スクウェア・エニックス・ホールディングスは、同社グループがデジタルエンターテインメント領域で培ってきた人工知能(AI)に関する知識・ノウハウを、ゲーム分野だけでなくエンタテインメント全般の領域で活用できる「エンタテインメントAI」として研究開発・事業推進することを目的とした新会社「株式会社スクウェア・エニックス・AI&アーツ・アルケミー」を設立した。

 同社グループは、「最高の『物語』を提供することで、世界中の人々の幸福に貢献する。」を企業理念に、デジタルエンターテインメント・出版・アミューズメント・ライツプロパティなどの事業を推進している。

 同社グループの数ある技術の中でも、ゲームで使用されるAIとコンピュータグラフィックス(CG)などのアートに関する技術は、同社グループの事業領域を超え、さまざまなエンタテインメント領域で展開可能となっている。
 今後、5Gを含む次世代の通信規格、XRなどのさまざまな技術革新が行われていく中で、新たなエンタテインメントが創出されることが見込まれている。新会社のスクウェア・エニックス・AI&アーツ・アルケミーでは、同社グループに蓄積されたAIとアートに関する知識・ノウハウをゲームだけにとどまらず、広く「エンタテインメントAI」として研究開発を推進するとともに、他のエンタテインメント企業との連携も視野に入れた新たな事業分野を創出することを目指す。
【関連記事】
シャープのAIoT対応冷蔵庫・空気清浄機データを関西電力に提供、見守りサービス向けに
30泊分19万8000の定額利用サービスを試験提供、民泊のRakuten STAY
サードウェーブが「LeagueU」公式スポンサーを継続、ゲーミングノートPC貸し出しで学生サークル支援
無人モデルハウスで新型コロナ対策にも、アキュラホームがトータルシステムを開発
ジャストシステム、人工知能(AI)&ロボット月次定点調査の19年総集編
編集部おすすめ