株式会社パリミキ(本社:東京都港区、代表取締役社長:恒吉裕司)は、2026年3月28日に「第八回ロービジョン・ブラインド 川柳コンクール」の優秀賞を発表いたしました。
第八回ロービジョン・ブラインド 川柳コンクール
https://www.paris-miki.co.jp/lv-senryu/
このコンクールは、視覚障害に因んだテーマを、視覚障害当事者だけではなく、それぞれの視点で川柳にして社会全体で共感できることを目的としています。
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【最優秀賞】
たけやん 様 サポーター部門 一般の方
プロとして無駄なく動く盲導犬
作者解説
盲導犬のプロとしての確かな動き。
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【見えにくさを感じている方部門賞】
いち様 ブラインド
指先が震える点字のラブレター
作者解説
最近付き合い始めた彼女と文通しています。
点字のラブレターは、つくる(書く)ときも、もらうときも、手が震えます。
急がず、ゆっくりと愛を育てていきたいです。
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【メディカル・トレーナー部門賞】
わいわい 様 看護師
手をかさずそばで見守る出来るまで
作者解説
ひとりで出来そうなことはあえて手を貸さず、声かけやアドバイスをしながら側で見守ります。患者さんの「できた」のために。
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【サポーター部門賞】
中年やまめ 様 一般の方
乗車するまでは私がホームドア
作者解説
白杖の人駅ホームは怖いです。
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【視覚障害リハビリテーション協会賞】
貫太郎 様 見えにくさを感じている方部門 ロービジョン
青ですよ可愛い声で小学生
作者解説
小学校で障害者と共に生きると言う授業をされています。
私達視覚障害者がその授業に参加することがあります。
そのせいか街中で小学生が声掛けしてくれました。
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【日本眼科医会賞】
あっこ 様 見えにくさを感じている方部門 ロービジョン
大丈夫声で見えてるあなたの笑顔
作者解説
家族から何でわかるんとかよく聞かれますが、声で大体の雰囲気はわかります。
【総評 八木健審査委員長】
今回の「ロービジョン・ブラインド川柳コンクール」では、厚生労働省、文部科学省、視覚障害リハビリテーション協会、公益社団法人日本眼科医会のほか、計66の団体にご協力いただき、3,500句余りのご応募をいただきました。このコンクールが、ますます多くの個人、団体に支持され、視覚障害のある方の生活や思いに寄り添っていただけていることを大変有難く思います。
主催者であるパリミキの「見えない人、見えにくい人の人的・物的環境を整備し、見える人とのバリアを取り除いて、共生社会を築くための方法をみんなで考えたい」との思いが着実に広がっていると感じます。
この数年、作品の中で多く詠まれる題材の一つが、「QRコード」「セルフレジ」「タッチパネル」などの電子機器に関するものです。世の中の無人化システムの増加に伴って、視覚優位の機器が増えた事に対する不安、不便、不満の体験が急増しています。今回も、同じくそれらが詠まれてはいましたが、一方で、「スマート白杖」のような、最先端のAIを搭載した機器が、暮らしやすさを後押ししてくれている実態も知りました。これからも、無人化、機械化の流れは進むと思われますが、視覚に不安を抱える方をサポートし、安心を与えてくれるような機器の開発が期待されます。
「ロービジョン・ブラインド川柳コンクール」は、見えづらさのある当事者の声を可視化し、川柳によって個人と社会をつなぎ、誰にも優しい町づくりを提案してくれる、社会的にもとても大きな役割と意義のあるコンテストであると改めて実感しています。
【審査委員長】八木 健氏 プロフィール
元NHKアナウンサー
NHK「俳句王国」司会10年
元『川柳マガジン』選者
元愛媛新聞月刊誌『アクリート』川柳欄選者
現在
日本農業新聞川柳欄選者
月刊俳句総合誌『俳壇』選者
愛媛CATV『八木健の川柳天国』主宰
愛媛CATV『八木健の俳句遊遊』主宰
滑稽俳句協会会長
俳句美術館館長
浪曲・虎造節保存会創立名誉会長
著書
『八木健の川柳アート』
『俳句 人生でいちばんいい句が詠める本』
『滑稽俳句集』
『平成の滑稽俳句』
『すらすら俳句術』
『教師のための俳句読本』
『海外俳句入門』他
◆記念日「見えない・見えにくい人と共生社会を考える3日間」
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ロービジョン・ブラインド川柳コンクール協力団体および個人有志一同により、3月28日・29日・30日が、「見えない・見えにくい人と共生社会を考える3日間」として、日本記念日協会に認定されました。本記念日の制定は、いまだ十分に知られていない視覚障害や視覚障害者に関する情報およびその活動を、広く一般の方々やマスコミへ発信することを目的としています。見えない・見えにくい人に対する人的・物的環境の整備を促進するとともに、見える人との間にあるバリアを取り除き、誰もが共に生きる「共生社会」を広げていくための方法をみんなで考えたい、そのような切実な願いを、この3日間に込めています。
当初は、まったく見えていないわけでは無く、周囲から誤解を受けやすく理解が得られにくいロービジョン(弱視)の方々に焦点を当て、3月29日を「見(3)え難い(29)日」として制定することを検討しておりました。
年度替わりのこの時期に、視覚障害に関する話題が報道されることで、一般の方々には情報がより身近に届くことを期待しています。また、見えにくさで困っている方々が、新年度から「白杖を使ってみよう」と一歩踏み出す勇気を持てたり、周囲に相談しやすくなったりする環境が整っていくこと、本記念日が、その確かな一歩となることを願っています。
【本件に関するお問い合わせ先】
ロービジョン・ブラインド川柳コンクール事務局 メール:lv-senryu@paris-miki.jp