台湾発祥のタピオカミルクティーは、大粒のタピオカパールをミルクティーに入れた飲料で、タピオカ独特の食感とミルクティーの絶妙な甘さが人気の秘訣。本格的な日本の上陸は13年で、台湾の春水堂の初出店がきっかけとされる。
その後も、「ゴンチャ」「THE ALLEY」などのタピオカドリンクを扱う店舗が増え、インスタ映えするアイテムとして若い女性を中心に一大ブームになった。インスタグラムで「#タピオカ」を検索すると、130万件以上の投稿がある。
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19年6月時点の注文者属性では64%が女性で、出前館全体で同月に注文した女性の割合と比べて20ポイントも高いという。また、年代も20代が51.7%と最も多く、こちらも出前館全体の20代の割合より20ポイント近く高かった。
出前館では、18年11月ごろまでタピオカドリンクを扱っていた店舗が10にも満たなかった。ところが、12月にピザ宅配専門店「ピザダーノ」、19年2月にタピオカドリンク専門店「teatime」、3月にファーストキッチンなどと、加盟店が次々とタピオカドリンクの販売を開始したこともあって、注文数が急増した。出前総研では、「長い行列に並ばず入手できる出前の手軽さ」というネット注文ならではのメリットも理由にあげる。
出前館のタピオカドリンクの19年上半期商品別ランキングは、1位が川口市にあるタピオカドリンク専門店「抖茶時光」の「タピオカミルクティーボバ」、2位が台東区にあるタピオカドリンク専門店「teatime」の「オリジナルミルクティー」だった。
若い女性を中心に、並んででも飲みたいと思わせるタピオカドリンク。今では、ネットで注文して持ってきてもらえるようになり、ますます簡単に手に入れることができる。若い女性の集客が課題の家電量販店にとって、このタピオカブーム、何かヒントになりそうだ。
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