GEM Partnersが行った消費者調査の結果を基に、「定額制動画配信(SVOD)」「レンタル型動画配信(TVOD)」「動画配信販売(EST)」を合わせた19年の動画配信市場全体の規模を推計すると、前年比22.4%増の2692億円となった。
19年の市場規模推計のうち、契約形態別のシェアをみると「定額制動画配信(SVOD)」が80.2%、「レンタル型動画配信(TVOD)」が11.6%、「動画配信販売(EST)」が8.2%となった。
定額制動画配信(SVOD)市場は前年と比べ、多くのサービスが規模を拡大した。その結果、市場全体の規模も大きくなり、19年のSVOD市場は2158億円であると推計される。
また、サービス別に市場シェアを推計したところ、順位に大きな変動が見られた。市場シェアを見ると、1位の「Netflix 13.8%(前年比+5.4)」と3位の「Amazonプライム・ビデオ 10.9%(前年比+1.6)」が大きく数値を伸ばしている。特にNetflixは、前年から5.4pt増と突出していることから、SVOD市場の拡大を最も強くけん引したサービスであることがうかがえる。
消費者調査の結果に加え、日本と米国の動画配信のこれまでの普及実績を踏まえ、24年までの動画配信市場の規模を「ベース」「楽観」「悲観」と三つのシナリオで試算した。「ベース」では、19年から24年にかけて年平均10.3%で成長し、24年には4389億円まで拡大するという結果となった。
DVD・BDと動画配信の合計市場規模も推計しており、それによると、24年にかけてDVD・BD市場は縮小する傾向にある。しかし、DVD・BDと動画配信の合計市場規模は年率3.1%で拡大することが予測される。さらに、DVD・BD市場と動画配信市場を合わせた市場全体の構成比を見ると、21年に動画配信市場がDVD・BD市場を上回り、24年には市場全体の61.0%を占める見込み。
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