本調査では、クルマへの関心度や購入意向、購入しない理由、親・家族からの金銭的支援の実態、さらに地域別の通勤意識や購入希望メーカーまでを多角的に分析しました。
【調査概要】
実施内容:新社会人のクルマ購入・通勤に関する意識調査
調査対象:男女474人(18~25歳)
集計方法:インターネット調査 (サーベロイド社)
調査期間:2026年2月12日
■ リリースサマリー
・若年層の44.7%が「クルマへの関心は低い」と回答 一方で約3人に1人は高関心
・新社会人の約半数が「購入予定なし」 関心度で購入意向は対照的な結果
・クルマを買わない理由の最多は「必要性を感じない」 “お金”より”不要”が上回る
・購入層の約7割が親・家族の金銭的支援あり 若年カーライフは“家族支援型”
■ 若年層のクルマ関心は“二極化” 低関心が最多も、約3人に1人は高関心
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Q. 周囲の同世代と比べて、あなたは「クルマへの関心」は高いと思いますか?
調査によると、「周囲の同世代と比べてクルマへの関心は低いと思う」と回答した人は44.7%となり、全体で最も多い結果となりました。一方で、「かなり高い」(13.3%)と「やや高い」(21.7%)を合わせた“関心が高い層”も35.0%にのぼり、一定数の若年層が強い関心を持っていることが明らかになりました。全体としては低関心層がやや優勢ではあるものの、若年層のクルマ意識は一様に低下しているわけではなく、“強い関心を持つ層”と“ほとんど関心を持たない層”が併存している実態が明らかになりました。
■ 新社会人の約半数が「クルマ購入予定なし」 関心度で分かれる“買う派”と“買わない派”
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Q. 新社会人になってから(またはなるタイミングで)クルマを購入しましたか?/する予定ですか?
調査によると、「新社会人になってから(またはなるタイミングで)クルマの購入予定はない」と回答した人は48.7%と約半数にのぼりました。一方、「すでに購入した」(17.5%)、「購入予定がある」(17.3%)、「検討中」(16.5%)を合わせると51.3%となり、購入を前向きに捉える層も同程度存在しています。
さらに関心度別に見ると差は顕著で、関心が「かなり高い」層では52.4%がすでに購入済みである一方、「関心が低い」層では80.7%が「購入予定はない」と回答しました。若年層のクルマ購入意向は一様ではなく、関心の高い層と低い層で対照的な結果となりました。
■ 買わない理由の半数が「必要性なし」 “お金がない”よりも“いらない”が上回る結果に
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Q. 購入しない理由として最も近いものはどれですか?
「新社会人になってからクルマの購入予定はない」と回答した人を対象に、その理由を尋ねたところ、最も多かったのは「そもそも必要性を感じない」(51.1%)でした。次いで「購入資金がなく、経済的に買えない」(17.7%)、「公共交通機関で足りている」(11.3%)が続きました。
“経済的な理由”を挙げる層も一定数存在するものの、過半数が「必要性を感じない」と回答しており、単なる資金不足ではなく、クルマそのものの優先順位が低下している実態がうかがえます。新社会人にとってクルマは“買えないもの”というよりも、“なくても困らないもの”へと位置づけが変化しつつあることが浮き彫りとなりました。
■ 首都圏Z世代の3人に1人が「クルマ通勤に抵抗」 地域差と“都市内の揺らぎ”が浮き彫りに
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Q. クルマ通勤について、あなたの本音に最も近いものはどれですか?(地域別)
調査によると、クルマ通勤に「抵抗がある」と回答した人は首都圏で33.8%と、その他地域(22.3%)を大きく上回りました。一方で、「クルマで通勤したい」「どちらかといえばしたい」を合わせると、首都圏でも39.1%にのぼり、否定的な意見と前向きな意見が拮抗する結果となっています。
その他地域では「クルマで通勤したい」が26.9%と首都圏(17.2%)より高く、通勤手段としてクルマを前向きに捉える傾向が見られました。地域による差がある一方で、首都圏内でも意識が分かれており、若年層の通勤観は単純な“都市は不要、地方は必要”という構図では語れない実態が浮かび上がりました。
■ クルマ購入者の約7割が「親の支援あり」 新社会人のカーライフは“家族支援型”が多数派
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Q. クルマの購入費用(車両代・頭金など)について、親・家族の金銭的支援はありましたか?
クルマの購入費用(車両代・頭金など)について尋ねたところ、支払い方法が「未定」以外と回答した層のうち、「全額または大半を支援してもらった」が39.5%、「一部を支援してもらった」が33.5%となり、合わせて73.0%が親・家族から何らかの金銭的支援を受けていることがわかりました。一方、「支援はなかった」と回答した人は27.0%にとどまっています。
購入意向を持つ新社会人の多くが、自身の収入だけでなく家族の支援を前提にクルマを取得している実態が浮かび上がりました。若年層にとってクルマは“完全な自立消費”というよりも、“家族と共有するライフイベント”としての側面も持っていることがうかがえます。
■ クルマへの支出意識も二極化 “無理してでも乗りたい層”と“価値を感じない層”が対照的
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Q. クルマにお金をかけることについて、あなたの考えに最も近いものは?
クルマへの関心度別に「クルマにお金をかけることへの考え方」を見ると、その差は鮮明に表れました。関心が「かなり高い」と回答した層では、「多少無理をしてでも好きなクルマに乗りたい」が47.6%と最多となり、クルマを“積極的に選ぶ対象”として捉える姿勢がうかがえる一方、「関心が低い」とする層では、「そもそもクルマにお金をかける価値を感じない」が48.1%と約半数を占め、「無理してでも乗りたい」は0.9%にとどまりました。
クルマに対する支出意識は、購入意向と同様に関心度によって大きく分かれる結果となっています。若年層のクルマ観は、いわば“多少の負担もいとわない熱量層”と、“そもそも優先順位が低い無関心層”で、クルマに対する価値の置き方が大きく異なる結果となりました。
■ 欲しいメーカー、最多は「未定」 一方でトヨタが2位に
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Q. 今後クルマを購入するとしたら、最も買いたい自動車メーカーはどれですか?
調査によると、「今後クルマを購入するとしたら最も買いたい自動車メーカー」として最も多かったのは「特に決まっていない(未定/わからない)」でした。若年層の間では、具体的なメーカーを決めていない層が最多となっています。
一方で、メーカー別ではトヨタが2位となり、他メーカーを上回る結果となりました。ただし、全体としては特定ブランドに強く集中する傾向は見られず、若年層のメーカー志向は必ずしも明確ではない実態がうかがえます。
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リセールバリュー総合研究所(通称「リセバ総研」)は、「中古車選びの価値基準をアップデート!」をコンセプトに、株式会社IDOMが運営する「中古車のガリバー」で蓄積された、年間約45万件を超える膨大なクルマの買取価格査定データや調査結果に基づき、クルマの売却価格や中古車相場を見える化するメディアです。
また中古車のリセールバリューを赤裸々に、かつわかりやすく公開していくだけでなく、「中古車のリセールバリュー」について、自動車業界に限らず様々な分野の専門家やプロをお呼びし、多角的な視点から研究を行い、その成果を発表していきます。
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今後、皆様の中古車選びの価値基準をアップデートし、日々の生活がより豊かになるような情報を提供してまいります。
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リセールバリュー総合研究所(通称:リセバ総研)