日本esports促進協会は、中国・西安で開催された「国際esportsカンファレンス」に日本代表として招待され、「国際esports連盟」への参加に調印した。

 「国際esportsカンファレンス」は、中国の「一帯一路」政策に基づき西安国家民用航天産業基地(Xian Aerospace Base)で開催され、中国オリンピック委員会(COC)副主席や西安市政府秘書長などの要人が参加するとともに、ブラジル、シンガポール、日本、ロシア、アゼルバイジャン、クロアチア、トルクメニスタン、ウクライナ、キルギスタン、ウズベキスタン、カザフスタン、タジキスタンなど13カ国のeスポーツ協会および連合の代表が集まり、自国のeスポーツの現状や、今後の課題について議論を行っている。

 同カンファレンスでは、国際esports連盟の創設が表明され、参加各国は世界が足並みを揃えた協会づくりを目指し、同連盟参加の調印式を行った。
 4年以内に同連盟への参加国を65カ国に増やすことを目標とし、参加各国のeスポーツ産業発展のために連携し合い、それに付随するデジタル産業促進に関して騰訊(テンセント)や中央アジア委員会など主要企業および組織と合意している。
 日本esports促進協会は、国際esports連盟の日本代表として各国のeスポーツ関連組織および企業の代表者と関係を深め、日本のeスポーツ産業促進に対する協力を求めたほか、2020年内に各国と別途調印式を行う意向を示した。
 なお、同協会は20年に主要eスポーツ国際大会の決勝大会を日本で開催および誘致することを発表している。
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