今回、開発した非接触UIのエッジAI基本モジュールは、Raspberry Piのような小型デバイスと標準カメラの安価な構成で、撮影者の指先をリアルタイムに検知して、ピンチ動作(つまむ)によってポインター操作や情報入力の非接触UI機能を、端末アプリケーションに簡単に組み込めるディープラーニングの画像認識モデルを含むソフトウエア開発キット(SDK)。
これまで、エッジデバイス上のAI開発では機械学習全般の課題である膨大な学習用画像データの収集や整理以外にも、小型デバイスで性能を引き出す実装技術・オープンソースのディープラーニングフレームワークを使いこなすまでの教育コスト・品質サポートの曖昧さなどの課題が指摘されてきた。
同社は、これらの課題を低減し、非接触UIデバイスの開発効率を向上させるために、膨大な指の画像の収集や指先動作を認識する画像認識モデルを開発。画像認識モデルを利用する基本モジュールは、Raspberry Piに最適化されたAI推論エンジンと、指の動作判定ライブラリーで構成され、シンプルなAPIによって端末アプリに非接触UI機能を簡単に組み込める。
また、指先位置を認識し、ポインター操作で非接触での情報入力が可能なアプリケーションやソフトの基本構造を理解するためのサンプルソースコードも用意している。
エッジAI基本モジュールとデモアプリケーションは、同時に提供を開始するエッジAI開発に特化したエンベデッドディープラーニングフレームワーク「KAIBER Lite」に付属している。KAIBER Liteは、Amazon.co.jpにて限定販売し、税別価格は13万円。
なお、標準版「KAIBER」では、Raspberry PiやWindows環境以外への非接触UIの基本モジュールの移植開発への対応を予定している。
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