総務省消防庁が発表している熱中症情報によると、6月29日~7月5日の1週間に全国で熱中症で救急搬送された人数は速報値で996人。前週の1651人から大幅に減少した。
これは前年の同時期(933人)とほぼ同じ水準だ。なお、数値は豪雨被害が大きく集計が遅れている熊本県の一部のデータを含まないものとなる。

 減少の要因として全国的に梅雨入りしたことがあげられる。特に西日本は記録的豪雨に見舞われていることもあり、熱中症患者は昨年より少なくなっている。一方、東日本は昨年より3倍近く増加している地域もあり、警戒感が高まっている。
 発生場所は住居が41.8%、職場が13.0%、教育機関が7.0%。新型コロナ、豪雨、熱中症と例年になく健康に関するリスクの高い状況が続いている。夏用マスクと合わせて、健康アイテムや防災グッズなど、これを機に見直すのもよいかもしれない。(BCN・大蔵 大輔)
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