株式会社フォトロン(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:瀧水 隆、以下「当社」)は、当社の映像システム事業(放送局やプロダクションに対し、映像機器に関する設計から導入までをトータルに提案するシステムインテグレーター事業)を、当社が本件取引の実行を目的として設立した子会社に吸収分割により承継させた上で、当該子会社の発行済株式の全部をヒビノ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:日比野 晃久)に譲渡(以下、「本件取引」)することで合意し、2026年3月26日に株式譲渡契約を締結しましたのでお知らせします。


■ 映像システム事業の概要
当社の映像システム事業は、放送局や映像制作会社、配信事業者向けに、映像の制作から配信、管理までを支援するシステムインテグレーターとしての役割を担っています。
主な事業内容は以下の通りです。

<映像制作システムの構築とアフターサービス>
国内外の最先端技術を組み合わせ、放送局の報道・制作現場やポストプロダクション向けのスタジオシステム、編集システムを構築し、導入後の万全な技術サポートを提供。

<ファイルベース・ワークフロー自動化ソリューションの提供>
多種多様な映像素材のコンテンツチェックやトランスコードといった、従来手動で行われていた業務を自動化するソリューションの提供。

<IP化への支援>
次世代の放送規格であるIP化(映像伝送のネットワーク化)への移行を支援し、リソースの共有や共通基盤化を実現する最新機器導入の支援。


■ 本件取引の背景と目的
当社の映像システム事業は、当社の前身である大沢商会時代に、映画用カメラ・フィルム撮影(シネマトグラフィ)を中心とした、映像制作の現場を支える技術・機材の提供が源流です。当時の動画記録は、フィルムと化学処理が中心で、ニュースやドラマ制作だけでなく、科学・医療分野でも幅広く活用されてきました。
動画の記録がフィルムからアナログ、そしてデジタルへとメディアや方式は変化していきましたが、当社はその度ごと顧客のニーズに応え続けました。また、IMAGICA GROUP内での映像事業再編により、映像システム事業は単なる機器提供にとどまらず、より高度な映像システムの構築とサービス提供を担う唯一無二のプロフェッショナル集団として、放送局・プロダクション向けの機器・システム提供を軸に、設計、構築、導入、運用支援までを担うシステムインテグレーターへと役割を広げてきました。
一方、近年の放送業界は、IP化・クラウド化を中心とした劇的な環境変化のさなかにあります。
この環境変化に確実に対応し、次の50年もこの事業を輝かせ続けるためには、フォトロンという枠組みを超え、音響・映像機器に総合力を持つヒビノ株式会社と手を携えることが最善であると判断し、本件取引を決定いたしました。


■ スケジュール(予定)
株式譲渡契約締結日:2026年3月26日
吸収分割効力発生日:2026年7月1日(予定)
クロージング日 :2026年7月1日(予定)


■ ヒビノ株式会社について
ヒビノ株式会社は、コンサートやイベントの音響・大型映像、プロ用音響・映像機器の輸入販売を柱とする総合音響・映像企業です。東京都港区に本社を置き、日本国内外の著名な音響ブランドを取り扱うほか、高精細LEDディスプレイの開発・製造も手掛け、ライブイベントや施設施工で高いシェアを誇ります。



【株式会社フォトロンについて】
本社 : 〒101-0051 東京都千代田区神田神保町1-105 神保町三井ビルディング21階
代表者 : 代表取締役社長 瀧水 隆
創業 : 1968年7月10日
資本金 : 1億円
事業内容: 民生用および産業用電子応用システム
(ハイスピードカメラ・画像処理システム、CAD関連ソフトウェア、
放送用映像機器、その他)の開発、製造、販売、輸出入
URL : https://www.photron.co.jp/
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