ワクチン製造はタカラバイオが担当する。投与にはダイセルが開発した「アクトランザラボ」を使用。針を使わず火薬を駆動力に薬液を組織内に注入する技術で、ワクチンの効率を高める効果が期待できる。動物向け試験は、マウス、ラット、サルなどに投与し、抗体価産生力、有効性および安全性を確認。一定の基準を達したことが確認された後、人への投与を行う臨床試験を行う。
アンジェスでは「動物向けの試験は6か月程度で終わらせたい。人に投与する臨床試験に関しては国の方針次第。現時点ではどの程度の期間がかかるかわからない」としている。
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