アマゾンジャパンのサイトから、いわゆるサージカルマスクなどの不織布製使い捨てマスクがほぼ消えた。4月14日14時時点で「マスク」で商品検索すると、ヒットした不織布マスクは462件中1件のみ。
検索するタイミングによって、1件もヒットしない場合もある。使い回しができる布製やポリウレタン製のマスクは散見されるものの、サージカルマスクは激減。販売をほぼ停止した模様だ。

 これまで同社では数多くのサージカルマスクを販売していたが、多くはマーケットプレイスで中国企業が販売。商品コメント欄には、届くのが遅いなどの苦情も書き込まれていた。米アマゾンでは、医療用マスクの販売を停止したとの一部報道もあり、アマゾンジャパンでも何らかの操作を行った模様。理由などについて同社の広報関係者は「答えられない」としており、どのような理由で商品を絞っているのか、いつ販売を再開するのかは不明だ。(BCN・道越一郎)
【関連記事】
「マスク在庫」情報集めたショプリーに新機能追加、感染症対策の“ポータル”へ
トヨタ、マスク自給自足へ、医療機関のサポートに着手
「在庫あり」マスクが到着まで1カ月のカラクリ、ドキュメンタリー新型コロナ
50回洗っても効果ある子ども用マスク、ミキハウスとクラボウが共同開発
アイリスオーヤマ、マスク国内生産へ、月6000万枚供給
編集部おすすめ