基準として満たすべき具体的要求事項を明示し、「働く人にとって最も高い基準」を採用する姿勢が不可欠であると述べました。
本フォーラムを通じて、参加者はFSSC 24000およびPAS 24000が持つ国際基準としての実務価値を理解し、持続可能なサプライチェーンを構築するために必要な実践方法や管理体制の方向性を確認する機会となりました。
LRQAは今後も、企業が国際規範や規制要求に適切に対応し、透明性と説明責任を備えた社会的マネジメント体制を構築できるよう、FSSC 24000認証、ギャップ分析、研修、サプライチェーン検証などのサービスを通じて支援を続けてまいります。
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所在地 : 神奈川県横浜市
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