Crunch Styleが運営する日本初・最大級の花のサブスクリプションサービス「Bloomee LIFE」は、サービス提供開始から3周年を迎え、現状をレポートした。

 「Bloomee LIFE」は、お花の定期便として、2016年6月にスタート。
全国約100店舗の花屋から季節の花がポストに届き、花のある生活が手軽に叶う。価格は、500円、800円、1200円の3種類。開始から3年でユーザー数は1.5万人以上に達し、花の定期的な消費を促す新たなモデルとして注目を集めている。
 Crunch Styleがユーザーにこれまで花を買って飾る習慣があったかをたずねたところ、80%以上が「Bloomee LIFE」がきっかけになったと回答。さらに、95%以上のユーザーは、「Bloomee LIFE」を利用するようになってから生活が豊かになったと答えた。
 また、ユーザーに花を届けている提携店舗に実施したアンケートによれば、全国の切り花の出荷量がダウントレンドにあるなか、85%以上の店舗が「Bloomee LIFE」は安定的な収入源になっていると答えている。通常、花屋では「母の日」などの繁忙期に売上が偏り、閑散期との差が大きい傾向にあるが、定期購入のBloomee LIFEは、シーズンの影響を受けにくいためだ。
 矢野経済研究所は、18年には約5600億円規模だったサブスクリプションサービス市場は、19年には900億円増の約6500億円規模、23年には3000億円増の約8600億円規模になると予測。毎月定額で「モノ」や「サービス」を利用できるサブスクリプションサービスの急成長は、Bloomee LIFEのような補完する形を含め、既存ビジネスに少なからず影響を及ぼすとみられる。
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