株式会社マクニカ(本社:神奈川県横浜市、代表取締役社長:原 一将、以下マクニカ)は、Applied Electric Vehicles Ltd(本社:オーストラリア、CEO:Julian Broadbent、以下Applied EV(アプライド イーヴイ))と主に物流・産業分野などにおける自動運転の社会実装に向けて、開発・商業化・展開に向けた戦略的パートナーシップを締結したことを本日発表いたします。


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■用途に応じた個別の自動運転車両の開発が必要
昨今、物流・産業・公共交通などの幅広い分野では、深刻なドライバー不足や運用コストの上昇といった課題に直面しており、これらの課題を解決するため、さまざま領域で自動運転技術の開発が進められています。

特に、乗用車やバスなど、人の移動を目的とした自動運転車両の開発が積極的に推進されています。
一方、物流・産業分野などにおいては、人が乗ることを前提として設計された自動運転車両ではニーズを満たすことが困難なため、それぞれの用途に応じた個別の車両開発が必要となります。しかしながら、多種多様な用途ごとに自動運転車両を開発することは、開発リソースの分散や重複投資を招き、結果として非常に非効率になるといった課題があります。
このたびマクニカと戦略的パートナーシップを締結したApplied EVは、自動運転車両のベースモデルを開発している企業です。創業以来、マルチ用途に使えるEV台車を開発しています。自動運転導入から遠隔運行管理までの知見をもつマクニカが同社と協力していくことで、物流・産業分野における自動運転車両の導入を加速していくことを目指します。
■荷台やソフトウェアを自由に載せ換えられる自動運転車両「Blanc Robot™」
「Blanc Robot™」は、キャビンがなく、ハンドルやアクセル・ブレーキペダルといった操作系を一切搭載していない、従来の車両概念を大きく変えるテーブルトップ型EVプラットフォームで、Applied EVとスズキ株式会社が共同開発しました。
最大の特徴は、用途に応じて荷台モジュールや自動運転ソフトウェアを自由に組み替えられる点にあります。「Blanc Robot™」をベース車両として活用することで、物流・産業分野における多種多様な用途に合わせた自動運転車両を効率よく開発することが可能となります。また、搭載する自動運転ソフトウェアにより車両全体を統合的に制御することで、自動運転レベル4に対応し、人の操作を必要としない完全自動走行を実現します。
現在、工場や倉庫での自動搬送用途では、多くのAGV(無人搬送車)やAMR(自律移動ロボット)が存在していますが、「Blanc Robot™」は、屋内に加え公道(レベル4は要申請)や悪路での走行も可能な極めてユニークな自動運転車両です。


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< Blanc Robot™ >


< 想定される活用事例 >
・工場や倉庫から屋外への輸送など、従来の固定ルートにとらわれない柔軟な自動運搬の運用が可能になります。


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・公道走行可能な自動運転レベル4対応することで、物流における最終配送区間であるラストワンマイルへの本格的な展開が可能となります


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■マクニカの遠隔運行管理システムと連携し導入から運行までを一貫して支援
マクニカは、これまでの工場自動搬送や自動運転EVバスへの取り組みから得た知見をもとに、自動運転に必要なセンサー、自動運転アルゴリズムを選定し、インテグレーションすることで、個々の現場に合わせた「Blanc Robot™」を仕立てることができます。また、マクニカが開発した遠隔運行管理システム「everfleet*」と連携することで、効率的な車両活用を実現するオペレーション設計、安定運用とコスト最適化を両立する運行管理において、円滑な運用を支援します。
マクニカは、現場のニーズに合わせたインテグレーションから導入後の運行支援まで一貫して伴走することで、それぞれの現場に最適化された自動運転車両ソリューションを提供いたします。
■今後について
マクニカは、Applied EVの「Blanc Robot™」の機能を最大限に活用し、自動運転の社会実装に向け、物流・産業分野などにおいて、段階的かつ戦略的な展開を進めていきます。また、これまでの自動運転EVバスの開発・導入・運行支援で蓄積した公道での豊富な知見をベースに、ラストワンマイル物流領域への本格展開を目指していきます。
*:遠隔運行管理システム「everfleet」(マクニカ製)
自動運転の実用化に向けて、車室内の乗客や車両周辺の状況を遠隔地からモニタリングするための統合管理プラットフォームです。モビリティの位置情報、車内外のカメラ映像、車速・ステアリング・バッテリー残量などの車両データを一元的に可視化し、信号機などの交通インフラと連携した外部データとの統合も可能です。これにより、遠隔地からリアルタイムに運行状況を把握し、安全かつ安心な自動運転モビリティの運用を支援します。さらに、複数地域に分散する多様なモビリティを同時に群管理できるほか、運行中の異常をシステムが自動検出・通知することで、1人の遠隔オペレータによる効率的な運行管理を実現。省人化によるオペレーション効率の向上と交通採算性の改善にも貢献します。


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【製品の詳細はこちら】
URL:https://www.macnica.co.jp/business/maas/products/149141/
【製品に関するお問い合せ先はこちら】
株式会社マクニカ スマートシティ&モビリティ事業部
TEL :045-470-9118
MAIL: auto-solution@macnica.co.jp
※本文中に記載の社名及び製品名は、株式会社マクニカ及び各社の商標または登録商標です。
※ニュースリリースに掲載されている情報(製品価格、仕様等を含む)は、発表日現在の情報です。

その後予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご承知ください。


Applied EVについて

Applied EVは「Transportにイノベーションを起こすこと」をミッションとして創業。同社が開発する「Digital Backbone™」(デジタルバックボーン)は、SDV(ソフトウェア定義自動車)を実現する車両電気アーキテクチャプラットフォームです。この先進的なコア技術をベースに、スズキ株式会社と、荷物などの搬送から産業用途まで、様々な用途に対応できる革新的な車両プラットフォーム「Blanc Robot™」(ブランクロボット)を共同開発しました。2025年12月、日本郵政キャピタルも出資を行い、ラストワンマイルへの展開も視野に入れています。
Applied EVについて:https://www.appliedev.com/


株式会社マクニカについて

マクニカは、半導体、サイバーセキュリティをコアとして、最新のテクノロジーをトータルに取り扱う、サービス・ソリューションカンパニーです。世界28か国/地域91拠点で事業を展開、50年以上の歴史の中で培った技術力とグローバルネットワークを活かし、AIやIoT、自動運転など最先端技術の発掘・提案・実装を手掛けています。
マクニカについて:www.macnica.co.jp

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