月刊カメラマンの井戸川博英編集局長は、「休刊は会社の方針として突然決まった。新型コロナウイルスとの関連性など理由については、社として明らかにできないが察してほしい」と話す。広告主や執筆陣など、関係者に休刊を連絡したのは4月21日の10時だったという。ぎりぎりの決断だったようだ。坂本直樹編集長も4月21日、Facebookで休刊を報告。長年の協力や購読に感謝を述べた後、引き続き「MOOK制作やカレンダー・写真作品販売などで邁進」すると発表した。
今後は『月刊カメラマン』の姉妹サイト「Webカメラマン」やFacebook、YouTubeなどで情報発信を継続する。同誌の人気企画だった「激論! 間違いだらけのカメラ選び」なども、ネット上での展開を視野に入れ「カメラマン編集部らしい他メディアでは真似のできない、大胆かつユニークなコンテンツを展開していく」(井戸川編集局長)予定だ。なお、読者投稿の写真作品で構成する「フォトコンテスト」については、「ウェブ上でも継続して実施するかどうかは検討中」(同)という。
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