RICOH EH DSSCシリーズは、リコーが複合機の開発で培った有機感光体の技術を応用して開発したもの。
また、室内光源波長に適した有機材料の設計と、デバイス構造の最適化を実現することによって、照度の低い室内光でも反応し、発電性能を大幅に向上。倉庫などの明るさの十分でない場所でも高効率の発電が可能となる。
発売する製品は、「RICOH EH DSSC5284」「同 DSSC2832」「同 DSSC1719」の三つをラインアップ。このうち、一番大きいサイズのRICOH EH DSSC5284は、大成とデザインオフィスラインのバッテリ搭載型デスク「LOOPLINE T1(ループライン ティーワン)」(19年6月発売)に採用されている。RICOH EH DSSC5284が2月下旬、同 DSSC2832が4月下旬、同 DSSC1719が3月下旬に発売する予定。
リコーは、固体型の色素増感太陽電池モジュールそのものの提供を開始することで、各種センシングデバイスや発光デバイス、スイッチなどの自立型電源として活用してもらい、広くIoT社会での電力供給に寄与することを目指す。
【関連記事】
道の駅で手軽にスマホ充電、シャープのソーラー充電スタンドを多古 あじさい館が導入
世界初の無充電スマートトラッカー「MOTHER」、体温で発電
スマホアプリから手軽にエネマネができる「Nature Remo E」、lite版も発売決定
ヤマダ電機、災害に強い自給自足システム「NEXIS」を発売、電力会社から「電気を買わない」
東京都、「東京ゼロエミ住宅」1戸あたり最大170万円を助成