Honda CONNECTは、通信機を含む車載通信モジュールで、新型FITから搭載を開始し、その後発売する新型車、フルモデルチェンジ車に順次搭載していく。
Honda Total Care プレミアムは、2016年にサービスを開始したカーライフサポートサービスHonda Total Careを、Honda CONNECTの技術を活用してさらに進化させたHonda CONNECT搭載車オーナー限定の有料サービス。Honda Total Care緊急サポートセンターが進化し、24時間365日、事故など緊急時にはクルマ自体が緊急サポートセンターと通信して車両情報や位置情報をオペレーターを通じて警察や消防、保険会社などへ一括連絡するので、迅速で的確な対応が可能となる。
さらに有料オプションを契約すると、セキュリティーアラームが作動した際には、ユーザーのスマートフォン(スマホ)へ通知し、状況に応じて綜合警備保障(ALSOK)のガードマンを現場に急行させることもできる。新規開発の「Honda リモート操作」では、スマホで離れた場所からエアコンの始動が可能なほか、ドアロック忘れを知らせてロック操作を行ったり、クルマの駐車位置を確認したりできる。
料金体系は、月額課金制のサブスクリプション形式。また、新車、中古車に限らず、Honda CONNECT搭載車を購入し、初回申し込みを行ったユーザーには、一定期間無料でサービスを提供する。
コネクテッドカー(Connected)、自動運転(Autonomous)、カーシェアリング・ライドシェア(Shared)、電気自動車(Electric)の英語表記の頭文字をとった「CASE(ケース)」は、2020年代以降、日本の自動車産業を変えるといわれている。
【関連記事】
新モビリティサービス「タイムズカー」開始、チャイルドシート導入
変わる自動車の税制 消費増税“後”のほうが普通車購入は得かも
クルマとスマホ・AIの連携が加速 DIN対応カーナビは縮小不可避か
ダイハツから新コネクテッドサービス、3年間・月1GB無料の「ダイハツWi-Fi」も
東京都「時差Biz」の取り組みから考えた、「働き方改革」の本命